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「MHF-G」、7周年記念感謝祭でWindows高画質版を体験!

新作「モンハン メゼポルタ開拓記」、「モンハン エクスプロア」もプレイアブル出展

11月16日 開催

場所:渋谷ヒカリエホール

参加費:無料

 カプコンは、Windows/Xbox 360/プレイステーション 3/Wii U/PlayStation Vita用オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティアG」(MHF-G)のオフラインイベント「モンスターハンター フロンティアG 誕生7周年 MHF-G感謝祭 2014」を11月16日に開催した。

 本イベントは、「MHF-G」のサービス開始7周年を記念して開催されたオフラインイベント。会場ではステージイベントやWindows用グラフィックス向上版「MHF-G High Grade Edition」、ブラウザゲーム「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」、スマホ向けの新タイトル「モンスターハンター エクスプロア」の体験プレイなどが実施されていた。

 本稿では「MHF-G High Grade Edition」をはじめとした体験コーナーの様子をお伝えする。

モンスターの質感がよりリアルに! 「MHF-G High Grade Edition」

注目度の高かった「MHF-G High Grade Edition」。実際に見てみると迫力が違う

 体験コーナーの中でも最も長い行列を作っていたのが「MHF-G High Grade Edition」だ。

 「MHF-G High Grade Edition」は、Windows用に開発された高画質版。フィールドは被写体深度表現によって奥行きがより感じられるようになり、ゴッドレイ、ブルーム、SSAO効果によって自然な光や影が演出されている。

 実際にゲーム画面を見てみると、最大の違いはモンスターの表現にある。高画質版はモンスターの皮膚や鱗の凹凸がより細かくなり、モンスターによってはテリなども加わってより生物らしい質感で表現されている。

 またモンスターの影も異なっていて、オリジナル画質版では丸い影が1つ置かれているだけだったが、高画質版では翼や足といったモンスターの形に合わせた影が登場し、迫力がより増している。

 なお高画質版へは、プレーヤー側で切り替えが可能となる。高画質版とオリジナル版のプレーヤーも一緒に遊べるため、切り替え後もこれまで通り遊ぶことができる。高画質版は12月10日に実装予定。

【「MHF-G High Grade Edition」PV】

シミュレーションRPGに変化した「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」

基本構造はそのまま、シミュレーションRPGとして提供される「MHF-G」

 「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」は、「MHF-G」の世界観を用いたブラウザ用のシミュレーションRPG。プレーヤーはギルドマスターとなり、ハンターを集めてパーティーを編成、クエストを繰り返してフィールドの“開拓”を進めていく。

 本作最大の特徴はシミュレーションRPGで「MHF-G」を再現しているという点で、クエストの受注とフィールドへの出発、目標モンスターの狩猟という流れがそのまま踏襲されている。

 フィールドでは移動も行なうが、本作ではコマを動かすようにしてマス目状に仕切られたステージを進めていくものとなる。各マスではアイテムの採取や雑魚モンスター、ターゲットモンスターがいて、コマをその場所に進めることでアイテムの獲得や敵との戦闘を行なえる。移動は自由に行なえるが、移動の回数制限があるため、残り移動数を考えながら行動を選択する必要がある。

 また戦闘は制限コスト内でハンターたちの攻撃種類を選択していくという変則型のコマンド選択式。戦闘を終えるとハンターは経験値を得られ、成長すると新たな技を覚える。本作では、こうしたハンターの獲得と成長も見どころの1つだ。

ハンターたちの収集と成長も見どころとなる
ステージでは、ゲームの設定や登場キャラクターに関する開発秘話も紹介された

タッチ操作で最大4人が協力プレイ可能な「モンスターハンター エクスプロア」

手軽にプレイできるのが最大のウリ。リアルタイムの協力プレイも可能ということで、配信が楽しみだ

 「モンスターハンター エクスプロア」は、最大4人までリアルタイム協力プレイができるiOS/Android用アクションゲーム。以前「モンスターハンタースマート」として発表されていたタイトルで、タイトルや内容を一新して開発されている。

 本作の特徴はアクションゲームとしての「モンハン」がスマートフォンで手軽にプレイできるという点。攻撃はタップ操作で通常攻撃、長押し操作で特殊攻撃が出せる。またタッチしたままスライド操作すれば移動、フリック操作で回避となり、これらのアクションを駆使してモンスターの狩猟を行なっていく。

 体験コーナーでは、ソロプレイでのミッションがいくつかプレイ可能だった。本家とは異なってフィールドの移動などはなく、プレイをスタートすると目の前に目標のモンスターが現われる。

 使用した武器は大剣で、ボタンを連打すれば通常攻撃となり、ボタンを長押し→離すで溜め攻撃が可能なほか、「ガード」ボタンも別で用意されていた。モンスターは残り体力が表示されており、直接タップすることでロックオンができる。

 アクションそのものは本家とも遜色ない内容となっており、ほとんどが1つのボタンで操作できるので“手軽さ”が強く打ち出されている。攻撃エフェクトはシリーズの中でもかなり派手な表現が採用されているので、爽快さの点も注目だ。

 本作の配信は2015年の“半袖が着られる間”を予定。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

ゲームシステムの肝となっているのは、最大4人までのリアルタイム協力プレイ。「モンスターハンター3」および「モンスターハンター3G」のモンスターが中心になっているという
【スクリーンショット】

(安田俊亮)