ロックスター・ゲームス、PS3/Xbox 360「L.A.ノワール」
刑事の仕事の1つ「捜査と尋問」のゲームプレイ映像を公開
ロックスター・ゲームスは、7月7日発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用クライムスリラー「L.A.ノワール」の新情報を公開した。価格は7,770円。CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。開発はチーム・ボンディ。
公開された新情報は、精密に再現されたロサンゼルスの街で起こった犯罪や陰謀に対処するために行なう必要がある捜索や尋問について。今作では、銃撃戦のようなアクションだけでなく、捜索や尋問などの活動も行なう必要がある。
プレーヤーは、第2次大戦で受勲しながらも自らの行ないを償うために刑事になった「コール・フェルプス」となり事件に臨む。ゲームはミッションやステージでは構成されず、それぞれの課や班で独立した事件が発生する。各事件を解決すると、新たなチャレンジが追加されロスの闇に潜む真実に1歩近づくことができる。
事件は、いくつかの要素で構成されている。犯罪現場における手がかりの捜索をはじめ、目撃者への事情聴取、参考人の尾行、そして尋問となる。尋問パートでは、「Motion Scan」と呼ばれる革新的な技術によりリアルな体験をすることができる。
各事件を解決するには、容疑者や目撃者から話を聞き彼らの嘘と真実を見破らなければならない。容疑者を疑い信用し、証拠を提示して事件の真相に迫ることにより新しい手がかりや質問事項が追加されるようになっている。
刑事には、銃や車を扱う能力のほか、直感や推理力が要求される。プレーヤーは、尋問相手の反応や表情を観察し、事件の捜査方針を的確に判断していく必要がある。尋問相手の反応や表情は、「Motion Scan」を用い俳優の細かい表情をキャプチャーし緻密に再現されている。
尋問では、相手に不適切な質問をすると貴重な時間や手がかりが失われるだけでなく、間違った追及により容疑者は完全に口を閉ざし重要な情報を聞き逃してしまう。容疑者の言葉に耳を傾けつつ、細かな表情や動きの変化を見落とさないことが事件解決の鍵を握っている。
犯行現場にいた目撃者に話を聞くフェルプス。聴取は犯行現場のほか、住宅地や仕事場など捜査中であればいつでもどこでも行なうことができる | 取調室での事情聴取シーン | 尋問を行なう前にマジックミラー越しに容疑者の様子を伺うこともできる |
容疑者にプレッシャーをかけるフェルプスとパートナー |
時には関係者の自宅を訪れなければならないこともある | 無実か有罪か、真実か自己防衛か、尋問しながら自問自答しなければならない | 顔の引きつる表情やまばたきなど、隠しきれない嘘をつく時の相手の反応を見逃さないようにしたい |
刑事の仕事は、目撃者に話を聞くだけではない。ロサンゼルスの歴史の中で、最も荒れた時代の1つである1947年では、過去に類を見ない数々の暴行事件、強盗などが横行していた。犯行現場や容疑者を調べるなど重要な仕事は山積している。
容疑者の面通しに立ち会うフェルプス |
フェルプスにとって、銃を向けるのは最後の手段である。しかし、危険な街ロサンゼルスでは敵を素早くしとめることも刑事として成功するための1つの手段となる | 繊細な行動も刑事の武器となる。容疑者を気づかれずに尾行することが日常的に求められる |
フェルプスは、巡査として刑事の仕事を学びやがて昇進していく |
【プレイムービー『捜査と尋問』】 |
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本タイトルは「CERO:Z(18歳以上のみ対象)」タイトルです。この映像には、暴力・ホラー、その他グロテスクな表現などが含まれています |
【スクリーンショット】 | |
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(C) 2011 Rockstar Games, Inc.
(2011年 5月 26日)