PS Vita/PSP「討鬼伝」。新たな鬼の紹介からキャラクター作成まで紹介

　コーエーテクモゲームスは、PlayStation Vita/PSP用ハンティングアクション「討鬼伝」の最新情報を公開した。発売は6月27日で、価格はPS Vitaカード版が6,090円、ダウンロード版が5,400円、オリジナルデザインのPS Vita本体とセットになった「PlayStation Vita 討鬼伝 鬼柄」が26,070円。PSPのUMD版は5,040円、ダウンロード版は4,500円。CEROレーティングはC（15歳以上対象）。

　今回明らかになったのは、新たなる鬼とミタマ、そしてキャラメイク、武器・防具の作成（鍛冶屋）などについて。

鬼

・クエヤマ

　崩山（クエヤマ）。山のごとき体躯を誇る、大型の“鬼”。

　知能が高く、だまし討ちをするなど、狡猾な行動をとることもある。その一方で、圧倒的な巨体から放たれる攻撃は、脅威的。突進や跳躍攻撃は、まともに受ければ、骨まで砕かれる。

【クエヤマ】

【クエヤマとの戦闘シーン】

【小型鬼】

土竜（ドリュウ）：地中に潜む“鬼”。音や振動で獲物の接近を感知し、突如、足元から襲いかかる。普段は、地中の生物の魂を喰らっているが、異界化が進んだ「領域」では、積極的に地上の生物を襲うという

物岩（モノイワ）：亀のような姿をした“鬼”。その姿に似つかわしく、水辺を好んで徘徊している。背の甲羅は岩石のように強固で、あらゆる攻撃を跳ね返す。腹甲は比較的柔らかいため、転倒させたうえで攻撃を加えるのがよい

ミタマ

　新たなるミタマとして、平清盛、世阿弥、天草四郎、桂小五郎の4人の存在が明らかとなった。

　ミタマ（御魂）は、“鬼”に食われてしまっていた、過去の英雄たちの魂。ミタマを武器に宿すことで、モノノフに“鬼”を討伐するための力を貸してくれる存在となる。

【ミタマ】

平清盛。区分は「武」で、戦闘スタイルは「迅（じん）」

世阿弥。区分は「武」で、戦闘スタイルは「魂（こん）」

天草四郎。区分は「安」で、戦闘スタイルは「癒（ゆ）」

桂小五郎。区分は「乱」で、戦闘スタイルは「賭（と）」

キャラクターメイキング

　プレーヤーキャラクターの外見は、細かく設定することができる。名前や性別をはじめ、顔立ちや髪型、髪の色や肌の色はパレットで細かく設定可能。特に髪型と髪色はウタカタの里にある「自宅」でいつでも変更することができる。

　武具の種類も豊富に用意されており、防具は頭、胸、手、足の4つの部位に個別に設定することができる。

かなり細かくキャラクターメイキングを行なうことができる。髪や肌の色はカラーパレットから設定できるほどの細かさ

上段は男性装備の一例、下段が女性装備の一例

武器・防具の作成と武器の一例

ウタカタの里の鍛冶屋

　「討鬼伝」では、武器が約400種、防具が約100種のバリエーションが存在する。これらの武器や防具を作るためには、フィールド上で手に入る素材や、“鬼”を倒した際に得られる素材を組み合わせていくことになる。

　モノノフの武器や防具を作成、強化するのは、ウタカタの里にある鍛冶屋でおこなう。そこには、頑固一徹な職人・たたらが出迎える。ここでできることは、素材とハク（鬼祓いをすると入手できる霊妙な力）を消費して武器を作る「武器製造」のほか、「鍛錬」と「打ち直し」がある武器強化、素材とハクを消費して防具を作る「防具製造」、防具も武器と同様に強化することができる。

　「強化」における「鍛錬」では、武器や防具の性能を上げることができ、最大9回まで鍛錬可能で、鍛錬された武器は、魂溝（ミタマの装着枠）が増えることがある。武器に設定された「馴染み度」を最大にすると可能となる。

　一方「打ち直し」は、ハクと素材を消費して、新しい武器や防具に作り変えることができる。

武器製造

武器強化

防具製造

防具強化

【武器の一例】