【特別企画】

豪華声優のボイスで麻雀! 演出面で魅せる「雀龍門M」を事前プレイ

細かいアバター設定に麻雀機能。オンライン麻雀界に新たな選択肢が登場

8月19日 配信予定

基本料金:無料(アイテム課金制)

 ディープな麻雀ファンになればなるほど、常に麻雀に触れ続けたいと思うのは当然のことだろう。リアルの麻雀だけでなく、アーケード、PC、ゲーム機、モバイルと、麻雀をプレイするための選択肢はいくらでもある現代だが、こうしたラインナップに新たに加わろうとしているのがAndroid/iOS用アプリ、超美麗本格3D麻雀「雀龍門M」だ。

 「雀龍門」といえば、「リネージュM」や「ブレイドアンドソウル」などで知られるオンラインPCゲームの老舗、エヌ・シー・ジャパンが提供している麻雀ゲームだ。現在はPC用に「真・雀龍門」がサービス中であり、「雀龍門M」はそのモバイル版となる。

【「雀龍門M」事前登録開始!プロモーション動画】

 PCでプレイするオンライン麻雀の全盛期を生き残ってきた「真・雀龍門」の特徴は、牌や捨て牌を置く“手”の表現、ボイス、そしてアガリなど演出に力を入れている点にある。特に“手”は、何種類も用意されていたり、実際のプロ雀士の動きをモーションキャプチャーしているほか、さらには指輪やタトゥーなどの装飾も可能。他にはないエンタメ性で、今もなお根強い人気を誇る麻雀ゲームとなっている。

 そして「雀龍門M」は、このDNAをしっかり受け継いだ上で「雀龍門M」ならではの要素や機能を持たせている。今回、事前に本作をプレイできたのでその内容をご紹介したい。

「雀龍門M」のメニュー画面

豪華ボイスと“手”の演出で彩る圧倒的エンタメ性

 これは「雀龍門M」に限らないことだが、多くの麻雀ゲームの悩ましいところは、プレイする麻雀の内容はほとんど変わらないことだろう。多少ルールに違いはあっても、牌の配置が完全ランダムであったり役と点数がきちんと計算されたり、「麻雀が快適にできること」は麻雀ゲームの必要最低条件だと言える。

 ではどういうところで差をつけるかというと、イベントや演出、運営の細やかさといった辺りになるのだが、「雀龍門M」の場合は演出の面が圧倒的に突出している。

「真・雀龍門」のDNAを受け継いだ内容に仕上がっている

 というのも10年以上積み重ねてきたPC版「真・雀龍門」の資産を大いに活かしているからだ。特に「豪華だ!」と思うのはアバターの数とボイスを彩る声優陣で、金元寿子さん、生天目仁美さん、甲斐田裕子さんなど有名所が揃い踏み。それぞれ「ツンデレお嬢様」、「新米女流雀士」、「大人の女性」といったキャラクターも設定されており、それに合わせたボイスを楽しめる。これはほんの⼀例で、アバターはリリース後も随時更新される予定だという。

ボイスは「こんな有名な方が?!」と思うようなキャスティング。なおイラストは「雀龍門M」で初めて加わった

 そして手も、キャラクターに合わせて種類がある。例えば「新米女流雀士」ならしなやかな手だったりと、それぞれ特徴的。キャラクターによって袖の服装が違うほか、ネイルも彩れる。プレーヤーが好みによってアバターとボイス、手の装飾を変えていけば、対局ごとに変化するにぎやかな盤面が演出される。ここが、「雀龍門M」ならではの楽しさではないかと思う。

 アバターやボイスなどは「龍宝」という有料アイテムを使用し、ガチャ要素の「龍箱」を購入することで入手できる。またゲームモードのひとつ「無料戦」を通して収集することも可能だ。初期アバターのままでも十分プレイできるが、ぜひ自分だけの雀士を演出してほしい。

指輪からネイルまでこだわれるアバター設定。派手だが過度ではない(周りが嫌な気持ちにならない)絶妙な塩梅

代走機能で突然の用事にも対応。細かくも盛り上がる対局

 では実際の麻雀シーンはどうなのかというと、こちらも細やかな配慮が行き届いている。鳴きのON/OFFをはじめ、手牌のシャンテン数が表示されたり、ツモ切りやドラがマークされたりと、快適なプレイ環境を提供する機能が揃っている。

 また「これは嬉しい」と思ったのが、代走機能。要はONにしている間の打牌をAIに任せる機能で、対局中に荷物の配達でインターホンが鳴ったときやサッと用事を済ませたい場合にかなり役立つ。他のタイトルだと放置せざるを得なく、他のプレーヤーを待たせてしまって申し訳ない気持ちもあったのだが、代走機能があれば安心だ。

シャンテン数が表示。画面右上に「代走機能」ボタンがある

 演出面はさすがといったところで、一局ごとにBGMが変わったり、自分のリーチ時には牌がグワッと寄って気持ちを高めてくれる。また捨て牌時もパシッと打ったり摘んで静かに置いたりと手の動きに種類があり、これが「そこで打っている感覚」をよく表現している。麻雀としての基礎をしっかり構築しながら、演出面で地位を得た「真・雀龍門」のいいところをこれでもかと発揮し、さらなる進化を遂げている。にぎやかな対局風景が好みの方なら、「雀龍門M」はとてもオススメしたいタイトルだ。

 今回は配信前でのプレイとなったため、AI戦や友人戦のみの体験となったが、配信後はレート変動機能が動き出し、公式戦や大会モードも開催される。8月19日以降、こうした機能が入ることによってプレイ体験がどう変わるのか、どれほど楽しめるのかに注目だ。

【「雀⿓⾨M」プレイ動画 - GAME Watch】
ドラ表示牌にグイッと寄る演出
リーチ時はツモ牌が大きくなる
和了演出の画面
結果発表画面。友人戦なのでレート変動などはなかったが、配信後の本番が楽しみだ