【特別企画】
『進撃の巨人』リヴァイ兵長(CV:神谷浩史)コラボロボット掃除機「Roborock S6 Pure」は、“進撃の掃除機”となるか?
2021年5月26日 11:14
リヴァイ兵長を満足させられるか? 検証その3「さまざまな汚れにチャレンジ」!
3つめの検証は、掃除機能のさらなるチェックだ。前述したように、S6 Pure リヴァイモデルは1台で「掃く」+「拭く」の2役をこなせることが魅力の一つだ。そこで、通常の掃き掃除(吸引)だけでは取りきれないような、粘り気のある液体の汚れが綺麗になるか検証してみた。
汚れとしては、ソース、ケチャップ、マヨネーズと先ほどの猫のトイレ砂を用意し、Roborockアプリの掃除エリア指定機能を利用して、そのエリアだけを掃除させてみた。Roborockアプリを使えば、作成した地図上で掃除エリアを指定したり、進入禁止エリアや仮想的な壁(バーチャルウォール)を設定することなども簡単に行なえる。
拭き掃除を行うには、水タンクに水を入れ、モップクロスを水タンクに取り付け、本体に水タンクを取り付ける必要がある。水タンクを取り付け、エリア掃除を開始したところ、通常の掃き掃除だけでは綺麗にならない、ケチャップやソースなどの汚れもほぼ見えなくなった。これならリヴァイ兵長もやり直しを命じることはないだろう。
この検証はかなり極端であり、普段の掃除では、ここまで床にこうした汚れがあることはほとんどないだろうが、1台で「掃き」と「拭き」を同時にこなしてくれるのは忙しい人には特にありがたい機能であろう。もちろん、カーペットに対して水拭きは禁物だが、カーペットの部屋を進入禁止エリアに指定すれば大丈夫だ。
モップクロスは使用後毎回洗うことが推奨されているが、オプションとして使い捨てのモップクロス(30枚入り2,200円)も用意されている。通常のモップクロスの替えは2枚で1,500円である。
スマートスピーカーとの連携もチェック
最後に、本製品のウリの一つであるスマートスピーカーとの連携も検証してみた。用意したスマートスピーカーは、Amazonの「Echo」である。まず準備として、スマホのAlexaアプリで、「Roborock Plus」のスキルを有効にし、Roborockアカウントと連携する必要がある。
スキルを有効にすれば、あとはEchoに向かって話しかけることで、S6 Pure リヴァイモデルをコントロールできるのだが、Echoの場合、最初に話しかけるウェイクワードは「アレクサ」や「エコー」などの4種類しか選べず、スキルを使って操作する場合も「アレクサ、Roborockを使って○○」というように命令する必要がある。仕様上仕方ないとはいえ、ここがちょっと面倒だ。ウェイクワードを「リヴァイ」に設定して、「リヴァイ、ちょっと掃除をお願い」みたいなことができれば、もっと楽しそうだが。
ゴミ捨てなどのメンテナンスも楽
ダストボックスに溜まったゴミは定期的に捨てる必要があるが、そのゴミ捨て作業も簡単だ。本体からダストボックスを取り外し、ゴミ箱やゴミ袋の上でダストボックスを開いて中のゴミを捨てるだけだ。ダストボックスの容量は460mLとかなり大きめなので、頻繁に捨てる必要がないのも嬉しい。ダストボックスは水洗いも可能であり、衛生的だ。ダストボックスのエアフィルターは消耗品扱いで、2個で3,000円(税込)で販売されている。
サイドブラシやメインブラシの交換も簡単で、サイドブラシは2個で1,650円(税込)、メインブラシは1,980円(税込)で販売されている。
ロボット掃除機としての完成度もトップクラス。『進撃の巨人』ファンならぜひとも欲しい1台
S6 Pure リヴァイモデルをいろいろな側面から検証してきたが、SLAM機能の優秀さを始め、「掃く」と「拭く」の1台2役が可能なことなどロボット掃除機としての完成度は現時点でトップクラスといえる。筆者も本製品の性能の高さには驚ろかされた。Roborockアプリの使い勝手もよく、さまざまなニーズに応えてくれる。これだけの機能を搭載して7万円を切るというのは、コストパフォーマンスの点でも優秀だ。リヴァイファンには感涙の台詞が次々と飛び出してくるので、リヴァイファンにはもちろん、ロボット掃除機が欲しいがどの製品がいいのか分からないという人にも、本製品はお勧めだ。
©諫山創・講談社/『進撃の巨人』The Final Season製作委員会