チュンソフト、DS「ぞんびだいすき」のタイトル発表会を実施
“ゾンビだって元は人間”ドラマとコミカルさを描いたゾンビゲームの異色作


1月13日 開催

【ぞんびだいすき】
1月20日 発売

価格:5,040円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 チュンソフトは1月20日に発売するDS用ソフト「ぞんびだいすき」の、メディア向けタイトル発表会を実施した。「ぞんびだいすき」はタッチペン操作でたくさんのゾンビ達を導いていき、人間と戦うという、一風変わった“ゾンビが主役”のゲーム。発表会では、プロデューサー兼ディレクターの伊東 幸一郎氏による本作のプレゼンテーションや合同インタビュー、さらに体験プレイが行なわれた。その模様をお伝えしていこう。


■ ゾンビが主役!プレーヤーはゾンビ視点!タッチペン操作でゾンビの群れを操作してクエストに挑む

「ぞんびだいすき」プロデューサー兼ディレクターの伊東 幸一郎氏。ご本人がそもそも大のゾンビ好きだ

 「ぞんびだいすき」のおおまかな流れは、牧場を拠点にしているゾンビ達が街へ繰り出して、人間に奪われてしまった“だいじなもの”を取り戻していくというもの。ゾンビに襲われて倒された人間はゾンビとなり、ゾンビはどんどんどんどん増えていく。牧場で育った作物を食べさせてゾンビをレベルアップしつつ、より強敵の待つクエストへと挑んでいくという形式だ。

 クエストは、“だいじなもの”を取り戻すメインクエストが30あり、途中には強力なボスも出現するクエストもある。そうしたボスに打ち勝つために、サブクエストをこなしつつゾンビを育成していくことになるのだが、サブシナリオは全部で100あり、メインと合わせて130ものクエストが用意されているという。

 ゲームはクエスト前の「牧場パート」とクエスト中の「アクションパート」にわかれている。アクションパートでは人間が暮らす街が舞台で普通の市民もたくさんいる。そこに、ゾンビ達が大挙して押し寄せていく。

 「ぞんびだいすき」はジャンル表記こそ“ぞんびぞろぞろアクション”となっているが、ゲームとしてはリアルタイムに進行するシミュレーションゲーム(RTS)に近い。十字ボタンかA//B/X/Yボタンのどちらかで画面を移動させ、もう片方の手でタッチペンを扱う。

 タッチペンで導くように線を描けばゾンビはその方向へ動いていく。サッサッサッと3回描けばダッシュ、たくさんのゾンビをまとめて動かしたい時は丸で囲んでスライドさせる。他にも1点を抑え続けると集結し、トントンとタップすると散り散りに離れていくといった操作もある。攻撃は自動で、人間に近づくと自動で噛みつき攻撃を繰り出す。

 ゾンビの集団がぞろぞろーっと動いていく様は、まさしく“ぞんびぞろぞろ”。想像するとおぞましいが、ぞろぞろーっと移動し、ワーッと集まったり、ギャーッと逃げていったりする様子は、外見のポップさもあってなんだか可愛らしい。


たくさんのゾンビ達をタッチペン操作で導いていく。直感的な操作でわらわらと動いてくれるゾンビの群れがちょっとかわいい?
人間に奪われてしまった“だいじなもの”を取り戻すため、ゾンビ達は街をはじめとした人間のいる場所に押し寄せていく
牧場ではアイテムの種をまき、それが育ったものを食べて、ゾンビがレベルアップしていく。ゾンビが何を食べるのがスタンダードなのかというのも難しい問題だが、本作ではコミカルに変な物がたくさん登場する
スキルガーデンで覚えたスキルをうまく活用するのがポイント。画像はゾンビ達の体力が回復する「ヒール」
ゾンビ達の話題を聞きつけたボスも登場する。群がるゾンビをなぎ倒すような人間離れしたボスがたくさんいる

 ゾンビ達にスキルを習得させることもできる。牧場の端に「スキルガーデン」という場所があって、そこは数字の書かれた岩があって進めないようになっているが、その数字以上のゾンビがいれば破壊可能で、その先にあるスキルを獲得できる。

 スキルは自動で効果が発揮されるものと、プレーヤーがアイコンをタッチすることで発動するタイプの2種類がある。自動のスキルは大きなダメージを与えられる攻撃方法など能力がパワーアップするもの。プレーヤー発動タイプは、ゾンビのHPを回復する「ヒール」、倒れたゾンビが復帰する「ライズアップ」、隕石を降らせる「デスメテオ」があって、ここぞというタイミングで発動させるものだ。実演のプレイでは、ボス敵が発動しようとしていた強力な攻撃を「デスメテオ」でキャンセルさせたり、ほとんど全滅していたゾンビを「ライズアップ」で一気に蘇らせたりといった、重要そうなテクニックが披露された。

 一方で、人間もあの手この手でゾンビに対抗する。人間離れした能力を持ったボス敵や、乗り物や兵器、さらに街にはゾンビを撮影して生中継するカメラマンがいて、長い時間撮影されるとそれを観て駆けつけた特殊部隊のSWATが現れてしまう。武装しているSWATはかなりの強敵なので、カメラマンを先に倒しておくなど、戦略も必要なようだ。

 リアルタイムに大量のゾンビ達を動かしていくので、なかなか忙しそうなゲームになっているが、「おまかせバトル」という、自動で戦ってくれるモードも搭載されている。通常でのプレイ中にはなかなか落ち着いてみられないアクションパートの様子を眺めつつ、手軽に楽しめるモードだ。

 クリア後にはプレイモードが2つ追加されるとのこと。「ストロングモード」と「サバイバルモード」というもので、「ストロングモード」は1周目で育てたゾンビ達でストーリーを最初からプレイできる、いわゆる引き継ぎモード。「サバイバルモード」は、通常だと人間に倒されても次には元に戻るゾンビが復活しないので、ゾンビが減っていってしまうシビアな上級者向けモードだ。

 最大4人でプレイできる通信機能を使ったモードもある。通信プレイでは4人で協力してボスと戦う「パーティーハント」、ゾンビ同士がサッカーで対戦する「デッドサル」という2つの遊び方が用意されている。「デッドサル」はダウンロードプレイに対応しているので、1人がソフトを所持していれば4人でのプレイが楽しめる。


カメラマンに長く撮影されるとその模様が生中継され、それを観た特殊部隊のSWATが到着してしまう。カメラマンをなんとかおとなしくさせるのがポイントだ
本作の裏テーマとも言えるのが“ゾンビも元々は人間だった”というもの。ゾンビそれぞれに生前のエピソードがあり、プロフィールとして綴られている

 プレゼンテーション後には実際に「ぞんびだいすき」を体験プレイさせて頂いた。体験プレイでは、ストーリーの序盤、中盤、さらにスキルや能力がほぼ揃った終盤がプレイできるようになっていて、筆者は中盤、終盤を主にプレイしてみた。

 中盤のクエストでは、いかにもアメリカンなヒーロー風の人間ボスが登場。技の構えのあとレーザーを放って群がるゾンビをなぎ倒したりと強烈。さらにそこに羊の群れが駆け抜けていって、ゾンビがどかどかと体当たりされたりと、ちょっとおバカテイストな、カオスなクエストだった。ボスの攻撃の構えに素早く反応してゾンビを離れさせたり、羊の群れに当たらないようにうまくコントロールしたりと、見た目以上に歯ごたえのある難易度だった。

 ポップでライトなテイストのゲームで、全般に子供をターゲットにしているような印象を受けるゲームだが、チュンソフトらしい味わい深さも持っている。それは「ゾンビは元々人間でありそれぞれ人間だった頃の背景がある」ということだ。

 ゾンビたちには細かなプロフィールが用意されており、その数はなんと70にもなる。そこには、彼らが人間だった頃のユニークなエピソードや人間ドラマが描かれていて、なかにはかなり渋さを感じさせるものもあった。ゾンビだって生前は人間だったわけでそれぞれの人生を歩んでいた。そういうユニークな着眼点による魅力だ。また、ゾンビの名前を自分で変更することもできるので、友人なり著名人なりにしてみるのも、愛着が沸いて面白いかもしれない。

通信機能で最大4人と対戦、協力できるモードも搭載している。写真は対戦プレイの「デッドサル」

 通信機能のモードもプレイしてみた。まずプレイしてみたのはゾンビをコントロールしてサッカーで対戦する「デッドサル」。画面の上下左右にゴールがあって最大4人プレイが可能で、複数のボールを奪い合い、ゴールを狙っていくというものなのだが、ゾンビ同士の乱闘あり、タッチペンで導いてのボールコントロールがもどかしくもあり、ボールが複数、チームも複数なので気がついたら離れたところでゴールを狙われていて焦ったりと、なかなかカオスな面白さ。わいわいと騒ぎながら楽しめた。

 続いて最大4人で協力してボスに挑む「パーティーハント」をプレイ。難易度を3種類から選択できたのだが、それがおおまかに、「強い」、「すごく強い」、「計り知れない」といった感じで、高難易度のみの手加減無しの内容。それぞれが自分のゾンビ達を動かして中央に待つボスを取り囲むのだが、ものすごい強さだった。ストーリー以上の難易度のようで、やりこんでゾンビがレベルアップしていることはもちろんとして、1人が囮になって正面から挑んでいる間に後ろから攻撃したりといった、息のあった戦略が必要になるようだ。

 プレイしてみた印象として、ゲーム内容はシンプルで理解しやすく、操作も直感的。ゾンビ達がわらわらと画面内にうごめいていて、それがタッチペン操作でワーッと動いていく様子はとても面白い。人間に向かってワーッと襲いかかっている様子も決してグロすぎるようなことはなくて、乱闘騒ぎを見ているような感覚だ。それでいて、途中にも書いたが「ゾンビだって元々は人間なんだよ」という着眼からの凝ったプロフィールなど、深みもしっかり押さえている。ゾンビへの見方が変わって、タイトルどおり大人も子供も「ゾンビが大好き」になりそうなタイトルだ。


左がゾンビ同士がサッカーで対戦する「デッドサル」、右は4人で協力してボスを倒す「パーティーハント」だ

■ “元々は人間だったんだよなあ”というところに僕はグッとくるんですね。独特のゾンビ観を持つ本作の魅力

 「ぞんびだいすき」のプロデューサー兼ディレクターである伊東幸一郎氏にお答え頂いた合同インタビューの内容をお伝えしよう。

ゾンビが大好きという伊東氏。普通の人よりも一段掘り下げた“ゾンビも元は人間でそこにドラマがある”という、独特のテーマで本作を手がけた

―― 変わったコンセプトのゲームだなと思うのですが、開発の成り立ちというか、アイデアはどういったところから出てきたのでしょうか?

伊東氏:いろいろと入口があったのですが、まず“僕がゾンビが好きだ”というのがまずひとつ(笑)。それから、タッチ操作を使って集団を動かすゲームを何か作れないかなあ」と考えていたんですね。その時点では“ゾンビ”と“集団を動かすゲーム”はくっつかなかったんですが、いろいろなゾンビゲームを遊んでいる時に、「この集団を操れたら面白いな」と思って。それで、ゾンビ側の視点になってワーッと動かすゲームを作ってみようと。

 さらに、僕は今までサウンドノベルのシナリオディレクションもやってきましたので、「人間を描く」ということを大事にしてきました。それで、「ゾンビになっても元は人間だったんだよね」というところがすごくドラマになるなと。その3つが合わさって、こういうゲームになりました。

―― では、もう開発当初からゾンビだったんですか? それとも最初は違う題材だった?

伊東氏:いやもう、最初からゾンビでしたね。アイデアが一気にワッと一緒くたに出てきて、群衆を操るゲームだ、ゾンビだ、というのがトントンと組み合わさっていった感じです。

―― タイトルの由来ももう今のお話のとおりスッと決まったのでしょうか?

伊東氏:そうですね(笑)。規格当初の仮タイトルの段階から「ぞんびだいすき」でした。それで社内にプレゼンテーションをして、代表の中村も「そのままでいこう」ということで。


本作のメインイラスト。“怖かわいい”感じのイラストだが、この2人のゾンビも元は人間で、いろんな毎日を送っていたと思うと、ちょっと切ない感じもしてくる

―― 一般の方が想像するゾンビとはだいぶ違った明るい世界観になっていますが、世界観を作る上でこだわったところは?

伊東氏:僕はゾンビが好きなんですが、「『怖い』とか『ホラー』とか、それだけがゾンビなわけではないなあ」と思っていまして。誰でも楽しめる、遊んでもらえるというコンセプトでゾンビを表現するというところから、こういう感じになりました。

 「怖い」とか「グロい」というのもゾンビとして重要な要素だとは思うのですが、意外と重要なところとして僕は“この人がゾンビになったら辛いよな”とか、“元々は人間だったんだよな”というところにグッとくるんですね。そういうゾンビ観をクローズアップして、グロさはスポイルして、こういう仕上がりになりました。

―― ゾンビのプロフィールも相当に凝っていますよね。スタッフの皆さんで出し合ったのでしょうか?

伊東氏:ゾンビのプロフィールもそうですが、アイテムの説明や市民やステージの説明なんかも、全て僕が書きました。というのも、たくさんゾンビがいて、「このゾンビとこのゾンビは人間だったときに繋がりがあったんだ」というようなものがあったりするんですね。この2人は恋仲だったんだけど別れちゃったんだとか、三角関係だったりとか。そういうところを書くなら、1人で書いたほうがいいなということで。

 ただ、さすがにゾンビ70体、アイテムは300個、そのほかにもボスキャラやステージなど、相当な量があったので、途中で力を抜いてしまったところもあるんですが……。そういうゆるいところもゾンビ物かなという感じになってます。

―― ターゲットにしているユーザー層はどのあたりと考えていますか?

伊東氏:タイトルをひらがな表記にしていたりとか、わりと低年齢向けかなと思われがちなんですが、ちょっと大人じゃないとわからないようなアメリカンジョークなんかも入ってまして、ゲームの見た目以上には、高年齢の人にも遊んで欲しいなと思っています。20歳以上とか30代とか。そのあたりでゾンビの映画を観ている人も、ストーリーだったり、プロフィールだったりを楽しめるようになっています。

 では、低年齢層はターゲットにしていないのかというと、そんなこともなくて。単純にワーッとタッチペンで動かしたり、触っているだけでも楽しいゲームになっていると思います。子供にも遊んでもらったのですが、楽しんでもらえましたので。幅広く楽しんでもらえるようになっていると思います。


ゾンビ映画「バタリアン」の影響という、謎のガスボンベのシーン。アメリカンなおバカテイストは「バタリアン」から、切ない感じは「ゾンビ」からの影響が強いということだ

―― ゾンビ映画の中で、具体的に影響が出ているタイトルというのはありますか?

伊東氏:最初、牧場に住んでいた人間達がゾンビ化するのですが、そこで謎のガスボンベが出てきたりとか。あとプロモーション映像の中で、巨大なミサイルが出てきたりとか、そのあたりを見てもらうと“『バタリアン』っぽいなあ”と思ってもらえるかなと。「バタリアン」の影響は出てますね。

 開発チームのメンバーには当然ゾンビに詳しくない人もいたので、ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」と、「ゾンビ」を観てもらって、ゾンビのスタンダードはこういうのだよと。なので影響で言うと、アメリカのバカバカしい感じというのは「バタリアン」から。切ない感じは「ゾンビ」からですね。

―― ゲームとしての難易度調整やバランスについて、意識したところはどういうところでしたか?

伊東氏:全体のプレイ感では、“プレイして無駄にならないように”というようにしました。クエストをギブアップしてもそこで手に入れた宝箱は持ち帰られるし、倒されたゾンビも蘇るしと、マイナスが一切無い。前へ前へ進んでいける、誰でも遊べるというのを意識しました。

 ただ、それだけだと遊んでストーリーを追うだけじゃないかとなってしまうので、だいたいの感じですが3ステージに1回つまづくぐらいのバランスになっています。3ステージ進めるとサブクエストもいくつか出てきてくるので、メインでつまづいたらサブクエストを遊んでもらって、またメインに戻っていくような。そういうバランスどりをしています。

―― クエストクリア時にプレイ評価が出てくるようになっていますが、あれはどういう基準になっているのでしょう? また、高評価を得るにはどのあたりがポイントになっているのでしょう?

伊東氏:あれはメインクエストとサブクエストで違っているのですが、メインクエストはクリアさえすれば評価として王冠がつきます。王冠は1種類だけですね。サブクエストの評価はS、A、B、Cと4ランクありまして、これは色んな条件で決まります。クリアまでの速さだったりとか、受けたダメージの量であるとか。Sを取るのはけっこう難しいです。クリアするだけならいけると思うんですけど。

 

 クリアタイムの影響はけっこう大きいですかね。最初のプレイではなかなかSランクが取れないという場合は、2周目引き継ぎのストロングモードで挑んでみてもらったりとか。ただ、上手い人がタッチアクションを駆使してがんばってもらえば、1周目でのSランクも無理ではないという感じでしょうか。

 あと、ゾンビのパラメーターが高いと逆に難しくなるクエストというのもありまして。例えば、犬と飼い主の人間を誘導して会わせてあげようというものがあるんです。ゾンビを攻撃してくる人間の特性を利用するんですが、ゾンビが強すぎると飼い主を倒しちゃうんですよね。そういうクエストではタッチアクションで上手く制御するのを求められますね。

―― ゲーム序盤でのおすすめのゾンビ育成方法はありますか? このパラメーターを上げるとプレイしやすいですとか。

伊東氏:……スピード以外(笑)。スピードは、タッチ操作のダッシュを上手く使えばわりと補えるんですよね。体力系と攻撃系を上げておいたほうがいいのかなと思います。

 ボスの登場するステージがありますけど、序盤はボスに一直線で向かわせていったほうが楽かなと思います。ヒール、ライズアップ、デスメテオのようなスキルを覚えるぐらいになってくると、直線的にボスに向かっていっても勝てないと思います。そういう場合は、市民を倒してスキルを発動するための宝箱が手に入れるようにして、その後にボスと戦うようにしたほうがいいと思います。

―― CEROレーティングがBになっていますが、最初からBぐらいに収めようとしていたのか、それとも何かカットされた表現等があってBになったのか、どちらでしょう?

伊東氏:うちのゲームはたいてい、CかDのせめぎ合いな感じで、なんとかCにもっていってリリースというケースが多いんですけど、今回はAを狙っていました。ただどうしても、「人間を襲うという行為をプレーヤーにさせる」というところでBに。インタラクティブ性のところです。血しぶきが飛ぶモードというのもあったんですが、それはもう明らかにBにも納まらないのがわかっていたので。無くなりました。


―― 最後にメッセージをお願いします。

伊東氏:ある意味かなり大味な、それでいて動きもにぎやかでチュンソフトとしては異色のゲームとなりました。最近、雨後の竹の子のごとく、ゾンビのゲームなり映画なり、アニメーションもありまして。ゾンビづいてるところかと思います。そんな中で、一風変わった“ゾンビ側の視点に立った”、元々人間だったゾンビ達を操って大事なものを取り返していくという、ちょっとせつなくて、コミカルな。そんなゲームです。ぜひ、王道のゾンビゲームの片方で遊んでもらえればと思いますので。よろしくお願いいたします。

―― ありがとうございました。


【プロモーションムービーその1】
【プロモーションムービーその2】
【CMムービー】

(C) 2011 CHUNSOFT

(2011年 1月 14日)

[Reported by 山村智美]