【特別企画】
初代デュエルキング誕生! 「遊戯王 マスターデュエル」高校生日本一決定戦イベントレポート
初戦敗北からの逆転劇! 大人顔負けの強さを誇るデュエルタクティクス
2026年2月2日 13:15
- 【『遊戯王 マスターデュエル』高校生日本一決定戦】
- 開催日:2月1日
- 会場:コナミクリエイティブフロント東京ベイ
コナミデジタルエンタテインメントは、デジタルカードゲーム「遊戯王 マスターデュエル」にて高校生を対象とした大会「『遊戯王 マスターデュエル』高校生日本一決定戦」を2月1日に開催した。会場は東京都のコナミクリエイティブフロント東京ベイ。
本イベントは全国の高校生を対象に開催された初の「遊戯王 マスターデュエル(以下:遊戯王MD)」の公式大会だ。2人1組のチーム戦で行われた本大会は、全国から集った若き精鋭デュエリスト達の知略と絆がぶつかり合うイベントとして大きな注目を集めた。
大会サポーターとしてお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介氏とお笑いコンビ・宮下草薙の宮下兼史鷹氏、おひな様でお馴染みのタレント長浜広奈氏が出演。試合の実況にはデュエリストにはお馴染みの南雲大輔氏と、解説として現代最強デュエリストの1人たすく氏が出演しイベントを大いに盛り上げてくれた。
今回の記事では史上初の「高校生日本一デュエリスト」が誕生する瞬間に立ち会う事ができたので、そんな熱き激闘の様子をレポートしたいと思う。
大会レギュレーション&現代環境推察
まず始めに本大会のレギュレーションや現在の「遊戯王MD」環境について紹介したい。
本大会のフォーマットは2人一組のチーム戦で、配信内では予選を勝ち抜いた8チームによるダブルイリミネーションのトーナメント戦が繰り広げられた。各選手がそれぞれ同時にデュエルを行ない合計2勝したチームが勝利となるが、それぞれ1勝1敗となった場合は勝利したチームメイト同士がデュエルを行ない勝敗を決める形式となっている。
2人チームという違いはあれど、基本的には大型大会の「Yu-Gi-Oh! World Championship」と同じ形式なのでなじみ深いプレーヤーも多いだろう。
選手はそれぞれ2デッキを事前に登録し、試合毎にどちらのデッキを使用するかを選択できる。デッキパワーの高いアーキタイプを握る者、流行のデッキへのメタカードを大量に投入したデッキを用意する者、己の信じた愛するデッキをチョイスする者など、それぞれに”味”を感じられるデッキが数多く登場した。
また本大会はデュエル中にチームメイト同士の相談が可能となっているので、チームメイトへの助言や激励など”チーム戦ならでは”の良さが見受けられたのも特徴的だ。戦略の確認は勿論ながら、お互いに激励を飛ばし鼓舞するシーンなども見られ、粗削りながら若々しい才能がぶつかり合う青春の一ページを垣間見られたのも本大会ならではだろう。
続いて本大会の「遊戯王MD」環境について紹介したい。
カードプール、並びにリミットレギュレーションに関しては12月に開催されたゲーム内イベント「デュエリストカップ」と同一の内容となっている。大きな特徴として2025年12月5日に追加されたカードパック「スペリオル・イン・ザ・スカイ」までに収録されたカードプールのみとなるので、1月8日のアップデートで追加された「ヤミー」や「DD」の追加カードは使用できない。
またリミットレギュレーションも12月5日に適用された内容に準拠し、「M∀LICE(マリス)」デッキの追加規制が行われる前なので「M∀LICE<P>White Rabbit」と「闇の誘惑」などが3枚使用できる環境な点にも注目だろう。
この時期に活躍していたアーキタイプとしては「M∀LICE」、「ドラゴンテイル」などが筆頭に挙げられ、他にも様々なテーマと複合する形で「ライゼオル」や「巳剣」デッキ等も活躍していた印象だ。
これらTopTierのデッキにもそれぞれ相性関係があり、例えば幅広く多くのデッキに有利に立ち回れる「M∀LICE」デッキだが「ライゼオル」には少し不利相性になるといった関係性が構築されている。他にも後手型デッキとして「閃刀姫(せんとうき)」や「天盃龍(てんぱいりゅう)」などのデッキも十分に活躍できた環境でもあり、本大会でもバリエーション豊かなデッキ同士の対決が行なわれていた。
大人顔負けのデュエルタクティクス! 新世代デュエリストの熱き激闘
配信内では決勝戦まで含め合計で7試合のデュエルが披露され、若き世代のデュエリスト達による非常にレベルの高い知略のぶつかり合いを楽しむ事ができた。「遊戯王」の強弱に年代の差など関係無いとは思ってはいるが、思わず選手たちのタクティクスに感心してしまうシーンが数多く見受けられるのだ。
その予兆は配信で行われた第一試合「天叢雲剣」VS「@イグニ☆'S」の段階から既に感じ取ることができる。
黄金旅程選手とイチョット選手の試合では「M∀LICE」デッキによるミラーマッチが繰り広げられたのだが、「M∀LICE」デッキへのキラーカードである「レッド・リブート」と「アーティファクト-ロンギヌス」がしっかり飛び交う試合となっていた。
自身が握る「M∀LICE」デッキが大会環境的にしっかり最強デッキの一角だと理解した上で、対策カードを採用した構築に仕上げてきているのだ。
本大会が2デッキ制である部分を巧みに活用できている試合も見受けられた。
LOSERS SEMI FINALにて行われたおやすみ選手VSチーズ選手の試合では、あえて後攻を選択する「天盃龍」デッキの鮮烈な後手捲りが披露されている。
投入する後手捲りカードの内容次第で有利な相手が変化するアーキタイプなのだが、大会の後半戦になった事で”この大会の環境傾向”をある程度把握できたからこそ選択されたデッキに感じられるのだ。
しかし面白いのが続くLOSERS FINALでの試合だ。前試合で「天盃龍」を使用したチーズ選手とamawasa選手の試合では、amawasa選手が“あえて”後攻を選択したような様子が確認できる。先行を取った際の脆弱性が弱点となる「天盃龍」を見越してのチョイスとなり、その読みが上手く決まったシーンだと言える。
大会全体を通してこのような大人顔負けの読み合い、戦略が光るタイミングが多く、非常に見応えのあるデュエルが数多く繰り広げられたのである。
そんなハイレベルな戦いを制して決勝戦に進んだのは「うちゅマグキ2人衆」と「@イグニ☆'S」の2チームだ。決勝戦では同時に試合を実施せず、それぞれの選手の試合を1試合ずつ順番に行なう。
第一試合はチーズ選手とnia選手のデュエルとなり、デッキタイプとしては様々なテーマを取り入れる融合デッキ「ティアラメンツ」と最強エクシーズデッキの筆頭「オノマトライゼオル」の戦いとなった。
先行を取ったチーズ選手の「ティアラメンツ」展開を「マルチャミー・フワロス」で牽制する形で試合はスタートする。「ティアラメンツ」の暴力的な墓地肥やしによる展開を行なうが、相手のドローを押さえる為に気持ち控えめな状態でターン終了。
後攻のnia選手は「ライゼオル」と「オノマト」による展開をするが無情にも「増殖するG」により一旦足踏みを余儀なくされるが、“このターンでキルを狙う”プランを決行し相手のドローを貫通する構え。最終的には敗北に直結する「No.60 刻不知のデュガレス」の効果を通す攻防をランダム墓地肥やしで生まれた「剣神官ムドラ」等を絡めたカードで征したチーズ選手が勝利を収めた。
数多の攻防が非常にハイレベルかつ、ドローと墓地肥やしの枚数が多くランダム要素が多いデュエルの中で、お互いにしっかり最後まで勝利を諦めない粘り強さを感じられる決勝戦に相応しい一戦となっていた。
続く第二戦はイチョット選手とsebek選手のデュエルとなり、デッキタイプとしては「デモンスミス」ギミックを取り入れた「ドラゴンテイル」と「ライゼオル」の激突だ。
先行を選択したイチョット選手は「デモンスミス」を用いた展開でしっかり相手の手札誘発を牽制し、「ドラゴンテイル」側の展開で妨害&リソース確保をしっかり通すプランを見せる。
対する後攻のsebek選手は「ライゼオル」の貫通力を遺憾なく発揮しながらも、相手の手札に加えられた「星辰砲手ファイメナ」をしっかり警戒した”可能な限り融合をさせない”プランで相手の妨害を躱していくのだ。具体的には「ドラゴンテイル」名称を可能な限り相手の盤面から無くす、「ドラゴンテイル」魔法・罠の効果を通さない事でオマケのドロー効果を使用させない、といった細かいプレイで勝機を最後まで捨てないプレイが見事だった。
多様なエクシーズモンスターで盤面を捲りながらも、最終的にはイチョット選手の手札に舞い降りた最強融合カード「ラーフ・ドラゴンテイル」の力が後押しとなり、イチョット選手の勝利となった。
どちらの試合も語る要素の多い奥深いデュエルだったが、知識・プレイング・運の全てを注ぎ込んで勝ち取った勝利だったと言える。
優勝した「@イグニ☆'S」は予選トーナメントを第一位で突破しながらも本戦トーナメントでは初戦を敗北でスタートしたチームだった。そこから着実に勝利を重ね、LOSERSを勝ち上がっての優勝なので非常にドラマ性にも溢れている。
優勝者インタビュー「@イグニ☆'S」&最強デュエリスト「たすく」氏へのインタビュー!
ここからは本大会を制した「@イグニ☆'S」へのインタビューと、解説を務めた現代の最強デュエリスト「たすく」氏へのインタビューの内容を紹介したい。
高校生らしいフレッシュな息吹と、新時代のデュエリストへの期待が感じられるコメントとなっていたのでぜひチェックしてほしい。
チーム「@イグニ☆'S」
――改めて今の感想をお願いします!
チーズ選手:今すごく体が熱くて。本当に優勝できてよかったと思います。
イチョット選手:自分も1回戦で負けたため、ここから逆転できるなとは思ってなくて。本当に優勝できて嬉しいです。
――お二人が遊戯王を始めたきっかけは何でしょうか?
チーズ選手:ここにはいないのですが、別の友人から誘われて始めたのがきっかけですね。
イチョット選手:僕も同じです。
――今回のデッキチョイスの意図はなんでしょうか?
チーズ選手:普段から「天盃龍」デッキを握っているため、まず「天盃龍」という後攻デッキと、不意打ち用の「ティアラメンツ」という先攻デッキを握ってました。
イチョット選手:自分は絵柄が可愛くて好きで使い始めた「M∀LICE」デッキは慣れているため今回使おうかなと決めました。もう1つのデッキは「M∀LICE」が苦手な「ライゼオル」を対策するために「ドラゴンテイル」をチョイスした形になります。
――本日行なわれたデュエルの中で印象的なシーンがありましたらそれぞれお答えください。
チーズ選手:自分はやはり決勝戦になります。ライフポイント350からの捲りが一番印象に残りました。
イチョット選手:自分は4回戦目かと思うのですが「閃刀姫」戦で、なんとか後攻から捲ったシーン等が一番印象的でした。
――本日の勝因はズバリなんでしょうか?
イチョット選手:1試合目に負けてしまったので、そこから落ち込まずに切り替えて「次頑張ろう」ってやったのは結構大きいかなと思います。
チーズ選手:1試合目は負けてしまった影響もあり、その後も午前中は相方の調子があまり良くなかったため「自分が引っ張ってやるんだ」っていう強い気持ちで挑みました。
――お二人が一番好きな遊戯王カードをそれぞれ教えてください
チーズ選手:「終獄龍機XII-ドラストリウス」です!
イチョット選手:自分は「蟲惑魔(こわくま)」っていうデッキの「セラの蟲惑魔」が一番好きです。
――チーム戦ならではの良さみたいな部分がありましたら教えてください。
チーズ選手:チーム戦は自分が負けてしまったから相方に任せるといった事ができるのが良いですね。そこで相方が勝ってくれたら共に喜びを分かち合えるっていうのはやっぱりチーム戦ならではなのかなと思います。
イチョット選手:二人で挑むので一人で考えるよりも二人で考えた方がいい案が出るじゃないですか。それはやっぱりチームのいいところかなと思います。
――最後に優勝の副賞として「たすくさん」への挑戦権を獲得した意気込みをお聞かせください。
チーズ選手:たすくさんに勝って、「世界一を獲ったぞ」って言いたいですね!
イチョット選手:たすくさんは世界一になった記録があり、とても遠い存在に感じますが勝ちたいです!
たすく氏
――優勝したお二人への率直な感想をお願いします
たすく氏:予選1位という場所から初戦で1回負けてしまい、LOSERSからの怒涛の快進撃ということで印象的でした。やはり1度の敗北を経験して、さらに強くなるといったプレーヤーたちだったのかなと思っています。次が負けられないという状況が彼らをさらに強くしたのかなとも感じました。
あとはプレイングがめちゃくちゃ上手いです。「遊戯王」を始めて1年から1年半とプロフィールに記載がありましたがそんなレベルではないなと思いました。妨害を我慢するといった「遊戯王」の深いプレイングの部分を知っていたので驚かされましたね。センスと練習量を感じるお二人でした。
――今日は2人1組のチーム戦でしたが個人戦には無い面白さとはなんでしょうか?
たすく氏:チーム戦ならではの面白さはまず2人で練習ができるって部分でしょうね。1人だとどうしてもモチベーションの維持が難しかったりするのですが、2人でなら切磋琢磨して強くなれるので。
また、2人の知識を共有して勝てるというシーンがあるのが面白いです。対戦中により良い方のプレイングを選択できるという点がチーム戦の魅力ですね。
――ご自身が高校生の頃と比べて現代の若いデュエリストはいかがでしたか?
たすく氏:自分が高校生の頃は情報がなかなか手に入らない状態だったので、自ら試行錯誤する必要がありましたが、現代はネットなどで情報が見つけやすくて、そういった環境だとプレーヤーのレベルも高くなってるなと強く感じましたね。
昔は大会とかに子どもが出てても「正直自分より強いやつなかなかいないな」と感じる事が多かったのですが、今彼らと同じ状況で戦ったら多分負けます(笑)ちゃんと強かったですからね!
――今日の試合の中で一番印象的だったシーンなどがあったらお聞かせください。
たすく氏:かなり多いですが1つに絞るとなると決勝戦ですね。この試合は「マルチャミー・フワロス」で相手の先攻側の展開を弱めた上で、返しに「増殖するG」が被弾する流れでした。これをなんとか少ないドロー枚数で決着をつけたい状態で、最適なプレイをした上で最後は一番引かれてはまずいカードを引かれての敗北というシーンがありまして。プレイングはしっかり光っていた中で試合を分かつ天命的なドローを見ると運命を感じましたね……。でもそれが面白い。このゲームの魅力でもあるところですね。
――今回の大会のレギュレーション・カードプールでこの環境を象徴するカードは何でしょうか?
たすく氏:ネタに走るなら「増殖するG」でしょうか(笑)。ちゃんとした象徴として今大会では「ライゼオル・デッドネーダー」かなと思っています。かなりの試合で最終着地点や盤面を突破する際にも使用されてたカードでしたので。
――先ほど優勝者への質問で「エキシビションで今後たすくさんと戦うのが楽しみだ」という回答があったのですが、それに対するたすくさんのコメントはありますか?
たすく氏:遊戯王のセリフであるんですけど「えらいハリキリ☆ボーイがやってきたじゃねぇか※」っていう感じですね(笑)
※:TVアニメ「遊☆戯☆王5D's」の有名なセリフ
――ありがとうございました!
選手たちが歩んだ戦いのロードはどれも素晴らしい内容となっていたので、気になる試合内容はぜひ配信アーカイブで直接その目で確認して欲しい。新時代のデュエリスト達の活躍に、胸が熱くなる事だろう。
(C)スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
(C)Konami Digital Entertainment











































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