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「GTMF 2017」の展示、およびセッション内容が確定

セッションプログラムや学生参加企画、マッチング企画が開催

【大阪会場】

6月30日 開催

会場:コングレコンベンションセンター

【東京会場】

7月14日 開催

会場:秋葉原UDX GALLERY NEXT THEATER

 GTMF運営委員会(ウェブテクノロジ、シリコンスタジオ)は、大阪で6月30日、東京で7月14日に開催されるアプリ・ゲーム業界向け開発&運営ソリューション総合イベント「Game Tools & Middleware Forum(GTMF)2017」の展示、およびセッション内容が確定したことを発表した。セッションのスケジュールは大阪会場、東京会場ともに公式ページにて紹介されている。

 GTMFはその名称の通りゲーム開発向けのツール・ミドルウェアの入場無料の展示会として幕を開け、2017年で15周年を迎える。初の開催からもゲームの開発環境は変化を続け、GTMFはアプリ・ゲームの開発・運営に関わるソリューションが一堂に会するイベントに発展した。

 また、近年では、スマートフォンの普及に伴うマーケットの変動やVR関連機器の進化などが加速し、GTMFに求められる役割も大きな変化を遂げた。ネット配信にも積極的に取り組み、2016年はオンラインだけで3,000名以上が視聴した。

GTMF2017の開催内容

出展ブース、セッションプログラム

 来場者のニーズが高いVR関連ソリューション、ミドルウェア、ネットワーク系ソリューションを始め、マネタイズに関連性の高いデータ分析などの製品・サービス、およびサーバ系のソリューションなど数多くの企業が出展、およびセッションプログラムに参加する。

 セッションでは、ボーンデジタルによる「ソーシャルゲーム開発におけるShotgunの活用例」や、Havokによる「Havok AI:ダイナミックなゲーム環境に応える経路探索」、シリコンスタジオによる「プランナーが見るべきKPIとシリコンスタジオの分析ノウハウ」などが開催される。

 また、セッションプログラムではストリーミングの取り組みを今まで以上に強化し、来場者に限らず会場の外へもリアルタイムで同質の情報を提供できるよう取り組んでいく。

Meet-Ups

 「Meet-Ups」は、開発会社とプロデューサー・ディレクターをマッチングする企画として2014年から開始された。業界内にとどまらず異業種とのコラボレーションも演出する企画に発展し、様々な交流の機会を育んでいく。

SMILES

 GTMF2016で初めて開催された、「SMILES(School Meets Industry at the Leading Edge of Software ~学校・研究室見本市~)は、ゲーム開発への活用が期待できる技術・ソフトウェアなどを開発する「学生・専門学校・大学・研究室」と、ゲーム開発を支える「GTMF出展スポンサーおよび来場者」を結びつける企画。

 学生たちにはGTMF出展スポンサーおよび来場者に向け、ソフトウェアや各種技術などの展示を通してこれまでの学習・研究成果を発表する機会が与えられる。

前夜祭

 6月30日の大阪会場の開催に先駆けて、6月29日に恒例の「前夜祭」が開催される。開催時間は19時から19時30分。今回は「ゲームセンターあらし」の、すがやみつる氏(漫画家、漫画原作者、小説家、京都精華大学マンガ学部キャラクタデザインコース教授)、松浦雅也氏(ミュージシャン、ゲームデザイナー、プロデューサー)、永尾純一氏(山椒Studiosディレクター)が参加し、黒川塾5周年特別企画として「黒川塾四十八エンタテインメントの未来を考える会」を共同開催する。

 また、7月14日の東京会場でも、「前夜祭」として黒川塾5周年特別企画「黒川塾四十九エンタテインメントの未来を考える会」を共同開催する。こちらは大阪会場とは別のスペシャルゲストが登壇する予定となる。

黒川塾

 音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定した上で、参加者と共有、現状分析、動向の研究等を行なうことで、まだ見ぬ方向性やあるべきエンタメ像を創造するものとなる。