インタビュー

【FFXIV FAN FES】「FFXIV」オフィシャルバンド「THE PRIMALS」インタビュー

祖堅正慶氏「お客さんの火力に圧倒されつつもありがたいと思った」

3月23日、24日開催

会場:幕張メッセ 4~6ホール

 大盛況のうちに幕を閉じた「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO」だが、ラスベガス、パリに続いて東京でも大トリを務めた「ファイナルファンタジーXIV」のオフィシャルバンド「THE PRIMALS」メンバーへのインタビューをお届けしたい。

 当インタビューは、24日のファンフェス全日程終了後にスタッフ控室で実施され、「THE PRIMALS」の各メンバーからのコメントに加えて、質疑応答が行なわれた。当初、質疑は時間の都合上1~2問の予定だったが、ライブの興奮冷めやらぬ中、大幅に予定を超過しつつ笑いとツッコミが飛び交う賑やかな進行となった。

今回のスペシャルライブを終えて

【THE PRIMALS】
写真左からGUNN氏(Guitar)、たちばな哲也氏(Drum)、祖堅正慶氏(Guitar)、イワイエイキチ氏(Bass)、マイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏(Vocal)。

【GUNN氏】
今回は曲数や演出等含めてずいぶん前から皆で考え、話し合いをし、できることとできないことを吟味しながら進めてきた。リハーサルを重ねていく中でうまくいかなかったこともあったが、なんとか今日を迎え、大きなトラブルもなく終えられて良かったと思う。なによりも楽しそうなヒカセン(光の戦士)達の顔を見られた事が全てだったと思う。

【たちばな哲也氏】
「THE PRIMALS」に参加して長いこと経つが、今回のようなセンターステージでの演奏は初であり音の面で心配だったが、評判もよく、来ていただいた皆さんに喜んでいただいたようで一安心。個人的には色々反省はありますが(笑)、無事終わってよかったかな。

【祖堅正慶氏】
2日にわたるファンフェスでステージイベントは沢山あった。その中で「THE PRIMALS」としての音楽ステージはたった1時間半だったが、沢山の要素(テクニカル面・音声面・映像面・光源面)が凝縮しており、すごく時間をかけて積み上げてきた。更にはセンターステージなのでそう簡単には成し得ないぞというところからスタートしたが、なんとかやり遂げられたかなと思う。これから大反省会を始めるところですが、皆でアイデアを出して力を合わせて、ゲスト(吉田直樹氏と南條愛乃氏)を呼べてやれたっていう所が今回のとても嬉しいポイント。皆の力を借りるという、「THE PRIMALS」のまた違った形を見せられたと思うので、引き続きこのメンバーで頑張っていきたい。

【イワイエイキチ氏】
1万5千人に囲まれたセンターステージとはこんなにも疲れるものかと思ったが、大成功だと思ったし、なによりもライブを行なうたびに「THE PRIMALS」がバンドらしくなっていくのを感じられるので良かったと思う、これからも頑張ります。

【マイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏】
ラスベガス、パリ、そして東京のステージの中では、今回の東京が13曲と一番曲数が多い。東京は自分が歌わないひと休みできる曲が4曲もあって、ラスベガス、パリのほうが休みなく歌っていたのに、今日が一番疲れたのはなんでだろう(笑)。やはりあれだけ人がいて、奥の奥まで熱狂しているファンを見たら頑張りすぎてしまい、6曲目くらいで声がヤバい状態になってしまった。そのような状態にならないよう勉強しなくてはと思いつつもついついファンの皆につられてしまった。反省点もいっぱいあるけど、ファンが楽しんでくれたのでそれだけで大成功だと言えると思う、また次回ができるように頑張りたい。

質疑応答

――ラスベガス・パリ・東京各地のオーディエンスの反応に違いはあったか?

THE PRIMALS: 違いはあったけど、「FFXIV」が好きな事は変わりないかな。楽しみ方は違えど楽しんでいること自体、そして楽しむポイントは同じだったと思う。ひとりひとりのマンパワーは違ったが、違ったのはその差だけで熱量は同じだったと思う。だいたいどこの会場でもお客さんが盛り上がりすぎて建物が揺れていた(笑)。

――海外だと機材トラブル等もあったと聞いたが、東京の会場が一番妥協無く音が出せたと思うか?

THE PRIMALS: 東京の会場はセンターステージゆえの未知数だったので、これが最善だったか否かの大反省会を開く。しかし、関係者からは音が良かったとの感想も出ていた。これからもセンターステージでやった方が良いのかな?(2時間も体力的にもたないぞと突っ込みが入り一同爆笑)

――(ステージ四隅から音を出したり等の)随所に見受けられた細かいこだわりについて

THE PRIMALS: センターステージという、普通のステージングでは成り立たないことが多々ある中で、テクニカル面をはじめとしてやらなければいけないことを相当積み上げていった。演出についてもただステージに登場するだけではないのでどうすればいいか考えた。その結果、「THE PRIMALS」という形にはなっていたかな。お客さんが喜んでくれたので本望です。

――ライブ序盤で「休憩ありのセットリストと休憩なしのヒカセンを倒すセットリストを考えたが、今回はヒカセンを倒すセットリストに決めた」と言っていたがセットリストの決め手は何だったか?

THE PRIMALS: リハーサル等の準備に時間がかかること、北米や欧州でのステージと曲数に差が出過ぎてしまうこと、お客さんの帰宅時間を考えるとあまり遅くにならないようにしたいこと、いろいろ考えた結果、曲数を減らそうというオーダーが運営チームから来ていた。センターステージでやる上で、ゲストの出入りで花道の移動をしていると流れが悪くなるので、ヤマをつくるために休憩を挟むセットリストも考えていた(その場合は9曲)が、「THE PRIMALS」としての最終意見として13曲でいきたい、減らすのであれば運営チームに判断を委ねると要望を伝えたところ、運営チーム側が決断してくれた。ただ最初の2曲はヒカセンを倒す前に俺らが死んでしまうものだった(一同爆笑)。サウナスーツで全力疾走2曲だもん。今回は特にGUNNさんが嫌がっていた(ステージに登場した時点で既に脱ぎたかったとのこと)。

登場からの2曲は全員アシエンのローブを纏い、フードを目深に被っていた

――先日公式アレンジアルバム第3弾が発表されたが、「THE PRIMALS」としての関わりについて確認したい。

THE PRIMALS: はい、関わっています。今回の吉田Pや南條さんに歌ってもらったバージョンを収録して出したいと思うが、果たしてどうなることやら乞うご期待!

果たして吉田氏の白虎、および南條氏の朱雀・ツクヨミのアルバム収録は実現されるのか?

最後にメンバーからファンの皆様へひとこと

【マイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏】
次回に向けて曲数も増えて楽しい曲ばかりだが、そろそろ休めるバラードもやりたいなと思いつつもこれからも全力疾走するバンドとして頑張りたいです。

【イワイエイキチ氏】
またツアーが組めるように曲数を増やしていきたいのでよろしくお願いします。

【たちばな哲也氏】
ラスベガス、パリ、東京とファンフェスが盛り上がり、その度に「THE PRIMALS」の評価が上がっていくことが本当にうれしいです。次も頑張ります。そしてLive Blu-rayオリコン1位、ありがとうございました!

【GUNN氏】
またライブでみなさんとお会いできるよう色々仕掛けていきますので期待してください。

【祖堅正慶氏】
毎回思うことは、とにかくお客さんの熱量がすごい。ライブ開始1時間前にライブエリア境界の柵を取った瞬間にエリアへ押し寄せる光の戦士たちをモニター越しに見ていて、その火力に圧倒されつつもありがたいと思った。それはきっとゲーム体験に結びついているものだと思う。皆さまに愛されるバンドになれるよう、「漆黒のヴィランズ」のサウンドも頑張っていきたいと思うので、引き続き「THE PRIMALS」をよろしくお願いします。

この雄姿が全国のヒカセンの元に届けられることを大いに期待したい