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PS Vita/PSP「討鬼伝」完成発表イベントを開催!
南明奈さん、パンクブーブー佐藤さん、スリムクラブ真栄田さんがマルチプレイに挑戦!
(2013/6/18 19:31)
- 6月18日 開催
- 【討鬼伝】
- 6月27日 発売予定
- 価格:
- 6,090円(PS Vitaカード版)
- 5,400円(PS Vitaダウンロード版)
- 26,070円(PlayStation Vita 討鬼伝 鬼柄)
- 5,040円(PSP UMD版)
- 4,500円(PSPダウンロード版)
- CEROレーティング:C(15歳以上対象)
コーエーテクモゲームスは、6月27日の発売を約1週間後に控えたPlayStation Vita/PSP用ハンティングアクション「討鬼伝」の完成発表イベントを都内で開催した。
「討鬼伝」は、ω-Forceが手がけるハンティングアクションの期待作として制作が進められている。「歴史」のエッセンスを盛り込んだ、壮大な和風歴史ファンタジーで、プレーヤーは特別な力を持つ“モノノフ”と呼ばれる戦士となり、仲間と共に人の世を滅びから守るため、“鬼”との戦いに挑んでいく。
同作は体験版の配信を通じてユーザーの意見を吸い上げる形で制作が進められてきた。6月18日には体験版第2弾の配信がスタート。このバージョンでは、製品版にセーブデータを引き継ぐことが可能となっている。
発表会には、同社の襟川陽一代表取締役社長をはじめ、「討鬼伝」のゼネラルプロデューサーを務める鯉沼久史氏、プロデューサーの小笠原賢一氏、森中隆ディレクターも列席し、ゲームの注目ポイントなどについて語った。
まず登壇した襟川陽一代表取締役社長は「ゲームファンには体験版を通じて協力いただきました。様々な意見を頂き、ゲームファンのみなさんと共同で面白いゲームを制作し、見事完成しました。感謝していますし、今後もゲームファンの意見を採用していってより面白いゲームに結びつけていきたい。コーエーテクモゲームスらしい、和のファンタジー、独特な面白さを持ったハンティングアクションになっています」とゲームファンに向けて語った。
続いてビックタイトルの発表会には出席する事が多いソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアの河野弘プレジデントが挨拶を行なった。河野氏は「SCEJAとしても一緒に取り組んできた、2013年のVitaを代表する大切なタイトル。コーエーテクモゲームスの良さが出たタイトルで、PSPとクロスプレイで4人で遊べるという(プラットフォームの)良い部分を引き出していただいた」と賛辞を送った。
さらに「どうやって一緒に盛り上げていけるかということで、プレコミュでクローズド体験会を開催し、大変なにぎわいで盛り上がった。皆で鬼を追い込んでいく共闘プレイなどに反響がありました。ユーザーとのやり取りという点で、プレコミュの価値を提供できたのではないかと思います。また、ソニーマーケティングのReader Storeでモノノフの誕生秘話を描いたオリジナルコミック『討鬼伝 ヲニウチ』をコラボで配信していく。コミックとゲームの繋がりで盛り上げていきたいと思います。いろんなサポート、バックアップで盛り上げていきたい」と最大限のバックアップを示唆した。
鯉沼氏は、初めてゼネラルプロデューサーを担当したタイトルということで感慨深い様子。直前に挨拶した河野氏の言葉を受け「SCEJAとははじめから王道のハンティングアクション作ろうという話しをさせていただき、協力いただいた。ゲームをよくするために調整をかけてきて、良くなったと思う」とSCEJAの協力も大きかったとコメント。
ゲームのアピールポイントとしては「プレーヤーはモノノフのルーキーとして戦っていく。大型の敵と戦うとき部位破壊アクションがポイントです。そして200名が登場する“ミタマ”システム。歴史上の人物がミタマとして登場します。歴史ゲーム作り続けてきたコーエーテクモゲームスらしさが出ていると思います」と語った。また、デザイナーにガストの左氏を起用し、実力ある声優陣に声を当ててもらうことで魅力的なキャラクターを作り上げることができたと続け、ストーリーに関しても「歴史ファンタジーを味わって欲しいので、マルチハンティングアクションで弱くなりがちなストーリーを強化してソロでも楽しめるようにしました」とゲームのポイントを挙げていった。
最後に鯉沼氏は「ハンティングアクションへの参入第1弾として、しっかりと作り込んできました。まずは体験版で1人でも多くのゲームファンに遊んでいただきたい」と6月18日に配信が開始となった体験版をアピールし締めくくった。
そしてゲームの流れを小笠原プロデューサーが説明。小笠原氏は「皆に支えられながらここまで完成しました」と切り出した。ゲームはキャラクターメイキングからスタート。20種類以上の選択肢からキャラクターを作り上げ、髪の毛などいくつかの項目でカラーリングまで変更可能。キャラクターを作り上げることができたら、物語が始まる。ムービーによる演出も所々に入り、盛り上げていく。
前述の通り、プレーヤーはモノノフの一員としてゲームを始め、ウタカタの里を拠点に鬼との戦いを中心にゲームを進めていく。小笠原氏はミタマがゲーム攻略の上で要重要なポイントとなると説明。鬼は巨大な敵としてプレーヤーの前に立ちはだかる。攻撃のポイントは部位破壊。普通に攻撃するだけでは鬼にダメージを与えることはできず、部分破壊して初めて敵の体力を崩すことができる。鬼のどこを攻めれば見極め攻めていくことが重要というわけだ。ただ、がむしゃらに部位破壊しても再生してしまう。再生させないためには、「鬼祓い」を行なう必要がある。鬼は部位破壊すると隙を見せる。そこを仲間と一気に攻め立てるのがハンティングアクションの醍醐味であり、ラッシュで攻める壮快感がωフォースらしさとなっているという。
小笠原氏は最後に「愛されるシリーズなるように、今後も機能の拡張などを行なっていきたい。継続して続けていきたい」とシリーズ化の意向を表明して締めくくった。
南明奈さんらがゲームにマルチプレイに挑戦
イベントには、タレントの南明奈さん、お笑いコンビのパンク ブーブーの佐藤哲夫さん、スリムクラブの真栄田賢さんがトークショーを繰り広げ、コーエーテクモゲームスの森中隆ディレクターも加えて「討鬼伝」のマルチプレイにも挑戦した。
3人ともゲーム好きとして知られるが、佐藤さんは「コーエーテクモゲームスさんと言えば『信長の野望』。子供の頃プレイしていたおかげで漢字が弱いにもかかわらず、クラスで唯一『長宗我部』を書くことができました」と、ゲーマーぶりをアピール。
3人とも「体験版からやっている」ということで、佐藤さんが「ボタンを押してくださいとか鬱陶しい! わかりますよ!!」と、とにかく早くゲームをプレイしたい様子。今回は「ミフチ」の討伐にチャレンジ。南さんは新しい武器で小笠原氏曰く「テクニカルな武器」という鎖がま、佐藤さんは鉄砲、真栄田さんは双刀。
ゲームがスタートし、フィールドに飛び出していくと、いきなり敵のミフチと遭遇。ミフチは足が破壊部位ということで皆でラッシュをかける。小笠原氏から「足を1本断ち切ると効果が高く、ずいぶん有利になる」との言葉から攻め立てるメンバー。しかしここら辺から苦戦を強いられる。真栄田さんが倒れ「早く助けてください!」と助けを呼ぶ場面も。
ゲームを進めるうちにポイントもつかめてきたのか、真栄田さんは「長い目で見たら鬼祓いやっておいた方が良いですね」と小笠原氏に話しかける場面も。小笠原氏は、「鬼祓いは複数のキャラクターでやると早く終わるので活用して欲しいです」とちょっとした攻略情報を明かした。
マルチプレイということで、これまで3名がプレイしてきたソロプレイより鬼が強く設定されているらしく苦戦となったが、3人がガンガン責めて、森中隆ディレクターがサポートにまわるということで、小笠原プロデューサーが「良い戦法ですね」と言うとおり、戦いは全般的に有利に展開していった。ラストはラッシュで攻撃を加え、めでたく討伐成功となった。
真栄田さんは「面白い!体験版からテンポよくなっていますね。エリアの切り替えも早くなってます」と体験版からの進化に触れた。南さんも「壮快感がスゴイ」と楽しくプレイできたようだ。佐藤さんも「ゲームは気持ちよくできるのが1番。武器のエフェクトもスゴイ! これはちょっと長く遊べるな。体験版やった人はわかると思うけど、買ってやって欲しいと思います。はまりそう」とすっかりお気に入りになった様子。
真栄田さんは「体験版も十分楽しかったのですが、すごく進化していて、(制作者側にゲームに対して)愛があるなと感じました。ゲーマーとしてこだわり続けているのが嬉しいですね、パワーアップがすごすぎて」とコメント。南さんも「簡単な操作法で派手な技を出せるのが嬉しいですね。女子から見てもやりやすい」とプレイしやすさに触れていた。