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「ドラッグスキル」が新感覚! WIN「リネージュエターナル」を体験
より直感的にハック&スラッシュ。同内容のモバイル版も展示中
(2014/11/20 21:19)
11月20日より韓国で開催されているG-STAR 2014。実に3年ぶりの参加となる韓国NCSOFTは、ブース最大の目玉として「リネージュエターナル」のプレイアブル出展を行なっている。
「リネージュエターナル」は、プレミアショウでも紹介された通り、「リネージュ」の200年後の世界を描いたハック&スラッシュのMMORPGとなっている。ファンタジー世界であること、クォータービューの固定視点で3Dモデルを採用していることなどから見た目は「Diablo III」に非常に良く似ているが、実際にプレイすることでその手触りの違いも体験できたので、ご紹介したい。
なお本作は韓国で2015年にCBT、OBTを行なう予定で、サービス開始は2017年、韓国と中国での実施を想定しているという。
「ドラッグスキル」が便利で新感覚。クラウドで動くモバイル版も展示
「リネージュエターナル」は、本当に簡単に言ってしまえば「Diablo III」をMMORPGにアレンジしたようなタイトルだ。クォータービューのハック&スラッシュにすることでアクション性は高まり、敵の攻撃を避けながらスキルを叩き込んでいくのがプレイ手順となる。
本作で特徴的なのは、1~5のキーとマウス操作のみで完結するアクション操作と、ドラッグ操作で発動する「ドラッグスキル」だ。中でもドラッグスキルは操作としても面白く、ゲーム画面に直線を引くと、そこをなぞるようにして攻撃が発動するので、直感的な操作が実現されている。
基本となるのはマウスのクリック操作で、左クリックで移動と通常攻撃、右クリックでスキル攻撃となる。右クリックを押したまま直線を引くと「ドラッグスキル」となって画面上に線が描かれて線をなぞるようにスキルが発動する。
また1~5キーには範囲攻撃、敵の足止めができるもの、自分の周囲にバリアを張るものなど、役割がはっきりした5種類のスキルが割り当てられている。MMORPGにはスキルの種類が膨大なものをよく見かけるが、その方向性とは異なってシンプルに楽しむことが可能だ。
今回の体験は35分間プレイをさせるというもので、最初はソロプレイのインスタンスダンジョン、後半で最大20人規模のレイドイベントをプレイできるものとなっていた。
実際にプレイしてみると、敵の集団の上に「ドラッグスキル」でビッと線を引き、その攻撃に重ねるようにしてスキル攻撃を当てていくといったプレイが新鮮だ。「ドラッグスキル」はプレーヤーからある程度離れた場所でも発動できるため、遠くの敵への牽制や背中を向けた方向への先制攻撃など、色々と便利に扱える。
またレイドイベントではその場にいるプレーヤーが最大20人まで参加できるとうもので、今回のデモでのボスは非常に硬かったが、与えたダメージなどの貢献度が随時ランキングされて画面に表示されており、優秀なプレーヤーであるほど良い報酬がもらえるようになっていた。
なお会場では、本作のモバイル/タブレット版の展示も行なわれていた。モバイル版は現在NCSOFTが構築中のクラウドゲームサービスを利用したプレイを予定しており、その参考出展となる。タッチ操作では、移動と攻撃は普通にタッチ、スキル攻撃はコマンド部分をタッチ、2本指でタッチ&スライド操作するとドラッグスキルが出せるようになっていた。参考出展とはいえPC版と同じものが同じように動いていたので、モバイルへの展開がどうなるかも今後楽しみだ。