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「攻殻機動隊」の戦闘ヘリ「ジガバチAV」のプラモデル登場
同スケールのタチコマが3体付属するリパッケージ版、対決シーンも!
(2013/6/11 10:00)
コトブキヤはTVアニメ「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」に登場する戦闘ヘリのプラモデル「ジガバチAV」を9月に発売する。価格は3,360円。サイズは1/72で全長18cm。今回発売されるのは“リパッケージ版”となり、同サイズの「タチコマ」が3体付属する。
「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」は士郎正宗氏によるコミック「攻殻機動隊」を原作とするTVアニメで2004年に放映された。「攻殻機動隊」は人間の脳と様々な機械を直結できる“電脳化技術”が発展した近未来の世界を、脳以外の全ての部位を機械化した女性・草薙素子をリーダーとした組織「公安9課」を中心に描く。「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」では、電脳ウィルスによって巻き起こされる「個別の11人」といった謎めいた事件など様々なストーリーが展開する。
「ジガバチAV(アドヴァンス)」は作品内の世界において日本の海上・陸上自衛軍に配備されている対戦車戦闘ヘリ「ジガバチ」の発展型であり、人工知能を搭載し、無人でも操縦・戦闘が可能。その名の通り、蜂の腹部の様に見える丸い戦闘ポッドを持っており、戦闘時にはこのポッドを下に向け、“針”に当たる場所についている30mmガトリング砲で攻撃する。この他にもミサイルやロケット砲を装備している。
劇中では自立型人工知能を搭載する公安9課の“思考戦車”タチコマと戦いを繰り広げるシーンもある。プラモデルではジガバチAVと同スケールのタチコマが3体付属している。以前発売されていたものはタチコマは1体付属だったが、リパッケージ版では3体付属となり、1つのパッケージで複数のタチコマ対ジガバチAVというシーンが再現できるようになった。
ジガバチAVは戦闘ポッドを水平にした形にすることも可能で、脚部パーツを差し替えルことで着陸状態にもできる。フレキシブルなアームのついたディスプレイスタンドも用意されているため、ジガバチAVの様々な姿を取らせることができる。独特のシルエットを持つ兵器達が戦うという「攻殻機動隊」ならではの場面を作り出すことができるだろう。
ゲーム方面では、「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」と「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG」、そして劇場版の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」をモチーフにしたオンラインFPS「GHOST in the SHELL S.A.C. ONLINE(仮)」がネクソンの子会社である韓国ネオプルによって開発中である。様々な部位を機械化したサイボーグが戦う、FPSになるという。タチコマも登場し、PvPだけでなくPvEも可能と言うことで、続報に期待したい。
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会