【特別企画】
「原神」、雪に覆われた新フィールド「ドラゴンスパイン」遂に実装!
新システム「極寒環境」とは!? 凍りつく大地の魅力をたくさんのスクショとともに一挙紹介
2020年12月23日 14:57
- 12月23日 実装
miHoYoが手掛けるオープンワールドRPG「原神」においてアップデートVer.1.2「白亜と黒龍」が本日12月23日に配信された。本記事では新フィールドや新たに追加された要素を早速紹介したい。
本アップデートでは「原神」配信開始後初となる新フィールド「ドラゴンスパイン」が実装された。本作ではこれまでに新たなキャラクターやミッションなどが追加されてきたが、新フィールドは初の実装。広大かつ自然豊かなフィールドの探索が魅力の「原神」においては待ちに待った新フィールドが実装された形だ。
「ドラゴンスパイン」は全体が雪に覆われ、いかにも寒々しいフィールドとなっている。実際にプレイしてみるとよくわかるが、基本的には山道になっているため、両サイドは崖という道もしばしば。そのため、フィールドの密度が非常に高くなっているように感じる。「原神」では壁をよじ登ることができるため崖の途中にひっそりと隠された宝箱や、獣道を歩いているだけでは見つけることができないアイテムなども隠されており、非常に探索しがいのあるフィールドとなっていた。
雪山ではキャラクターへ持続的に「極寒ゲージ」が蓄積される。これは新たに追加された「極寒環境」という新システムで、ゲージが上限に達すると段々とHPが削られててゆく。篝火やワープポイントなどの近くはゲージの蓄積を減らすことができるため、それらを探しつつ探索をすることが重要だ。幻想的な洞窟や泉なども存在し、作り込みの細かさを楽しみながら探索したいところだ。
ここからは新キャラクターとして登場する「アルベド」についても紹介したい。アルベドは既に実装されている「クレー」の兄という設定があり、岩元素を扱う。彼の元素スキルはフィールド上に設置したオブジェクトの周りに岩元素の範囲ダメージを与えるほか、オブジェクトに乗って高い位置より攻撃を仕掛けることもできる。
元素爆発は岩元素の大きなダメージを相手に与える技となっており、発動時のカメラワークでは彼のイケメンフェイスを堪能できる。かっこよさと強さを兼ね備えたキャラクターとなっているようだ。
また、本アップデートでは細かいシステムアップデートが実装されており、過去に遊んだストーリーを確認できるようになった。ストーリー上で流れるカットシーンなどを振り返ることはできないが、キャラクターたちのセリフを再生することができ、コミカルな掛け合いがもう1度楽しめる。特筆すべきはネットミームにもなっている「えへってなんだよ!」というパイモンが言い放つセリフが何度でも聞けるという点だ。
このセリフは本作のメインストーリーにあたる序章にて「パイモン」が放つ言葉。パイモンは主人公の相棒として一緒に冒険する存在で、いつも宙にふわふわと浮いている。基本的には言葉を発さない主人公の代わりに会話やボケ、ツッコミまで器用にこなし、ストーリーを盛り上げてくれる万能かついじられキャラ的な存在でもある。「えへってなんだよ!」はストーリー上で「ウェンティ」という少し天然なキャラクターに向けて発せられるセリフなのだが、海外を中心に人気となり、ネットミームとしても使われている。
筆者は「原神」が配信された後メインストーリーばかりを進めていたため、あっという間にこのシーンが過ぎ去ってしまった。今一度声優の古賀葵さん演じるパイモンの「えへってなんだよ!」を聞くことができ嬉しかったのは言うまでもない。
そのほか、キャラクター20/50/70レベルへと突破するたびにガチャを引くための「出会いの縁」が入手できるようになったほか、ストーリーと会話オート再生が実装。マルチプレイ時にホストが直接パーティーを解散できるように変更されるなど、より遊びやすくするためのアップデートも行なわれた。
「原神」は配信開始より約3カ月が経過したが、定期的なアップデートにより遊びの幅がどんどん広がっている。今年の寒い冬は自宅でぬくぬくと温まりながら雪が降りしきるドラゴンスパインへと足を運んでみるのはいかがだろうか。
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