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コトブキヤ、プラモデル「タチコマWith草薙素子&バトー」を発売
「タチコマの家出」に登場した“ミキ”も付属、名場面を再現可能
(2013/11/26 13:46)
コトブキヤはOVA「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に登場するメカをモチーフとしたプラモデル「タチコマWith草薙素子&バトー」を2014年3月に発売する。価格は3,465円。スケールは1/35で、全高約6.5cm。
タチコマとは士郎正宗氏によるコミック「攻殻機動隊」及びコミックを原作とするアニメに登場する“思考戦車”。有人でも無人でも行動が可能で、光学迷彩で透明化することができ、蜘蛛のように糸を出して移動することができる。複数の機体が存在し、主人公草薙素子が所属する「公安9課」で活躍する。
人間とは異なる価値観を持つAIによって、シリアスな作風の中でコメディリリーフとしての役割も持っている。特にアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」及び「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」では序盤で無個性だった機体がそれぞれ個性を獲得していく過程が描かれた。アニメではタチコマにフォーカスしたエピソードも存在した。
プラモデル「タチコマWith草薙素子&バトー」はタチコマの独特のフォルムを忠実に再現している。後部のポッドは差し替えなしで開閉し、同梱されている草薙素子のフィギュアを座らせることができる。口のように見えるグレネードランチャー用の砲弾が付属しているほか、ガトリングガンに差し替えることも可能。
他にも同スケールのバトーのフィギュアが用意されており、彼がタチコマに与える「天然オイル」と言ったファンにはニヤリとさせられるアイテムが付属している。さらにこのプラモデルの目玉として「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の第12話「タチコマの家出 映画監督の夢」に登場した少女“ミキ”のフィギュアが付属している。劇中と同じようにタチコマの上に座らせることが可能だ。
注意したいのは、写真のフィギュアやタチコマは塗装されているが、製品版は未塗装だという所。劇中の雰囲気を再現するにはある程度手をかける必要がある。タチコマは様々な製品で立体化されてはいるが、ファンにとって12話のミキとタチコマのエピソードは特に思い入れが強いだろう。12話のシーンを再現できるプラモデルとして、ぜひ塗装にもチャレンジして欲しい。
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
※画像は試作品のものです。実際の商品とは多少異なる場合がございます。また、撮影用に塗装されております。