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セガ、「SEGA PRIVATE SHOW 2013 -SPRING-」開催
「ぷよぷよ!! クエスト アーケード」など注目作多数!
(2013/5/24 20:52)
セガは、アミューズメント施設向けタイトルを展示するマスコミやオペレーター向けの内覧会「SEGA PRIVATE SHOW 2013 -SPRING-」を5月24日に開催した。会場は大田区産業プラザ「PiO」。大阪は5月28日、福岡は5月30日にそれぞれ開催される。
毎回、質量ともに他を圧するラインナップが用意される同社内覧会。まずは、プレス向け素材なしの映像出展2タイトルに関する情報からお届けしたい。今年2月開催の「JAEPO 2013」が初出となった新作メダルゲーム「THE WORLD OF THREE KINGDOMS」は、近日中のロケテスト実施を予告。
5月16日に最新バージョンがリリースされたスポーツカードゲーム「WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2011-2012 Ver.2.0」は、早くも次回作「WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2012-2013」の開発決定がアナウンスされた。また アークシステムワークス株式会社の対戦格闘ゲーム「Guilty Gear」シリーズ最新作「Guilty Gear Xrd -SIGN-」が「ALL.Net P-ras MULTI」でリリースされることが明らかにされた。
ぷよぷよ!! クエスト アーケード
高い知名度を誇る大人気パズルゲーム「ぷよぷよ」のアーケード最新作。アーケードゲームでは驚天動地ともいうべき“基本プレイ無料”をうたっている。
プレーヤーはゲーム内のポイント「げんき」を消費してクエストに挑戦。げんきの初期ポイントは100で、初級クエスト(40ポイント)、中級クエスト(60ポイント)など、プレイしたいクエストに応じてそれぞれポイントが消費される。ポイントは3分ごとに1ポイント回復。1クレジットで100ポイントが加算され、上限は200ポイント。プレイデータの記録には、Aimeカードまたは対応携帯端末が必要。
ゲームのルールは、4月24日に配信が開始されたiOS「ぷよぷよ!!クエスト」とほぼ同様で、同じ色のぷよを縦横4つ以上つなげて消していくというもの。iOS版との違いは、パズル画面が横に広いiOS版と異なりアーケードは縦に長くなっていることと、最大4人でリアルタイム協力プレイが可能なこと。マッチングは全国単位で行なわれ、約1分ほどで決定。4人で協力してボスキャラクターと戦う。同店舗内で4人が「せーの」で開始すれば、店舗内協力プレイも狙えるという。
じっくり考える“詰め将棋”タイプが基本のiOS版に対し、アーケードは20秒という制限時間内にどれだけ連鎖が作れるかといった“直感”や“スピード”が重要。また、クエストクリアで入手したカードで強いパーティを編成することもポイントのひとつ。各クエストでクリア率100パーセントを達成すると、レアカードが手に入るコンプリートボーナスが与えられる。
iOS版と連動した企画なども検討しているといい、定期イベントの実施やカード追加も予定されている。新規筐体のほか「セガネットワーク対戦麻雀 MJ5」、「Shining Force CROSS」の各サテライト用CVTキットを用意。稼動時期は未定。
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maimai GreeN
円形タッチスクリーンと周囲に配置したボタンにより、音楽に合わせてゲームをプレイするだけでダンスをしているかのような動きを実現できる簡単操作の音楽ゲーム「maimai」シリーズ最新作。バージョンアップにともない、筐体カラーがグリーンに変更されている。
JPOPやVOCALOIDのほか、ニコニコ動画で再生数1千万を越えるという人気ジャンル「東方Project」など、多数の楽曲を追加。前作でユーザーの要望が高かったというアニメ楽曲も映像付(一部楽曲)で提供される。やりこみ要素として、お買い物ができるゲーム内ポイント「マイマイル(maimile)」、レーティングシステムを新たに追加。
VS・SYNCをいっしょにプレイする「maiフレンド」、前後でプレイした人を自動登録する「maiご近所さん」といった店舗内コミュニティ機能の拡張も行なわれる。今夏稼動予定。
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北斗の拳 BATTLE MEDAL
1983年に週刊「少年ジャンプ」に掲載され、今なお圧倒的な人気を誇る大ヒットコミックス「北斗の拳」をモチーフにしたメダルゲーム。「JAEPO 2013」で初披露された際、来場者を圧倒した筐体中央の「ラオウ像」は、何度見ても“強烈な存在感”に圧倒される。以前の記事でもお伝えしたとおり、フェイシャルモーションでしゃべるほか、突発アタリ演出で「これでもか!」といわんばかりに怒涛の動きを見せる。
手元の自動メダル発射装置は、横のボタンを押すと単発だが、コントローラーを引くと凄まじい勢いでメダルを連射。振動機能が搭載されているため、あまりの爽快感についつい連射したくなるが、実際に店舗でプレイするときを考えると「これ連射しっぱなしにしたら、1分間に何枚メダルが消えていくんだろう……」と少々恐ろしくなってしまう。
業界初をうたう“自分で狙える”物理抽選スーパーリーチを搭載。巨大ボールを使ったジャックポット抽選は「結魂JP」に入ると液晶画面で感動の名シーン再現とともに“結魂ジャックポット”獲得。また「激闘BB」に入るとラオウトケンシロウが激突。ケンシロウが攻撃するごとにメダルを獲得できるなど、全編これ“北斗の拳”といった世紀末仕様(?)。今秋稼動予定。
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戦国大戦 1590 葵 関八州に起つ(映像出展)
トレーディングアーケードカードゲーム「戦国大戦」がバージョンアップ。年号を1590年に改め、新勢力「徳川家」と「長宗我部家」を追加。各勢力の武将たちは、それぞれの特色に合わせた新特技・新計略を備えている。
新武将だけでなく、既存の武家にも新カードを150枚以上追加。これにより、豪華イラストレーター陣によるカード総枚数は900枚以上を数える。各武将に命を吹き込む豪華声優陣も、井上麻里奈さん、神谷浩史さん、櫻井孝宏さん、斎藤千話さん、菅沼久義さん、最上嗣生さんが新たに参加。総勢39名がゲーム中で競演する。
シナリオモード「群雄伝」は、新規に追加された「徳川家」と「長宗我部家」の新章を追加。また、今回から各武家のシナリオを進めると「電影武将」が手に入るほか、初心の章を前面刷新するなど新規参加プレイヤーにもさらなる配慮がなされている。6月稼動予定。
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ボーダーブレイク ユニオン Ver.3.5(映像出展)
5月22日より全国8店舗にてロケテストを実施中のハイスピードロボットチームバトル「ボーダーブレイク」最新バージョン。協力戦モード「ユニオンバトル」では、新巨大兵器との地上戦が勃発。さらに迫力に満ちた戦いが楽しめるようになった。
ユニオンバトル中は「ニュード吸収装置」、「プラント侵攻」、「巡航爆雷」、「大型機動平気」など、さまざまな特殊任務(オーダー)が発生する「ユニオンオーダー」が追加された。オーダーに失敗するとコアが大ダメージを受けてしまうという……。
また、バトル中に一定の条件を満たした場合のみ使用できる時間制限つきの超兵器「要請兵器」が登場。兵装に関係なく使用できる第5の装備で、兵装にしばられない新たな戦略が可能になる。このほかにも、5バトルの間、報酬BOXが透けて見えるスキャンボーナスタイムなど、新要素を多数追加。ファンにはたまらないバージョンアップとなりそうだ。6月稼動予定。
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キーマスター(参考出展)
海外で好評を博したというプライズマシンが日本上陸。景品の前に設置された穴のあいたプレート(カギ穴)に“カギ”を通し、回転させて手前に引っ張ることができれば景品ゲット。最大15種類までのプライズ設置に対応する。
本プライズマシン最大の特徴は、パッと見のわかりやすさと「簡単に取れそう!」とつい思わせるデザイン。そばにいた担当者の方に「これ、当然ですが確率変動処理とかないですよね? スペシャリストが出現したら結構しんどいことになるのでは?」と質問したところ、そこは(当然といえば当然なのだが)きちんと工夫がほどこされていた。
メインとなる難易度調整は“カギ穴”の大きさ。現状カギ穴には3パターンがあり、それぞれ大きさが微妙に異なる。「高さ調整さえピッタリなら余裕で取れるんじゃない?」と思われそうだが、もっとも難易度が高いカギ穴の上部にはピンポイントで通るくらいの凹が……。このほかにもカギのスピード設定など、シンプルながら効果的(?)な難易度変更が簡単におこなえるという。
正味な話、もはや「つかむ」という概念すら消し飛んで久しい虚弱体質アームのプライズマシンに悶絶するくらいなら、筆者は「キーマスター」を相手に戦いたい。
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その他の主な出展機種
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写真/フォト・オリジナル、大井川鐵道、京成電鉄、JAL、東京消防庁
イラスト/加藤愛一など
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