【特別企画】

VTuber“毎日配信勢”ほどお得! 配信画面作成サービス「Alive Studio」を体験

背景・小物類のリアルタイム配置や豊富な「うさねこメモリー」素材を使い放題

【Alive Studio byGMOペパボ】

10月1日 サービス開始

利用料金:月額 3,300円

※11月30日まで「リリース記念!無料おためしキャンペーン」期間中につき、すべての素材を無料で利用可能

 GMOペパボによるVTuber向け配信支援ツール「Alive Studio」のメディア向け体験会が開催された。

 「Alive Studio」は、インターネット上でライブ配信するVTuberなどに向けた配信画面作成サービス。配信ソフトに組み込むことで、背景や小物、コメント欄などの素材を配信画面上に簡単に配置することができる。利用料金は月額3,300円。

 体験会ではサービスの狙いやサービス利用者でVTuberの「紫央なのは」さんへのインタビューなどが実施された。

【【Alive Studio】なにが凄いか、めもりーが全力で教えるよ!【byGMOペパボ】】

配信のハードルを「レンジでチン」くらい簡単に

 「Alive Studio」の背景には、GMOペパボが立ち上げた「Alive Project」というプロジェクトがある。

 「Alive Project」は活気づく配信カルチャーの問題解決を目的としており、特に配信したいと思った際にハードルとなる機材やツールの準備、設定やテクニックなど、障害となる部分を取り除いて「レンジでチン」くらい簡単なものにするプロジェクトとなっている。

配信カルチャーの市場規模

 その第1弾が「Alive Studio」で、配信画面の作成を手軽にすることが狙いとなっている。「Alive Studio」の特徴は、配信に必要だったり、より賑やかにするための素材が多数揃っていること。

 素材はVTuber御用達の「うさねこメモリー」が制作しており、背景や小物、手前に配置する机など、様々な素材が豊富に揃う。クリスマスなど季節モノの素材も多数あり、1,000点以上の素材を自由に使うことができる。

「Alive Studio」
OBS StudioにAlive Studioの設定スクリプトを登録し、カスタムブラウザドックを設定して使用する。左上がAlive Studioのブラウザドック
Alive Studioを組み込んだOBS Studioの画面
今回作成した配信画面のイメージ

 またこれらの素材は、配信中にリアルタイムに変更可能。現在は配信・録画ソフト「OBS Studio」のみに対応しているが、「OBS Studio」で開いた「Alive Studio」上で、部屋の中の小物を変えたり、背景を部屋の中からステージへとガラッと変えられる。雑談や歌ものなど、内容に合わせた切り替えも、トークしながら配信中にどんどん変更できるようになっている。

 さらに配信を盛り上げる機能として、「映画の主人公になれるなら、どんな映画?」といったお題のルーレットや「ピンポン」や「ブブーッ」などの効果音、変わったところでは、「缶飲料を開ける音」などもある。

 機能追加は今後も実施予定となっており、12月にはBGM機能を追加。その後はお正月素材や、YouTube連携機能、カウンター機能なども追加予定となっている。

「Alive Studio」の特徴と強み
素材は10月のサービス当初は800点以上となっていたが、現在は1,000点を超えている

 体験会では、VTuberさんの「紫央なのは」さんに、「Alive Studio」を実際に使ってみた感触を伺うことができた。まず使い心地については、背景や小物の入れ替えがワンクリックでできる点が魅力だとした。

 特に背景は、場合によって合うものが変わるため、「雰囲気やシーンに合わせたものをいちいち用意するのは大変」だとし、その点「Alive Studio」のように多数のバリエーションがあるのは嬉しい、とした。

 月額3,300円という値段については、「配信でがんばりたいならお得」という。「たとえば背景なら、汎用の素材を発注するには3~4万円ほどかかる。週2日くらいなら汎用のものでもいいかもしれないが、毎日配信するなら、たくさんの素材から選んで違う感じを出せる。配信するほどお得なのでは」と率直な意見を語ってくれた。

 「Alive Studio」は今後、OBS Studio以外の配信ソフトへの対応や、VTuber以外の配信者向きの機能など、さらに機能を充実させていく予定。VTuberを始めとした配信カルチャーのさらなる盛り上がりに注目していきたい。

紫央なのはさん。現役VTuberとして、率直に「Alive Studio」の使い心地を話してくれた