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TGS2013 バンダイナムコイベントレポート

ロボットゲームのスペシャルステージ2本をレポート
「真・ガンダム無双」、「ガンダムブレイカー」スペシャルステージ&
「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」スペシャルステージ

9月19日~9月22日 開催(19日、20日はビジネスデー)

会場:幕張メッセ

入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日)、小学生以下は入場無料

 9月22日、バンダイナムコゲームスは同社のブース内にて、「真・ガンダム無双」、「ガンダムブレイカー」スペシャルステージ、「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」スペシャルステージを開催した。

 「真・ガンダム無双」、「ガンダムブレイカー」スペシャルステージの登壇者・ゲストは、バンダイナムコゲームス 後藤能孝氏、小美野日出文氏、薄井宏太郎氏、コーエーテクモゲームス 鯉沼久史氏、クラフト&マイスター 福川大輔氏、ゲストとして声優の鈴村健一さん、中村悠一さん。

 「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」スペシャルステージの登壇者・ゲストは、B.B.スタジオ 寺田貴信 「スーパーロボット大戦」シリーズチーフプロデューサー、ゲストとして声優の緑川光さん、置鮎龍太郎さん。

 いずれのステージでも、ゲーム紹介、ゲストを交えたゲームプレイやスペシャルトークを行なわれた。特に「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」では、新たに「ミッションモード」を実機で紹介しているので注目してもらいたい。

「真・ガンダム無双」、「ガンダムブレイカー」スペシャルステージ。
「真・ガンダム無双」は120機以上のMSが使用可能に!

 プレイステーション 3/PlayStation Vita「真・ガンダム無双」のコーナーでは、PV放映や試遊台のROMを使ったデモプレイが行なわれた。

 PVに「100機以上のモビルスーツが使用可能」とある点について、「120機以上使えると訂正させてください」と鯉沼プロデューサーが発言。開発スタッフから訂正して欲しいと連絡があったそうだ。また、前作では中村さんが演じるスサノオはDLCだったが、今回は製品版に最初から入っているとのこと。

 会場に設置されている試遊台と同じを使ったデモプレイでは、鈴村さんがビグ・ザムを、中村さんがストライクガンダムを使用。ビグ・ザムが巨大ながらも軽快に動き、大型メガ粒子砲やサマーソルトキックで敵をなぎ倒す場面やストライクガンダムの換装、本作から導入されたバースト中に味方と連携する新システムを披露した。

 鯉沼プロデューサーによると、今回の試遊台ではホワイトベース(ブライト・ノア)との連携だったが、製品版では戦艦だけでなく、モビルアーマーやモビルスーツ(MS)も登場するそうだ。

デモプレイでは、鈴村さんがビグ・ザムを、中村さんがストライクガンダムを使用

 続くPS3/PS Vita「ガンダムブレイカー」のコーナーでは、PS3版からの追加要素として、新規ガンプラ参戦、新ルールを含む30ミッションを追加(PS3版の70ミッションと合わせて計100ミッション)、PS3版とのクロスプレイ・クロスセーブ、アドホックモード搭載、ランナー出現率の調整やオプション装備の追加を紹介。最後の項目に関しては、随時詳細を明らかにしていくそうだ。

 鈴村さん、中村さんが創ったMSを使った協力プレイも行なわれた。鈴村さんは赤いデスティニーガンダム、中村さんは緑色のウィングガンダムだ。鈴村さんのディスティニーはデュランダル議長カラーとのこと(デュランダルを演じているのは池田秀一さん。同氏はシャアを演じていることから)。

 中村さんは10月から放送されるTVアニメ「ガンダムビルドファイターズ」でリカルド・フェリーニを演じており、リカルドの使うウイングガンダムフェニーチェをイメージして作成したそうだ。ウイングガンダムフェニーチェがどのようなMSかは公式サイトをご覧いただきたい。

鈴村さん作の赤いディスティニー
中村さん作の緑色のウィングガンダム
作成したMSを使っての協力プレイ
TVアニメ「ガンダムビルドファイターズ」の話題も。シリーズのネタが散りばめられており、ガンダムファンならニヤリとできるアニメになっている。同番組内で中村さんは初めて「ジークジオン!」というセリフを言ったというエピソードも聞くことができた
現在実施中の「オリジナルモビルスーツ選手権」の告知も。「ガンダムブレイカー」で作成した機体がアニメに登場するかもしれないという企画だ。エントリーは9月24日まで

「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」スペシャルステージ。
「ミッション」モードを実機で披露!

 「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」スペシャルステージでは、PV放映や開発中のROMを使ったデモプレイ、限定版の紹介などが行なわれた。

 PS3「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」は、従来のシミュレーションRPGではなく、「スーパーロボット大戦」でオリジナル主人公機として登場し、「スーパーロボット大戦OG」シリーズでも活躍するロボット達による3on3の対戦アクションゲーム。11月28日発売。価格は通常版が7,480円、期間限定生産版が8,980円。期間限定生産版には、PlayStation 3「スーパーロボット大戦OG ダークプリズン」のプロダクトコードがついてくる。

 実機デモプレイでは、ゲストの緑川光さんが演じるマサキ・アンドーの搭乗するサイバイスター、置鮎龍太郎さんが演じるライディース・F・ブランシュタインの搭乗するR-2 パワードを使ったCPU戦を披露。アカシックバスターといった各機体ならではの技を見せてくれた。

サイバイスター、R-2 パワードでの実機デモ。チーム戦である本作にはコストという概念があり、撃破された際にはコストに応じてチームで共有する戦力ゲージ(画面右上)が減少。戦力ゲージにより勝敗が決まる。画面右下が武装。気力が一定値以上にならないと使えない武装が存在する。気力は攻撃を当てたり、受けたりすることで増え、減ることはないそうだ。また、画面左下は仲間NPCへの指示。集中攻撃、各個撃破などの選択しから指示を方向キーで決定する

 続いて披露されたのが1人プレイ用の「ミッション」モード。ミッションは、メインとサブ、2つのカテゴリに分けられていて、クリアしていくことで新たなミッションがアンロックされていく。クリアすると出撃した機体用の改造ポイントや「ブースター」といったミッション毎に設定された報酬が得られる。また同時に全ての機体で使えるフリー改造ポイントも得られる。ミッションをクリアしてパーツや改造をポイントを得て、機体を改造し、強化していくわけだ。

ミッションモードでパーツや改造ポイントをためて機体を強化。かなり長く楽しめそうなモードだ
期間限定生産版のPVではアルバーダ、セレーナの姿が確認できた。特にセレーナのシーンでは会場から大きな歓声が上がった。セレーナ・レシタールは「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」で登場したキャラクターだ
「ダークプリズン」は期間限定生産版を購入するとついてくるプロダクトコードでダウンロードできる、「第2次スーパーロボット大戦OG」のサイドストーリーが描かれる短編作品。なんと主人公はシリーズのライバルキャラクター「シュウ・シラカワ」。仲間が10人程度しかいないという、従来の「スーパーロボット大戦OG」とは違ったバトルが楽しめるそうだ。なお、「ダークプリズン」の単体配信は2014年春を予定している
「スーパーロボット大戦Operation Extend」の配信スケジュールも明らかになった。第6章は9月26日、第7章は10月3日、第8章は10月10日に配信される

(木原卓)