インタビュー
「ファイナルファンタジーVII リベレーション」ディレクター浜口直樹氏インタビュー
マルチエンドになるようなことは絶対にやるべきではない――「リベレーション」の進化と完結編への思いを直撃
2026年9月10日 21:00
- 【FINAL FANTASY VII REVELATION】
- 2027年4月8日 発売予定
- 価格:通常版 9,900円(税込)
2020年に発売された「ファイナルファンタジーVII リメイク」(以下、リメイク)から始まった「FINAL FANTASY VII(ファイナルファンタジー7)」のリメイクプロジェクト。2024年の第2作「ファイナルファンタジーVII リバース」(以下、リバース)を経て、その三部作を締めくくる完結編「ファイナルファンタジーVII リベレーション」(以下、リベレーション)が、2027年4月8日についに発売を迎える。本作では飛空艇ハイウインドで星全体を巡るオープンワールドが舞台となり、新たにヴィンセントとシドが操作キャラクターとして加わるほか、新たな試みも多数盛り込まれている。
リリースに先駈けて、8月に開発中の「リベレーション」を約1時間にわたって試遊。その後、本作のディレクターを務める浜口直樹氏へのインタビューを実施した。今回のインタビューでは、こうしたゲームデザインの変化をはじめ、成長要素が加わったチョコボ、ハイウインドで世界を巡る仕組み、原作に登場したウェポンやナイツオブラウンドの扱い、さらには三部作の完結編をどのような作品として仕上げようとしているのかについて、詳しく話を訊いた。
「決意」をゲーム体験に――プレイヤー自身が選ぶ「リベレーション」のゲームデザイン
――先日「リベレーション」を試遊させていただきました。今回で三作目ということで、過去2作からどのような変化をつけてくるのか楽しみにしていたのですが、まず驚いたのがインフォメーションの表示です。さまざまな場面で頻繁に表示されますが、かなりポップなデザインになっていました。
浜口氏:特に「マイレポート」あたりですね(笑)。「リバース」のチャドリーレポートから、今回はマイレポートに変えていますが、大きくふたつ変えた部分があります。ひとつは、それぞれのレポートにきちんとストーリー性を持たせたことです。ただ単に「これをやってください」というミッションを埋めていくだけではなく、そこにもストーリーを入れて、世界観を体験できるようにしています。それをMAIが担っています。
そこで参考にしたというか、フィーチャーしたのが最近のスマホゲームのテイストです。MAIも後ろで可愛らしく動いていますが、ゲームのストーリーやプレイしている内容によって、持っているガジェットが変わったり、モーションが変化したりします。そこに気づいてもらえたのは嬉しいですね。
もうひとつは、お題に対して「何が報酬としてもらえるのか」を、わかりやすく表示するようにしたことです。たとえばバトルコンテンツならマテリア、「クイーンズ・ブラッド」ならコラボレーションカードがもらえる、といった具合ですね。
今回はコンテンツの量も多いので、それぞれユーザーが「やる・やらない」という判断をしやすくしています。前作の「リバース」では、たくさんのコンテンツがありましたが、報酬がマテリアの研究につながっていたため、マテリアが欲しい人にとっては「全部やらなければならない」という感覚になりやすかったと思います。
一部のユーザーには、「マテリアのためだけに全部やらなきゃ」と感じていた方もいたと思います。そこで今回はã

