インタビュー
札幌開催を“特別なイベント”としてプッシュしたい。「Apex」世界大会「ALGS」運営チームインタビュー
2026年1月17日 20:16
- 【ALGS Year 5 Championship】
- 開催期間:1月15日〜1月18日
- 開催場所:大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)
北海道札幌市にて行なわれているバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」の世界大会「Apex Legends Global Series(ALGS) Year 5 Championship」。会場の大和ハウス プレミストドームには、世界各国から「Apex」プレーヤーや各チームのファンが集まっており、連日大盛況となっている。
1月18日に行なわれる決勝のチケットは既に完売しているだけでなく、次回「ALGS Year 6 Championship」も札幌での開催が既に決定している。eスポーツの大会では珍しい“3年連続の同地開催”となり、札幌がALGSの聖地になりつつあるのだ。
今回は、Electronic Artsのシニアブランドマーケティングマネージャーを務めるJasmine Chiang氏、ヘッドオブeスポーツを務めるMonica Dinsmore氏のお二方に「ALGS」と札幌市との関係、今後の展望などについて伺うことができた。本稿ではそのインタビューの模様をお届けしていく。
フィードバックを経て、今年は会場がパワーアップ
――今回、札幌に「ALGS」が帰ってきました。会場の雰囲気などはいかがでしたか?
Jasmine氏:本当に素晴らしいです!まだ明日の決勝がありますが、もう1万1,000人以上が席を埋めていて、みんな大きな声を出して応援してくれています。私たちもその姿を見て興奮しています。
Monica氏:大会が行なわれているアリーナだけでなく、ファンゾーンもかなり熱気があって、グッズを買うファンの列ができています。選手たちと交流できるスペースもあって、そこにもかなり長い列ができていました。「Apex」をプレイするプレーヤー同士で繋がるような仕組みもありますし、実際に「Apex」をプレイするエリアもあります。色々と用意した甲斐がありました。
――つい先ほど、明日の決勝のチケットが完売になったと聞きました。この熱狂をどのように感じていますか?
Jasmine氏:本当に嬉しいですし、誇りに思います。去年も決勝のチケットが完売になった後、実は「もっと席を増やせないの?」と相談したんです。色々と複雑なプロセスを経て、結果として席を増やすことはできたのですが、それでもすぐに売り切れてしまいました。今年も追加で席を用意できないか、このあと考えます。
Monica氏:アリーナに入った瞬間からファンの皆さんが大きな声を出して、この大会を楽しんでいますし、私たちもそれを見て、また来年戻ってきたいなと思いました。この瞬間を、私たちはとても誇りに思います。準備のためにものすごい時間とリソースを費やしましたから、それがこういった形で実感できて、やってよかったなと感じました。
会場では現役の「Apex」プレーヤーだけでなく、その親世代、そして小さなお子さんまで、いろんな方を目にするので「ALGS」は世代を超えた取り組みなんだなと思います。
――「ALGS」の札幌開催は2年目になりますが、昨年の選手や観客の反応はどうでしたか?好評だったところ、課題だったところを教えてください。
Jasmine氏:私たちにとってフィードバックはとても重要な情報です。「ALGS」はファンのためのイベントでもありますから、フィードバックを聞いて色々なものを改善しました。
例えば、今回はファンゾーンのエリアが2倍になりましたし、もう少し食べ物を充実させてほしいという声があったので、北海道の業者さんと協力してクオリティの高いフードを提供することができました。あともう一つ、グッズを増やしてほしいという声もありまして、様々な価格帯のグッズを用意することができました。
前回の大会から学んだことは本当にたくさんあって、様々なところでフィードバックを活かしました。カメラの台数を増やしてアングルを改善したり、サウンド環境もかなり良くなりました。ステージは複雑な形状ですけど、適切な組み立てをすることでどこに座ってもきちんと見られるようにしています。配信ではマルチビューオプションを追加して、自分の好きな映像を見ることもできるようになりました。
――今回新しくできたフードエリアですが、コラボフードは食べられましたか?もし食べられていたら感想を教えてください。
Monica氏:初日に走って行きましたよ(笑)。とても美味しかったです。
Jasmine氏:実は大会初日に業者の方から「ちゃんとクオリティを確かめたいから試してくれ」と言われて食べました。本当に美味しくて、最高の日になりました(笑)。
札幌ドームには“求めるものが全てある”
――今回2年連続で札幌で開催されて、来年も札幌での開催が決定しています。複数年契約のきっかけは何だったのでしょうか?
Monica氏:私たちにとって、日本はとても重要なリージョンです。日本にはたくさんのプレーヤーとファンがいますから「何か大きなイベントをやりたいね」とずっと考えていました。
「ALGS」は私たちの力だけでなく、札幌市とプレミストドームの大きな協力もあって実現しています。この会場には、複雑なステージを組むことができるスペースがあって、客席が十分にあって、ファンゾーンのためのエリアも用意できます。私たちの求めるものがここには全てあって、シナジーのある場所だと考えました。
そして、実際に去年「ALGS」の札幌開催を叶えることができて、非常に大きな価値を届けることができました。前回皆さんが楽しんでいる姿を見て、私たちは「また札幌でやらなければ!」と思ったことが複数年契約につながっています。次の開催地が決まっているということは、私たちにとって準備が簡単になるだけでなく、ファンの皆さんもホテルの予約が事前にできるというメリットがあるんです。
Jasmine氏:「ALGS」は世界各地で開催されていますが、札幌のように熱烈に歓迎してくれる都市はこれまでありませんでした。強いパートナーがいるからこそ、今回はよりレベルアップした大会を実現することができました。準備期間には毎日メールをしたり、長時間ミーティングをしたり、それだけ札幌市がコミットして、一緒に取り組んでくださっているので、より大きく、より良い大会になっているんだと思います。
――今、札幌が“ALGSの聖地”になりつつあります。複数年契約は2027年までですが、2028年以降も札幌で開催したい意向はありますか?
Jasmine氏:今はまだコメントできないです…!
Monica氏:ご期待ありがとうございます(笑)。さらなる情報はもう少しお待ちいただければと思います。
――大きな会場で言うと、札幌ドーム以外にも東京・名古屋・大阪・福岡にも同規模の会場はあります。札幌ならではのポイントはどこにあると考えていますか?
Monica氏:「なぜ札幌を選ぶのか」というと、札幌全体とのパートナーシップが非常に大きな要素だと思います。札幌市、プレミストドーム、北海道eスポーツ協会(HESPA)、どれかが欠けていたら実現できませんでしたし、ここまで献身的にコミットしてくれる都市は本当に珍しいんです。
その結果、前回は本当にいい体験になりましたし、戻ってこなければいけないなと考えていました。札幌市民の方々も「Apex Legends」を知らなくても、歓迎して祝ってくれました。街を歩くとポスターがあったり「ALGS」がいろんなところで宣伝されていて、私たちがALGSの世界に本当に没入しているという感覚はありますね。
Jasmine氏:他の都市を排除しているわけではなく、基本的にはオープンで検討していますが「ALGS」を開催するには非常に複雑なセットアップが必要なので、私たちが求めているものを全て満たしているかが重要になります。
――私も昨日札幌に入りましたが、バス案内の方に「札幌ドームに行くバスはどれですか?」と聞くと「eスポーツのイベントに行くの?」と言われて……。札幌全体で「ALGS」を応援しているんだと感じました。
Jasmine氏:私たちも心の底からそう感じています!
Monica氏:タクシーの運転手の方、ホテルスタッフの方、飲み屋のバーテンダーの方……、皆さんが応援してくださっています。私たちも「ぜひ来てね!」と誘いました(笑)。
札幌開催の「ALGS」を“特別なイベント”としてプッシュしたい
――札幌で熱狂を生み出していますが、来年以降の「ALGS」はどういった展望をお考えですか?
Jasmine氏:より大きく、より良い体験を提供したいと思います。まだ言えないんですが、来年のアイデアはもう色々と用意してるんです。気になるなら来年また来てください!
Monica氏:Jasmineは「より大きく、より良い体験を」とまとめましたが、それだけではなく、私たちはファンが何を求めているか常に耳を傾けています。ファンが何を見たくて、何を愛しているのか、これからも意見として取り入れていきます。札幌市、プレミストドーム、そして北海道eスポーツ協会の方々と協力して歩んでいきますが、場所は決まっているので、これから1年間じっくり時間を取って準備します。
Jasmine氏:もう一つ、マーケティングの観点から言いますと、私たちはALGSを「札幌に見に来てほしい」と、それだけ特別なイベントなんだよということをプッシュしていきたいです。現時点でも世界各国のファンが訪れているので、より特別なものにできるよう頑張ります。
――遂に明日、決勝を迎えます。「ALGS」の選手、そしてファンにコメントをお願いします。
Monica氏:私からは、まず皆さんに「ありがとう」と伝えたいです。私たちにとって、大会が成功するのはもちろん嬉しいことですが、選手の皆さん、そしてファンの皆さんが楽しんでいる姿を見ると、運営チームとしては「これまでのハードワークが実ったな」と思います。
Jasmine氏:選手の皆さんには「グッドラック」と言いたいです。年間王者を決める世界大会なので「勝たなきゃいけない」というプレッシャーはあると思いますが、最終的にはいい経験として、そして長く残る記憶としてとどめてほしいです。明日頑張ってください!
Monica氏:決勝では見逃せないサプライズも用意しています。ぜひ12時から見守っていてください!
――楽しみにしています。ありがとうございました。
(C) 2026 Electronic Arts Inc.
































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