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「SEGA PRIVATE SHOW 2013 -AUTUMN-」開催
ビデオとメダルゲームの垣根を超える「THE WORLD of THREE KINGDOMS」など
(2013/10/17 20:01)
セガは、2013年末~14年のリリースを予定しているアミューズメント関連機器を集めた「SEGA PRIVATE SHOW 2013 -AUTUMN-」をセガ1号館にて開催した。同イベントは主にオペレーター向けとなっており、10月16日~17日が開催期間となった東京会場は、プレス向けに2日目が公開された。
「THE WORLD of THREE KINGDOMS」(2014年2月稼動予定)
今回のショーで1番力が入っていたのが「THE WORLD of THREE KINGDOMS」。三国志をテーマとするビデオゲームとメダルゲームを融合させた、新カテゴリーのハイブリッドゲーム。
本作は、三国志の群雄達が繰り広げる勢力争いに、プレーヤー自身が武将となって参戦。軍資金(ゲーム内通貨)を使用して自部隊を編成し、全国のプレーヤーと敵・味方に分かれて多人数オンライン合戦を繰り広げる(対戦は最多で4対4)。テーマ的には「三国志大戦」を思い起こさせるが、本作の操作系は1レバー(移動)3ボタン(攻勢、弓構え、特技発動)+タッチパネルというものになっており、武将データはAimeを利用してオンラインで管理される。
なんといっても本作の特徴は、ゲーム中で使用する軍資金(ゲーム内通貨)に100円硬貨でもメダルでも変換でき、出撃時など、軍資金の投入量によって武力を強化できたり、合戦に勝利した際の褒章や、投資などでの利益が軍資金として返って来ることにある。つまり、一般的なビデオゲームでは、プレイ料金を稼ぎ出すことはできなかった(対戦ゲーム等で勝利することでゲームプレイが継続することはあったが)が、本作ではそこにメダルゲームの流儀を持ち込むことで、ジャックポットなどが起こることにより、軍資金というプレイ料金を得ることによって、継続プレイを可能にしている。
また、武将を採用したり、部下と交流を深めたり、アイテムによって身支度を整えたりといった部分(自宅で行なう)ではある程度の軍資金が必要となるだけでなく、合戦に出撃させる部隊の編成や訓練時は軍資金を投入すればするほど人数や部隊の能力を強化したり、訓練効果をより高めることができ、さらに合戦中も軍資金を使って計略を発動させるという仕組みになっており、軍資金の投入どころが非常に重要になっている。
なお、プレイ後は残った軍資金をどうするかを選択することになる。残りの軍資金をすべて使って宝箱を購入する(アイテムが手に入る)か、ゲーム機に保存する(次回プレイ時に使用する)かを選ぶことが可能だ。
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