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「World of Warships」、「蒼き鋼のアルペジオ」モードは年内実装予定
正式サービス記念「進水式」を開催。各種最新情報も発表
(2015/10/13 08:07)
ウォーゲーミングジャパンは、Windows用オンライン海戦ストラテジー「World of Warships」について、正式サービス開始を記念したオフラインイベント「World of Warships 進水式」を10月12日に開催した。
「World of Warships 進水式」は、クルーザーをチャーターし、横浜港湾内をクルージングしながら「World of Warships」の船出を祝う、という主旨のオフラインイベント。イベントでは軽食が振る舞われたほか、船上トークショウなどが実施された。
イベントは昼の部、午後の部、そして夜の部と全3回実施され、参加費は無料。メディア用には20時より出港となった通称「メディアの部」が設けられており、今回はこちらを取材することができたので、こちらの模様をお伝えしたい。
船内の様子とトークショウ情報をお届け!
「メディアの部」では、メディアだけでなく「World of Warships」に関わる業界関係者が集められており、懇親会も兼ねた雰囲気となっていた。
用意された軽食の中には戦艦「大和」風のケーキがあるなど細部に凝っており、船内2階部分では10月19日実装予定だというドイツの巡洋艦、ソ連の駆逐艦が先行して導入された試遊機が置かれており、実際にプレイすることができた。その他船内の様子は、下記写真を参考にしていただきたい。
船上トークショウでは、「World of Warships」アジアプロデューサーの柳沼恒史氏より、「World of Warships」に関する最新情報が披露された。
柳沼氏から話があったのは、まず正式サービス後の動向について。アジアサーバー全体では30万人ほどのユーザーがおり、日本人ユーザーは3割から4割ほどの上るという。また「World of Tanks」を同時にプレイしているのも全体の3割から4割ほどで、いわゆる「ユーザーの食い合い」は両タイトルで発生しなかった。
「柳沼さんオススメの艦艇は?」という質問には、「あくまで参考程度」としつつTier 5か6であれば、「使いやすい」という理由からアメリカの巡洋艦や日本の空母がオススメで、Tier 7であれば「妙高」が良いと応えた。「妙高」を推す理由は「使い方によって高い能力を発揮できる」からだそうだ。
アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」とのコラボ関連では、「蒼き鋼のアルペジオ」モードの公開を年内予定で進めている。開発が進められているのはコンゴウ、ハルナ、キリシマ、ヒエイ、またタカオの見た目をした艦艇で、アニメでおなじみの横須賀港が再現される。
また「艦長」には各艦艇のメンタルモデルを搭乗可能で、各メンタルモデルらしい能力が付与されたり、ボイスが楽しめるようになる。この「蒼き鋼のアルペジオ」モードについては、見た目が変化しないようオン/オフができるようになる。
ゲーム全体の今後としては、まずポータルサイトの「トレーニング」に日本語版が登場するほか、ゲーム内の日本語ボイスも実装となる。
また各地の港や当時の港を再現するなどしたオリジナルの港、霧や風など、プレイに影響を及ぼす天候変化要素について開発が進められている。天候の変化については「夜戦」の実装もあり得るが、視認性、隠蔽性の部分でバランスが難しい、とした。
このほか、新しい日本の艦艇としては重巡洋艦が登場予定となっており、前方に4つ砲塔があるような、特徴的な艦艇が入る。さらに日本人艦長の追加も検討中で、20人以上追加することを考えているという。なおこれら艦長の顔は、フォーラムで募集する予定。自分の顔が艦長になるチャンスとなっているので、気になる人はぜひフォーラムの動きチェックしてみるといいだろう。