【特別企画】

「ポケモンチャンピオンズ」まずはコイツをスカウトしろ! シングル・ダブルで活躍できる汎用性の高いポケモン5選【ポケチャン初心者攻略】

【「Pokémon Champions」(ポケモンチャンピオンズ)】
4月8日 配信開始
基本プレイ無料(アイテム課金制)

 4月8日にリリースされたNintendo Switch用ポケモンバトルゲーム「Pokémon Champions(以下、チャンピオンズ)」では、全く新しい対戦環境でのポケモンバトルが日夜行われている。

 シリーズ最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)」の対戦環境と比較すると多くのポケモン・持ち物が制限される中、外伝作品となる「Pokémon LEGENDS Z-A」で初登場したメガシンカポケモンの追加や、過去作品から懐かしのポケモンが再登場するなど、変更点が非常に多い。

 まさに一新された環境となったことで、新たにポケモンバトルを始めるのに最適な環境が整っている。本格的なポケモンバトルに興味のあったプレーヤーは、この機会にぜひ本作を遊んでみてほしい。

 本稿では、初めて本格的なポケモンバトルを始める初心者や、久々にガチ対戦を楽しみたい復帰勢に向けてゲーム内でポケモンを入手する方法「スカウト」を行う際に優先してゲットしたいポケモンを紹介していこう。

【【公式】『Pokémon Champions(ポケモンチャンピオンズ)』4th Trailer】

過去作を遊んでいるプレーヤーは「ポケモンホーム」をチェック!

 オススメのポケモンを紹介する前に前提知識として「チャンピオンズ」の仕様について軽く紹介しておこう。

 「チャンピオンズ」では、「Pokémon HOME(ポケモンホーム)」を経由すれば既存のシリーズタイトルからポケモンを連れてくることが可能となっている。

 もし既存のポケモン作品を遊んでいたプレーヤーは、まず他タイトルから「チャンピオンズ」にポケモンを移すことをオススメしたい。

【ポケモンホーム】
「ポケモンホーム」内に「チャンピオンズ」へ送るコマンドが追加されている
現状は一部の最終進化ポケモンのみが対応しているので、移動の前に連れていけるポケモンを調べておくと安心だ

□「レギュレーションM-A」に参加できるポケモン

 加えて「チャンピオンズ」では、連れてきたポケモンを対戦に適したステータス・わざ構成に簡単に調整できる。

 対戦用には育成していないポケモンであっても「チャンピオンズ」内で簡単に対戦用のポケモンとして育成し直せるので、冒険の中で捕まえたいわゆる「旅パ」や、捕獲したばかりのポケモンであっても連れてくる価値が十分にあることを覚えておこう。

筆者も対戦用に育成した「リザードン」を所持していなかったので「ポケモン剣盾」で適当にレベル上げした個体をチャンピオンズに持ってきた。VPを消費すれば一瞬でガチ仕様の育成が可能だ!

 このことから、「チャンピオンズ」内でポケモンを入手できる「スカウト」では、基本的に「自分が所持しているタイトルでは入手しづらいポケモン」を優先してゲットするのが最重要となる。

 例えば「ポケモンSV」のみ所持しているプレーヤーの場合、ヒスイのポケモンなどは「Pokémon LEGENDS アルセウス」から「ポケモンホーム」を経由しなければ入手できなかったり、追加DLCを購入していないプレーヤーは一部過去作のポケモンの入手が難しかったりする。

 「スカウト」では、今作に登場するほぼすべてのポケモンを入手するチャンスがあるので、この機会に出会ったことのないポケモンをゲットするのがいいだろう。

【スカウト】

 ここからは以上の前提条件を踏まえて対戦環境で活躍しているポケモンを紹介していこう。

 過去作での入手が難しいプレーヤーや、そもそも「チャンピオンズ」が初めてのポケモンタイトルだというプレーヤーは、ぜひ参考にしてほしい。

ガブリアス

 「ガブリアス」は「ポケモン対戦界の主人公」といっても過言ではないほど、長年活躍し続けている強力なポケモンだ。

 最新作である「ポケモンSV」の対戦環境では対面不利な新ポケモンが多かった事に加え、能力のインフレにも少し置いていかれた事で影を潜めていたが、強力なポケモンや持ち物が制限されている本作ではその能力を如何なく発揮している。

【ガブリアス】

 ドラゴン・じめんという恵まれたタイプと防御力で、大抵の攻撃は1発耐えるほどの耐久力、絶妙に多くのポケモンを追い抜くよう調整された素早さ、強力なメインウェポンと攻撃力で十分すぎる殲滅力、といった完成されたステータス(種族値)を持つポケモンなのだ。

 現環境では性格と能力ポイントを素早さに全振りした最速の構成が主流だが、わざ構成や持たせるアイテムは合わせるパーティによって様々だ。

 「ガブリアス」自身をエースに添える「つるぎのまい」+「ラムのみ」構成、こうげきとすばやさに能力ポイントを全振りし、ほぼ確実に1回は攻撃できる「きあいのタスキ」構成、素の耐久性と攻撃力を活かしながら相手の不意を突ける「こだわりスカーフ」型など……。ただでさえスペックお化けなのに対面した際にどんな型なのか予測できないのも「ガブリアス」の強みだ。

 シングル・ダブルの両方で活躍でき、環境に合わせてカスタマイズし続けることで長く対戦で遊べるポケモンというのも、初心者にオススメできるポイントだ。

 適当にバトルに入れてもほぼ確実に活躍できるパワーがあり、バトルに選出しなくてもパーティに入っているだけで相手は警戒するためぜひゲットしておきたいポケモンだ。

【育成例】
「ラムのみ」を持たせ「つるぎのまい」で3タテを狙う王道的な構成。「どくづき」は環境によって「いわなだれ」などに変えることも

リザードン

 対戦環境の主人公が「ガブリアス」なら「ポケモン界の主役は俺だ」と言わんばかりに世界的に大人気なポケモン「リザードン」は、対戦環境でも大活躍しているポケモンの1匹だ。

 恵まれたタイプと豊富なわざの選択肢で高火力のアタッカーながらも器用な立ち回りができるポケモンだ。加えて本作の初期環境は「メガシンカ」を使えるルールなので、2種類の「メガシンカ」先を持つ「リザードン」は選択肢が非常に多いポケモンとなる。

【メガリザードンX/Y】

 「メガリザードンX」は超火力の物理アタッカーなので「りゅうのまい」などの積み技を使えれば一気にゲームを終わらせるほどの破壊力があり、エースポケモンとして申し分ない存在だ。

 逆に「メガリザードンY」は高火力の特殊アタッカー。特性「ひでり」によって天候を変化させるので、他のほのおタイプのサポートや弱点のみずタイプのポケモンに、溜めなしで「ソーラービーム」を撃ち込めるなど、他のポケモンにはない強さを持っている。

 このように、メガリザードンは「X」と「Y」で正反対の性質を持つ。対面した際には“どちらのメガシンカになるのかは未知数”というのが恐ろしく、どちらの「メガシンカ」も非常に使い勝手がいいので多くのトレーナーに重宝されているのだ。

 現状ではシングル・ダブル共に「メガリザードンY」が主流の型として活躍している印象だが、バトル形式の違いでもわざ構成がガラリと変わるのでカスタマイズ性も高い。

 何よりポケモンを知らない人でも存在を認知されているレベルで大人気のポケモンなので、そのかっこいい姿に見とれてほしい。

【育成例:メガリザードンX】
「りゅうのまい」を使用して超火力の物理攻撃で全抜きを狙う構成。「かみなりパンチ」は苦手なみずタイプのポケモンへの牽制で入れているぞ!
【育成例:メガリザードンY】
相手の天候変化を邪魔しつつ高火力の特殊わざで順当に戦う構成。「げんしのちから」はミラー戦が発生する事が多かったので採用している

アーマーガア

 ポケモン対戦において重要な要素のひとつが、苦手な対面に出くわした際にポケモンを入れ替えて攻撃をしのぐ「サイクル戦」だ。

 「アーマーガア」は、ひこう・はがねという恵まれた複合タイプによって多くのタイプの攻撃を半減できるうえ、非常に高い防御ステータスとステータス変化を跳ね返す特性「ミラーアーマー」によって並大抵の物理アタッカーでは崩せない耐久力を持っている。

【アーマーガア】

 覚えるわざもぼうぎょを上げる「てっぺき」やHPを回復する「はねやすめ」などクッション役として素晴らしいわざが揃っており、相手の攻撃を受け流すサイクル戦の守護神として十二分に活躍できるポケモンなのだ。

 「ガブリアス」「ミミッキュ」「イッカネズミ」など物理攻撃を主軸としているアタッカーは「アーマーガア」を突破するのが非常に難しいため、パーティにいるだけで相手の選出を鈍らせることができるだろう。

 他のポケモンと組み合わせてほのお・でんきタイプの特殊アタッカーをカバーして立ち回るもよし、選出せずに相手の物理アタッカーを牽制するもよしと、パーティの縁の下の力持ちとして常に活躍してくれる。

 現環境だと「てっぺき」と「はねやすめ」を軸に物理アタッカーを詰ませる構成が流行しており、パーティに物理アタッカーを採用する際には「アーマーガア」への対策を別途用意しておくのがベターとなっている。

【育成例】
「たべのこし」を持たせて耐久力を上げ、最もオーソドックスな「ボディプレス」と「ドリルくちばし」を採用した構成。「ちょうはつ」を受けると機能不全になりやすいから注意が必要だ!

アシレーヌ

 現環境で流行しているポケモンへの対抗策として重宝されているのが「ポケモン サン・ムーン」の御三家の1匹「アシレーヌ」だ。

 みず・フェアリータイプの複合は軽減タイプも多く「ガブリアス」や「ブリジュラス」を筆頭としたドラゴンタイプへの対策にもなる。とくぼうとHPが非常に高いので「アーマーガア」とは逆に特殊アタッカーへの対策としても活躍できる。

【アシレーヌ】

 加えて覚えるわざも非常に優秀。専用わざの「うたかたのアリア」は「みがわり」などを貫通できる「音わざ」に分類されており便利だ。攻撃後に他のポケモンと入れ替わる「クイックターン」も覚えるため、サイクル戦でも強く立ち回ることができる。

 他にも絡め手を逆手にとる「アンコール」、鈍足をカバーできる先制わざの「アクアジェット」、「めいそう」と「ドレインキッス」を採用してエースとして活躍もできるなど、今までの例に漏れずこのポケモンもできることが非常に多いのが特徴だ。

 現環境で使われる多くのポケモンに対して後出しが可能なので、様々なパーティの弱点を補完できる存在として現在大活躍しているポケモンなのだ。

【育成例】
今回の「アシレーヌ」は耐久と火力にポイントを振って対面性能を上げている構成! 後出しでみずタイプを出される機会が多かったので「アンコール」ではなく「エナジーボール」を採用してみた

ゲンガー

 現環境でバトルの初手に出された際に最も恐ろしいと感じるポケモンが「ゲンガー」だと、筆者は考えている。ゲンガーは、その高いとくこうとすばやさでガンガン攻める特殊アタッカーだが、真に怖いのは豊富すぎる絡め手の数々だ。

【ゲンガー】

 自身が倒れる際に相手もひんしにする「みちずれ」、耐久ポケモンに刺さる「どくどく」や「さいみんじゅつ」、先制して相手の絡め手を封じる「ちょうはつ」など……相手の戦略やペースを崩せる手数が大量に存在するのだ。

 弱点としては耐久力がないことだが、「きあいのタスキ」を持たせれば何かしらの仕事を果たすことができる。メガシンカすると、相手のポケモンが交代できなくなる特性「かげふみ」を持つため、やれることが多いポケモンなのだ。

 「何をされるかわからない」という状況がポケモン勝負では最も恐ろしく、どんなに場数を踏んでも裏目がつきまとう「ゲンガー」は今作でも非常に優秀なポケモンと言えるだろう。

【育成例:タスキ型】
「きあいのタスキ」を持たせた先発性能を重視した構成。選出されるポケモンの傾向がわかったら「ちょうはつ」を通りのいい特殊わざに変更するのも良さそうだ

 今回紹介したポケモンはシングル・ダブルの両方で活躍できつつ、様々なパーティで採用できる汎用性の高いポケモンをチョイスした。

 能力ポイントの割り振りやわざ・能力補正を調整すれば戦い方がガラッと変わるカスタマイズ性の高いポケモンでもあるので、初心者が長く遊べるポケモンとしてもオススメだ。本格的なポケモンバトルへ参入する際の参考にしてみてほしい。

 シングル・ダブルそれぞれにフォーカスすると、「各バトル形式に特化した」オススメのポケモンも存在するので、そちらに関してはまた別途紹介したいと思う。

 この機会に全く新しい「ポケモンチャンピオンズ」の対戦をぜひ始めてみてはいかがだろうか。