【特別企画】

「Apex」シーズン9を先行体験! 「アリーナ」のプレイ感、「ヴァルキリー」の使い心地は?

「ピースキーパー」は通常武器に! ほか情報盛りだくさんで速報レポート

5月4日 開幕予定

 「Apex Legends」シーズン9開幕までもうすぐ! さっそく本題に入ると、本稿ではシーズン9のコンテンツを先行体験した模様をお伝えしていく。

 シーズン9「英雄の軌跡」の目玉となるのは、新レジェンド「ヴァルキリー」と新ゲームモード「アリーナ」だ。ヴァルキリーは“空を飛ぶ”特徴があり、「アリーナ」はいきなりドンパチが始まる3V3を思う存分楽しめる。その他にもお伝えしたい要素はたくさんあるので、一気にご説明していきたい。

【「エーペックスレジェンズ - 英雄の軌跡」ローンチトレーラー】
よく見ると、このローンチトレーラーにシーズン9のすべての要素が詰まっている。合わせて参考にされたし!

新レジェンド「ヴァルキリー」は空飛ぶ遊撃手!

 さっそく「ヴァルキリー」を紹介したい。ヴァルキリーは、体にジェットパックを装着した女性レジェンドだ。特徴をざっとまとめていく。

新レジェンドの「ヴァルキリー」

調査ビーコンをスキャンできる「リコン」持ち

 マップ内の調査ビーコンをスキャンし、次のリングの場所を先に知れる「リコン」の能力を持っている。

スカイダイブ中に目視した敵をマーキングできる

 ゲーム開始時などで降下する「スカイダイブ」の際、ヴァルキリーは敵をマーキングできる。ゲームの最初に近くの敵がどこに降りたかがよりはっきりとわかるので、初動を生き残りやすい。マーキングした情報は味方にも即時伝達される。

 後述する「スカイワードダイブ」と合わせると、この能力がさらに活きてくる。

パッシブはジェットパックの「VTOLジェット」

 ヴァルキリーのパッシブは「VTOLジェット」。空中でさらにジャンプボタンを押すと、ジェットパックの推進力でスーッと上昇できる。

 ジェットパックは上昇モードと水平モードがあり、水平モードでは前進する力がやや強めに働く。大胆にマップを移動したいときなどは、気持ちよく動けるだろう。

索敵に向く! が、ジェットパックの音は大きい

 どんな場所でも高い位置に行けるので、遮蔽物からちょっと顔を出して向こう側を覗きたいとき、上から索敵したいときなどは重宝する。

 便利である一方で、ジェットパックの音はかなり大きい。ジェットを起動した瞬間に近くに敵に一発でバレるくらいには特徴的な音を出すので、リスクは高い。

飛行中は的になりやすい。銃も撃てない

 これは開発者からのアドバイスだが、空中での軌道はあえて単純にしているという。つまり、ただ空中に上がっただけだと的になりやすい。

 また飛行中は銃やグレネードは使用できない。なので、空中からガンガン敵を攻め立てるようなプレイはヴァルキリーにはあまり向いていないだろう。

ただし、戦術アビリティ「ミサイルスワーム」は使える

 空中では、戦術アビリティ「ミサイルスワーム」なら使用できる。バシュバシュッと多くの小型のロケットを発射して、指定の範囲にダメージを与える技だ。

 「ミサイルスワーム」はダメージはそこまで出ないが、当たればスタン効果がある。敵が見ていない空中からの奇襲だったり、乱戦中のサポートだったりでは強力な一手になり得る。

アルティメットは「スカイワードダイブ」

 これも特徴的だ。アルティメットの「スカイワードダイブ」は、使用するとその場で一気に上昇し、最高地点からスカイダイブしてマップ内を移動できる。

 ヴァルキリーにとってスカイダイブ=索敵タイムなので、ここで周囲の敵の位置を特定できる。「移動しながらのマーキング」はこれまでにない能力であり、使い所によっては状況把握の強力な手段となる。

 また「スカイワードダイブ」には味方2人も参加可能。単純な遠くへの移動手段としても役立ちそうだ。

攻撃よりも、索敵や撹乱が得意なタイプ

 実際に使用してみると、ヴァルキリーは「空中から敵を掃射!」みたいなタイプとは少し違うようだ。空中では攻撃手段が限られている反面、移動、目視、索敵といった偵察はすこぶる得意な感覚がある。

 敵からすると、空中にチラチラ浮かぶヴァルキリーは非常に嫌な存在だろう。飛ぶ場所がわかっていれば撃ち落としやすいが、距離があったり浮かんでくる場所がわからないと「位置がバレている」というプレッシャーが迫ってくる。

 相手パーティーにヴァルキリーがいるだけで警戒すべき範囲が空中にまで広がるし、戦場の感覚はまた変化しそうだ。乱戦や接近戦となると攻撃手段が少ないので、プレーヤーの大局観や力量が試されるようなレジェンドと感じた。どんな使い手が現われるか、とても楽しみだ。

新モード「アリーナ」は3V3のタクティカル急戦マッチ!

 続いて「アリーナ」について。独立した完全な新ゲームモードであり、1チーム同士が3V3でバチバチに戦う。本モードのポイントは以下である。

ゲームは3先。最大9ラウンドまで戦う

 対戦での勝利条件は3ラウンド先取。ただし2ラウンド以上差が付いていない勝利とならない。最大9ラウンドで、9ラウンド目はサドンデスマッチになる。

ラウンドのはじめに「購入フェーズ」がある

 本モードでは、武器やアビリティは各ラウンドの最初に「購入」して準備する。最初は武器をひとつ買ったらなくなるくらいの資金だが、マップ内で資金を回収したり、キルしたりすることでボーナスがもらえる。

 ラウンドが終了すると持ち物はリセットされて、再度ゼロから購入していく。前ラウンドのボーナスとあらかじめ設定された資金と合わせて物資を購入する。

 購入できるものは武器のほか、武器のアップグレード、注射器、シールドセル、また各レジェンドの戦術アビリティやアルティメットの使用回数増加も含む。索敵など強力なアビリティは価格が高めに設定されていて、能力をとるか、武器の性能を取るかで大きく戦略は変わるだろう。アビリティによってかかる資金を変えることで、ゲームバランスの調整にもなっているようだ。

マップは専用のものがローテーションする

 マップは「アリーナ」用にカスタマイズされたものが順次ローテーションしていく。普段の戦場よりもエリアはグッと狭くなっていて、対戦相手とも激突しやすい。2週間ごとに新規マップが導入予定。

試合は超短期戦! 最終盤の練習になるかも?

 序盤のラウンドでは武器はほとんど揃わないので、単純な撃ち合い戦となる。ラウンドが進むと武器やアビリティが揃ってくるので、試合はどんどん派手になってくる。

 とにかく短期決戦なので、序盤から終盤まで敵の位置を知ること、立ち回り、連携、そしてエイムとプレーヤー力が問われる。マップは専用のものだが、チーム同士がぶつかり合う点で基本的にはバトルロワイヤルの戦いと変わりはない。

 言ってみれば、バトルロワイヤルで最後に2チームが残ったときのような、決戦を最初から味わえるようなモードだ。最終ラウンドが近づけばアルティメットの応酬にもなるだろうし、そうした決戦の楽しさ、面白さを凝縮したような内容になる。

 「アリーナ」におけるランクシステムも現在準備中で、今後導入予定となっている。実装後の展開が楽しみな新モードだ。

「アリーナ」の主催する人物。「アリーナ」プレイ中はこの方のアナウンスが続く

新武器「ボセックコンパウンドボウ」は新機軸の弓矢型!

 新コンテンツはこれだけではない。合わせて、弓形の新武器「ボセックコンパウンドボウ」が登場する。その他の情報を含めて、こちらも一気にご紹介していきたい。

略して「ボセック」は中距離精密武器

 開発者いわく、「ボセックコンパウンドボウ」(略して「ボセック」)は「マークスマンカテゴリ」。つまり、中距離でより正確な射撃ができるタイプの武器、ということだ。

通常武器としてマップ上に登場する

 「ボセック」は通常武器。地面に落ちていたり、サプライボックスから収集できる。

矢を装填し、リロードが要らない

 「ボセック」は弓型で、矢を装填して発射する。リロードの概念がないので、引いて撃つ、引いて撃つをずっと同じテンポで繰り返すことができる。

溜めて撃つとダメージが増加する

 アクションとしては弓を引いて撃つのだが、引きを溜めきるとダメージが上がる。引ききったときのダメージは、射撃訓練場でのダミーで体が70、ヘッドショットが123。引ききるまでの時間はコンマ数秒程度なので、正確に操れればかなり強力だ。

近距離・中距離用スコープを付けられる

 「ボセック」には近距離・中距離用スコープが装着できる。最大倍率は「3倍HCOG'レンジャー'」。

速射・拡散のアタッチメントを付けられる

 さらに装着可能なアタッチメントもある。ひとつは「デッドアイズテンポ」。連続して、タイミングよく射撃することで連射速度が増加していくもの。装着によってダメージ量は変わらない。センチネルにも対応する。

 もうひとつは「シャッターキャップ」。矢をショットガン的に拡散させるもので、通常射撃と随時切替可能。中距離なら通常、近距離なら拡散矢と使いわけることで、「ボセック」を便利に扱えるものだ。「シャッターキャップ」は30-30リピーターにも対応する。

矢は回収できる

 まさに弓矢武器ならではだが、外した矢はマップ上に残り、近づくと回収できる。敵が外した矢も自分のものにできる。

トレーラーにもちらっと映っていた「ボセックコンパウンドボウ」

ケアパッケージ武器に変化! 「ピースキーパー」が通常武器に登場

 ここからは、その他気づいた点をいくつかしていきたい。

ピースキーパーが通常武器に

 人気の高いショットガン「ピースキーパー」が通常武器になる。ただし、「少し弱くする」調整は入ったとのこと。代わりに、スナイパーライフル「トリプルテイク」がケアパッケージ武器となった。

ライフラインによる蘇生時、シールドが出ない

 ライフラインが味方を蘇生する際、弾を防ぐためのシールドが出なくなった。危険度は増したが、蘇生しながらライフライン自身は他の行動ができるので、メリットは未だに大きい印象だ。

日本文化を意識したスキンが登場

 ヴァルキリー(本名:今原カイリ)が日本人の設定なこともあってか、シーズン9では日本文化を意識したレジェンドスキンが登場する。白や赤を基調とした衣装や、狐のお面といった装飾が施されており、シーズン9のバトルパスなどで登場するようだ。

オリンパスが一部変更に

 シーズン7で登場した空中都市マップ「オリンパス」。シーズン9では近未来的な建築物に植物が侵食しており、より幻想的な見た目にアップデートされている。

 というわけで、シーズン9の速報レポ―トは以上。あまりの情報量に箇条書きスタイルになってしまったが、総合すると、特に「アリーナ」は興味深いモードだ。激戦好き、戦略好きのプレーヤーにとっては至福のモードとなるだろう。5月4日の開幕に注目だ。