奈良・平安時代の特徴を持った「領域」。常に、夕暮れのような欝金色の光に包まれている。石化した巨大な蓮がいたるところに屹立し、水を滴らせている。雅な時代を偲ばせる建造物が見かけられるものの、荒廃し、生き物の気配はまるでない