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【Gamescom 2013】Bethesda、「The Elder Scrolls Online」試遊レポート

ビジネスモデルは従量制に決定。判明してきたバトルや独自のスキルシステムを紹介!

8月21日〜8月25日開催(現地時間)

会場:kolnmesse

 Bethesda Softworksが2014年春のローンチを目指して、Windows/Mac/プレイステーション4/Xbox One用に開発しているMMORPG「The Elder Scrolls Online(ESO)」。注目のビジネスモデルについて、「Gamescom 2013」で月15ドルの月額課金となる予定であることが発表された。

 「Gamescom」のBethesdaブースでは約60台強のPCを並べて、キャラクターメイクから村の周りのクエストを受けるところまでを遊ぶことができる試遊コーナーが設けられていた。また、プレス用として1時間以上遊べる試遊会も開催された。

 試遊で、スキルやバトルなど、ある程度見えてきたゲームのシステム面についてお伝えしたい。ただし、現場では写真撮影が厳禁で、ブースでも上に飾られた紋章以外は撮影禁止という厳しさだったので、システムの画面については今後の発表を待って欲しい。

ストーリー仕立ての連続クエストにスタート早々のめり込む

RedGuardAomorという装備。「ESO」にはかなりの数の武器や装備が用意されているようだ

 まず、E3版で判明している基本的な部分をおさらいすると、プレーヤーキャラクターとして使える種族は9つ。それぞれ3つの勢力のいずれかに属している。今回は、Aldmeri Dominionに属しているDark Elf、Nord、Argonianのいずれかを選ぶことができた。

 これがGamescom版では、選択できるクラスはE3から1つ増えて、戦士系のDragonknight、キャスター系のSorcerer、ヒーラー系のTemplarに2本のナイフを使うレンジャー系のNightbladeの4つから選択できた。今回はSorcererとTemplarを使ってみた。

 キャラクターメイクには、スライダと三角形のスライダパッドを使う。スライダパッドは三角の頂点が、筋肉質、細め、太めといった別要素になっており、三角内のどこかをクリックするとそれらの要素がそれぞれの割合で融合した体型になる。顔も同じようにして全体のフォルムをいじった後、スライダでパーツを細かく設定できる。

 名前を決めてゲームをスタートすると、北方にあるBleakrock isleという島でゲームがスタートする。どうやらこの島では、多くの人間が失踪する事件が起きており、その解決に手を貸すことになる。これが島のメインストーリーで、それ以外にもちょこちょこと細かいサブクエストが用意されている。ちなみに、一人称視点でも三人称視点でもプレイ可能だが、ドイツのプレーヤーはMMORPGでは一般的な三人称視点で遊んでいる人が圧倒的に多かった。

 クエストを持っているキャラクターの頭上には、黒い▼が浮かんでおり、「E」を押して会話画面に入ると、キャラクターがこちらを向いたアップの画面になり、ボイス付きでクエスト受諾の会話をする。UIは「Skyrim」で見慣れたものとほぼ同じだ。クエストを受けると、マップ上に目的地点がエリアか、ポイント表示のどちらかで表示され、画面上にある方向支持バーにもクエストを示す矢印マークが現れる。後は、このマークや地図を見ながら現場にいくだけだ。マップからのファストトラベルは、「ESO」では有料サービスとなっている。

 クエストはほとんどがストーリー仕立ての連続クエストになっている。最初に受けたクエストは、狂った魔法使いが仲間に魔法をかけた後杖を投げ出してどこかにいってしまったので、仲間にかけられた魔法を解いて欲しいというもの。投げ出されていた杖を装備して、マップ上の3カ所でネズミに変えられている3人を見つけ出し、魔法を解いた。この杖はクエストアイテムではなくその後も普通に装備して使うことができた。

 ほかにもIce Manという雪男の住処に入って氷に閉じ込められた男を助けたり、生肉を使ってドラキュラを呼び寄せて倒したり、ドラゴンナイトの霊に頼まれ、ネクロマンサーを倒して呪いを解いたりと最初から結構なボリュームのクエストを遊ぶことができる。

 メインクエストにあたる「The Missing Bleakrock」というクエストは、15人の村人を独力で助けるか、救援のためにRana隊長に話を聞くという2つの方法が併記されていた。また、Ice Manのクエストでは途中アイテムを集めたり、たくさんの偽物のなかから本物のIce Manを見つけ出すというクエストがあるのだが、こういったちょっとわかりにくいクエストの時にはクエスト欄にこうすればいいよというヒントが表示されていた。

武器を持ち変えることでクラスに関係なく様々な攻撃方法を選択可能

自分のクラスにあった武器や防具を選んで経験値を貯めていくことで、その武器や防具独自のスキルも覚えることができるようになっていく

 「ESO」のスキルシステムはかなり独自だ。キャラクター選択の時に選んだクラスには、3つの別々の系統のスキルが存在している。例えばTemplarならAedric Spear、Dawn's Wrath、Restoring Lightという3つがあり、それぞれ方向性の違う術や技を覚えることができる。

 それ以外にも武器のスキル、防具のスキル、RACIALという系統がある。装備できる武器の系統は、両手剣、片手剣と盾、2刀、弓、攻撃魔法用の杖、回復魔法用の杖の6つで、例えば両手剣の中には斧やメイスなども含まれる。防具はヘビーアーマー、ミディアムアーマー、ライトアーマーでそれぞれスキルの系統が違っている。

 キャラクターは基本的にすべての武器と防具を装備できる。装備して戦っていると、その武器や防具の経験値がたまっていき、レベルが上がっていく。スキルを覚えるには、キャラクターの成長で入手できるスキルポイントが必要だが、習得の為にはスキル自体のレベルも上げねばならない。スキルの習得可能レベルはアクティブスキルが1、5、20、30、40、パッシブスキルが9、15、25、35、49となっている。クラスの系統別スキルにはほかにレベル12で習得可能なアルティメットアビリティというスキルが存在する。

 また、それ以外に生産系のトレーディングスキルが用意されていた。今回確認できたのは、ウェポンスミス、エンチャンター、アーマースミス、アルケミスト、プロビジョナーの5つ。家にある暖炉で食料の作成が可能だったので、これらのスキルはそれぞれの作成道具がある場所で使えば、誰でも利用できるようだ。

 これらのスキルを覚えて自分だけのキャラクターを作っていくわけだが、「ESO」にはSorcererだから杖を使わねばならないというくくりがない。Sorcererでもヘビーアーマを着て両手剣を使っていれば、いずれはそれらのスキルを覚えて技を繰り出したり、マスタリーを手に入れることができるし、戦士系のキャラクターでも魔法杖を持てば魔法を繰り出せる。ただ、Sorcerer固有の魔法技は杖を装備していなければ発動できないため、ある程度は自分のやりたいことを絞ったキャラクター作成をしなければ、中途半端なキャラになってしまいそうだ。

一人称、三人称のどちらでもプレイできる

(石井聡)