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グッスマ、「孤独のグルメ」の主人公をfigma化!
「艦これ」、「キルラキル」、「ふなっしー」などユニーク商品を続々展開
(2014/2/10 00:00)
プロ・アマを問わず自作したキットを持ち寄り、販売するイベント「ワンダーフェスティバル2014[冬]」が2月9日に幕張メッセにて開催された。今回は、雪で交通機関の影響が出たが、それにもかかわらず熱心なファンが数多く訪れ、盛況となった。
「ワンダーフェスティバル」はもともと模型の展示・販売がメインのイベントであるが、企業ブースでは今後発売される新作を発表する意味合いが強くなっており、様々なメーカーの最新商品を見ることができた。本稿ではfigmaやねんどろいどシリーズでおなじみの、グッドスマイルカンパニーを取り上げていきたい。
「艦これ」コーナー大人気。ねんどろいどが作られる過程を説明する展示も
ワンダーフェスティバル2014[冬]で最も勢いがあったメーカーといえるのがグッドスマイルカンパニーだ。アクションフィギュアfigma、ねんどろいどに加え、通常の固定ポーズのフィギュアや、香港treeAのアクションフィギュアなどを展示し、ファンの注目を集めていた。
その中でも人気だったのが「艦隊これくしょん -艦これ-」シリーズ。フィギュアの「武蔵」や「大和」、デフォルメフィギュアの“ねんどろいどプチ”シリーズでの展開や、figmaでの「赤城」など多数のラインナップが展示されていた。
「艦これ」コーナーは他と異なり、撮影用に待機列を作る形で、40分以上の待ち時間になる場合も。コーナーには巨大な「連装砲ちゃん」が飾ってあり、会場でも目立った。他のメーカーも「艦これ」は展開していたが、グッドスマイルカンパニーは敵キャラクターのフィギュア化や、お風呂グッズなど、より幅広い展開をしていくのが特徴だ。
個人的にツボにはまったのが、コミック「孤独のグルメ」の主人公をアクションフィギュアとした「figma 井之頭五郎」だ。グッドスマイルカンパニーは他のメーカーに先がけてユニークなキャラクターをフィギュア化するところに面白さがある。「figma 孤独のグルメ 井之頭五郎」はファン層を広げそうな作品である。
この他にも、アニメ「キルラキル」や「スーパーそに子」、「攻殻機動隊」、さらには「ふなっしー」など本当にモチーフが多彩で驚かされる。様々な挑戦を行なっているメーカーだと感じさせられた。次は何をモチーフとするか予想できないところがあるのが面白い。
さらにグッドスマイルカンパニーでは、「GOOD SMILE WORKS」としてねんどろいどの企画立案から、設計、工場での生産、販売といった手順を説明するコーナーを設置、来場者にわかりやすくねんどろいどが生まれるまでを解説していた。
原型はどう設計されるのか、原作に対しどのようなアプローチを行なうのか、工場でねんどろいどを生産するときに使う「金型」とは何か……など様々な店を細かく解説していた。模型やフィギュアに興味を持つファンが集まるワンフェスならではの展示だと感じた。