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「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」、ゲーム流れを重要パートごとに紹介

メインストーリーの序盤と新たな物語が明らかに

3月30日 発売予定

価格:
【PS4版】7,800円(税別・通常/DL版)
10,800円(税別・プレミアムボックス)
16,800円(税別・スペシャルコレクションボックス)
【PS Vita版】
6,800円(税別・通常/DL版)
9,800円(税別・プレミアムボックス)
15,800円(税別・スペシャルコレクションボックス)
CEROレーティング:C(15才以上対象)

プレイ人数:1人

 コーエーテクモゲームスは、3月30日発売予定のプレイステーション 4/PlayStation Vita用ヒロイックRPG「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」の最新情報を公開した。

 今回はメインストーリーとなる少女たちの物語やゲームのポイントが明らかになった。登場キャラクターやゲームの流れを今までのおさらいとともに紹介したい。

「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」とは

 「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」は、現代の日本にある学園を舞台とした、少女たちの青春を描く“ヒロイックRPG”。

 本作の主人公・白井日菜子は、足の怪我の後遺症により、大好きなバレエを踊れなくなってしまった少女。バレエが踊れなくなった「日菜子」は心を閉ざしてたが、「司城夕月」と「司城来夢」の姉妹と出会い、魔法少女“リフレクター”に変身し、戦う力を手に入れる。

 リフレクターでいるあいだ、体を自由に動かせるようになる「日菜子」は、「足が治って、またバレエを踊れるかもしれない」という望みのために、「夕月」・「来夢」とともにリフレクターとして過ごしていく。

少女たちの物語

 「日菜子」が通う学園には、個性あふれる生徒たちが通っている。生徒たちは思い思いの学園生活を楽しむ一方、心に悩みや問題を抱えている。そんなたくさんの生徒とコミュニケーションをとることで、「日菜子」は少しずつ成長していく。

異世界:コンセプトアート

 リフレクターであり続けるため、「日菜子」は生徒たちの悩みや問題解決に奔走する。しかし問題は現実世界だけでは解決できないこともあり、「日菜子」たちは、人間の集合的無意識世界、通称“異世界”へ飛び込んでいくことになる。

 異世界で問題を解決したり学園で生徒たちと過ごしていくと、やがて現実世界に“原種”と呼ばれる巨大生物が出現し人間たちに襲いかかる。

【スクリーンショット】

登場キャラクター

【主人公・白井日菜子】

CV:高田憂希

【主人公・白井日菜子】

【司城夕月】

CV:高野麻里佳

【司城夕月】

【司城来夢】

CV:秦佐和子

【司城来夢】
【登場キャラクター】
一之瀬亜子/CV:花守ゆみり
井上千紘/CV:諏訪彩花
斎木有理/CV:佐倉綾音
真田凛/CV:伊藤はるか
菅本しほり/CV:小松未可子
多谷史緒/CV:白城なお
鳴宮圭/CV:徳井青空
西田早苗/CV:千本木彩花
蜷川麻央/CV:内山夕実
三井香織/CV:清水彩香
森川更紗/CV:加隈亜衣
芳村梨佳/CV:茅野愛衣

ゲームの流れ

 本作は、女子高生として現実世界で過ごす学園生活とリフレクターとして駆け巡る異世界、圧倒的な脅威となる原種との戦いの3つのパートに分かれている。基本的にこの3パートをくり返すことで、ゲームが進んでいく。

ゲームの基本的な流れ

【日常:学園生活】→【非日常:異世界】→【非日常:原種との戦い】

 ゲームの流れとそれぞれのパートでできることのポイントについて、パートごとに分けておさらいをしながら紹介したい。

日常:学園生活

 学園生活パートでは、ストーリーの進行はもちろん、放課後に生徒と交流して絆を深めたり、さまざまなミッションを受けることもできる。学園生活では、おもに生徒と交流して絆を深めたり、ミッションを受けて評価を高めていくことが目標となる。

【学園生活の基本】
授業中やお昼休み、放課後などにはストーリーの進行はもちろん、さまざまなイベントが発生する
生徒たちとの仲の良さは“交流値”で表され、“交流値”が高いと特別なシーンが展開されることがある
放課後は校内を歩きまわることができ、生徒と交流したり、異世界へ行なったりと自由に行動できるようになる
“放課後”を終えて帰宅すると、自宅ではリラックスシーンが展開されることがある。なかには選択肢が表示される場合もあり、シーンの内容によっては、のちに「日菜子」の能力がアップすることもあるかもしれない

・ポイント:放課後はミッションを受ける!

 放課後は、生徒たちの頼み事や問題である“ミッション”を受けられる。ミッションをクリアしたときにもらえる“評価ポイント”が一定に達すると、ストーリーが進行する。

 ミッションの内容はさまざまで、なかには、「日菜子」たちリフレクターを成長させるための“成長ポイント”が手に入るミッションもある。

【スクリーンショット】

・ポイント:成長ポイントでレベルアップ!

 ミッションなどで得た成長ポイントを、各リレクターのステータスに振り分けるとレベルアップする。ステータスごとに特定の値まで成長ポイントを振り分けると、スキルを習得可能となる。

・ポイント:絆エピソード、デートイベントで絆を深める!

【絆エピソード】
放課後に校内にいる生徒に話しかけると発生する場合がある“絆エピソード”。絆エピソードを進めて生徒たちとの絆を深めていくと交流値がアップするほか、フラグメントや成長ポイントが入手できる場合がある
【デートイベント】
絆エピソード同様、放課後に校内にいる生徒に話しかけたあと、「お出かけ」に誘うと発生する“デートイベント”でも交流値が変化する。どこへお出かけするかは、誘ってみてからのお楽しみ

・ポイント:雨の日の放課後と制服

 本作は、ストーリーの進行によって天気が変化する。時には雨の日もあり、雨の屋外に出たあとは、ふだんの制服とは異なる濡れた制服で校内を移動できる。

・ポイント:フリスペ!

【スクリーンショット】
「日菜子」たちにとって欠かせないスマホのコミュニケーションツール「フリスペ!」は、ゲームが進むたびにメニューが増えていく
メニューのひとつ“テーブルチャット”では、「日菜子」と生徒たちのメッセージのやりとりが確認できる。ここでしか知りえないエピソードも!?

・ポイント:自宅の楽しみ

【スクリーンショット】
帰宅後や登校前の自宅では、さまざまなシーンが用意されている。お風呂でのリラックスシーンはもちろん、着替えや考え事など、ふだんの学園とは違う「日菜子」の姿を見ることができる

非日常:異世界

 異世界パートでは、おもに学園生活で受けたミッションの達成や生徒たちの問題解決のため、アイテムを探したり、バトルを行なう。想いの欠片“フラグメント”を探すことと、ミッションの達成が大きな目的となる。

【異世界の基本】
異世界ではアイテムを入手したりバトルを行なってミッションをクリアしていく。敵と遭遇したときに先制攻撃を仕掛けると、有利な状態でバトルに突入できる
異世界でのバトルは、リフレクター3名の力を駆使して戦う。アタックやサポートなどのコマンドを選び、魔物を撃破していく

・ポイント:異世界でフラグメントを入手!

 異世界では、生徒の悩みを解決するためにフラグメントを探す場合もある。フラグメントに触れると生徒の本音を知ることができ、彼女たちの抱える悩みを解決するヒントが得られる。

【スクリーンショット】
入手したフラグメントは、スキルに装着することでバトル中にさまざまな効果を発揮する。自分のバトルスタイルに合わせて、どのスキルに何の効果のフラグメントを装着するか吟味しよう
フラグメントは、集めたアイテムを使うことで強化できる。強化に必要なアイテムは、フラグメントごとに異なるほか、強化後のフラグメントの効果は強化前とはまったく違うものになる場合も

・ポイント:アイテムを作成!

 異世界では、手に入れたアイテムを使って、バトルなどに役立つさまざなアイテムを作成できる。作ることができるアイテムは、ストーリーを進めていくことで増えていく。

【スクリーンショット】

非日常:原種との戦い

 学園生活や異世界探索などをくり返していくと、メインストーリーが進むとともに、やがて現実世界に“原種”が現われる。“原種”は物語の局面でたびたび現われる。

 「すべての原種を倒せば、願いが叶う――」

 「日菜子」は「再びバレエを踊る」という自分の願いを叶えるため、世界を守るために“原種”に立ち向かう。

【すべてのバトルの基本】
異世界での通常戦闘を含め、本作のすべてのバトルは、アタックなどのコマンドを選んで進めるターン制のバトルになっている。画面上部にある“TIMELINE”は行動順を示し、アイコンが中央にきたキャラクターが行動する
バトルでは“MP”と、感情のエネルギーである“エーテル”が重要な要素となる。“MP”は、アタック系・サポート系などすべてのスキルを使用する際に必要となる
エーテルは、“エーテルチャージ”のコマンドでためられる。エーテルチャージ中は、コマンドを選んだキャラクターのMPも回復する
本作のバトルでは、アタックなどのコマンドのほかに受けるダメージを軽減する“ガード”や、味方全員のHPを回復する“リカバリー”などの“アクティブコマンド”が存在する。アクティブコマンドは、ゲームの進行に応じて選べる種類が増えていく

・ポイント:仲間のサポートを活用!

【スクリーンショット】
異世界での通常のバトルと、現実世界での原種との戦いで大きく異なるのは、原種との戦い時にほかの生徒のサポートを受けられること。原種と戦う前に、リフレクターひとりにつき最大4名まで、いっしょに戦うメンバーを選べる
仲間にはHPとMPがある。サポートは仲間のMPが最大になると発動可能状態となる。なお、仲間のHPがなくなると、戦線から一時撤退してしまう
仲間のサポートは攻撃系から防御系まで、じつにさまざま。交流値が高いほど、仲間がサポートしてくれる頻度が高まる。どんなキャラクターがどんなアクションでサポートしてくれるか、期待したい
原種との戦いでは、仲間が戦況やアドバイスを“ライブツィート”で伝えてくれる。オーバードライブや回復のチャンスを見逃さないようにしなければならない

・ポイント:アクティブコマンドを活用!

【スクリーンショット】
アクティブコマンドは、最大で4種類まで増える。いずれもボタンを押し続けているあいだ効果がアップするとともに、消費するエーテルも増えていく。ただし、リフレクター以外の仲間のHPとMPを回復する“サポーター保護”が選べるのは原種との戦いのときのみ

・ポイント:オーバードライブで連続行動!

【スクリーンショット】
エーテルチャージでためたエーテルは、アクティブコマンドのほかにも、“オーバードライブ”という、1度の行動中に連続でスキルを使えるようになる技にも使用する。行動順がきたときに“オーバードライブ”のコマンドを選択し、連続してスキルを使う回数を決める
オーバードライブ最大の利点は、連続使用の回数に応じて、どんどんスキルの威力がアップしていくこと。消費エーテルをおさえて少ない回数でコンスタントに仕掛けるか、エーテルを十分ためるまで我慢して、最大回数を一気に叩き込むかは、プレーヤー次第!
【オーバードライブ最後の大技・協力技!】
1度のオーバードライブでスキルを連続使用できる回数には、上限があり、その上限までオーバードライブを行なうと、最後にリフレクター3名による高威力の協力技が発動する

少女たちの物語ー日常と非日常で展開する物語ー

メインストーリー

 ここからは、重要な3パートを踏まえ、すでに判明しているものも含めたメインストーリーの序盤を紹介したい。

【日常・学園生活】
本作の物語は、「日菜子」が初めて学園に通う日からスタートする。足の怪我の影響で入学式にも出席できなかった「日菜子」は、初登校の日に同じ中学校出身の「西田早苗」に出会う
登場する生徒たちは皆、一見ふつうに見えても心に大きな問題を抱えている。「早苗」の場合、「日菜子」への憧れが強すぎて感情が暴走してしまい……
【非日常・異世界】
暴走した「早苗」に驚いた「日菜子」は、気づくと見知らぬ世界に……。突如魔物に襲われた「日菜子」は、謎の少女たちの声に導かれ、知らぬ間に身につけていた指輪を使って魔法少女“リフレクター”に変身。襲い掛かる魔物と戦う
謎の世界で、不思議なアイテム(フラグメント)を見つけた「日菜子」。そのアイテムに触れると、「早苗」の本心が「日菜子」に流れ込んでくる
【日常・学園生活】
「早苗」のフラグメントを見つけたあと、「日菜子」は現実世界に戻される。フラグメントから「早苗」の本心を知り共感できたことで「早苗」の暴走はおさまり、彼女の抱えた問題も解決する
「早苗」と別れた「日菜子」は、初めて訪れた教室で、学園で行なわれる文化祭の実行委員に任命される。「日菜子」を実行委員に推薦したのは、「早苗」が暴走したときに訪れた謎の世界で耳にした少女たちの声と同じ声の「司城夕月」と「司城来夢」
その後、「夕月」と「来夢」に昼食に誘われた「日菜子」は、屋上で魔法少女・リフレクターのことや、謎の世界について、ふたりを問い詰めようとするが……
そこに偶然、同じクラスの「真田凛」が居合わせ、結局リフレクターや謎の世界のことは詳しく聞けずじまい。「日菜子」は、「来夢」たちにつられるかたちで、「凛」の悩みを聞くことになる
恋愛相談にのるうち、「凛」の様子がおかしくなっていき、「早苗」のときのように「凛」の感情が暴走。慌てる「日菜子」だったが、「夕月」と「来夢」の言葉に従い、指輪を「凛」にかざす
【非日常・異世界】
指輪をかざしたあと「日菜子」が立っていたのは謎の世界。「日菜子」は「夕月」と「来夢」から、この世界が人間の集合的無意識世界“コモン”(通称“異世界”)であることを知らされる
異世界で話をしていると、突如現われた魔物が3人に襲いかかる。そこで「日菜子」は、「夕月」と「来夢」がリフレクターであることを知らされる
「日菜子」もリフレクターに変身し、3人の力で魔物を撃破。その後「日菜子」は、リフレクターが人の想いの欠片“フラグメント”の力で戦う魔法少女であること、魔物からフラグメントを守るのが仕事であること、フラグメントを集めて“原種”を倒す必要があることを聞かされる
異世界で「凛」のフラグメントを見つけた「日菜子」は、「凛」の想いを理解してフラグメントを“固定化”し、力を共有するよう「夕月」と「来夢」に促される
【日常・学園生活】
「凛」のフラグメントを固定化して現実に戻っても、彼女はまだ悩んだまま。フラグメントを通して「凛」の本心を理解し、共感できた「日菜子」は、その想いを伝え「凛」の悩みを解決する
すっきりした「凛」に、「来夢」が“お守り”と称して指輪を差し出す。指輪をつけることで、リフレクターとのつながりができ、力を得られると言う
「早苗」や「凛」のときのようにフラグメントを集めて力をつけていかないと、原種を倒せずに世界が滅ぶと聞かされた「日菜子」は、「夕月」と「来夢」から世界を守るためにいっしょに戦ってほしいと伝えられる
なぜ自分がリフレクターに選ばれたのか戸惑う「日菜子」に対し、「来夢」は、すべての原種を倒せれば、たったひとつだけ何でも願い事が叶うと告げる
「願いが叶う」という言葉を聞いて考え込む「日菜子」。バレエのことを忘れたことがない「日菜子」にとっての願いは、やはり……?
翌日、リフレクターや原種、異世界のことでまだ頭がいっぱいの「日菜子」の前に、別のクラスの文化祭実行委員である「森川更紗」が現われる
文化祭についての話をするはずが、「日菜子」がバレエをやめてしまったことを知りそれどころではなくなってしまう「更紗」
その後場所を変え、バレエをやめた理由について「更紗」に伝える「日菜子」。「更紗」はかつての「日菜子」のバレエの実力を知っているだけに、踊るのをあきらめてしまった「日菜子」を許せないようだが……
「日菜子」がバレエをやめてしまった経緯を知った「更紗」の様子がおかしくなっていることに気付いた「日菜子」たちは、感情が暴走してしまった「更紗」を助けるため、異世界へ向かう
【非日常・異世界】
異世界を探索し、更紗のフラグメントを見つけた日菜子は、更紗の本心を知る
【非日常:原種との戦い】
現実世界に戻り、「更紗」に想いを伝えようとしたそのとき、世界に異変が起こる
突如現れた強大な敵・原種。指輪をつけた「早苗」、「凛」、「更紗」の力を借りて「日菜子」たちは原種に立ち向かっていく

少女たちの物語ー鍵盤は行軍するー

天才ピアニストの葛藤

 ここでは、キャラクターのエピソードの一部をピックアップして紹介する。廊下で綺麗なピアノの音色を聞いた「日菜子」が出会ったのは、天才ピアニストと称される「多谷史緒」だった。

【スクリーンショット】
音楽室前でピアノの音色を聞いた「日菜子」は、発表会を間近に控えてピアノの練習をつむ「史緒」に出会う。「日菜子」はきれいな音色だったと感想を告げるものの、「史緒」は思う音色が出せずに発表会は失敗するかも、と不安な様子
「史緒」が気になり、情報通の「一之瀬亜子」に「史緒」のことを尋ねる「日菜子」。どうやら「史緒」はスランプに陥っているらしく、うまく演奏できるか相当ナイーブになっているようだ
「史緒」に何かよいアドバイスができないか悩む「日菜子」の前に、それまでとは打って変わって明るい表情の「史緒」が現われる
ふだんと違うピアノを使ったら、思いどおりの音が出せたとうれしそうに報告する「史緒」
思いどおりの音が出せなかったのは、自分のせいではなくピアノのせい。自分は悪くない。そう言い続ける「史緒」の様子はだんだんとおかしくなり、やがて感情が暴走しはじめる。思いどおりの音が出せたはずの「史緒」が抱える問題とは……?