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AC「CODE OF JOKER」プレイガイド 第1回 ~基礎編~

カードのアビリティ、属性の特徴を理解し、デッキを組もう!

カードのアビリティ、属性の特徴を理解し、デッキを組もう!

 Ver1.0でのユニットカードは各属性10種類、進化カードは各属性3種類であり、デッキに入れられる同じカードは3枚までなので、よほどカードが揃わない限り、1属性でデッキを組むのは困難。2属性を組み合わせることでカードが上手く機能することもあるので、2属性でデッキを組むのが基本と言えるだろう。スターターデッキも赤・緑の2属性で構成されている。

 デッキを組む際にはカードのアビリティ、各属性の特徴を理解し、どう運用すればいいか想定することが欠かせない。ざっくりではあるが、赤は自ユニットのBP増加や敵ユニットへダメージを与える、黄は自ユニットの行動権回復や相手ユニットの行動権を失くす、青はレベルの上がったユニットの破壊や自分の手札を増やしたり、相手の手札を捨てさせる、緑は手札やCPを増やすといった特徴がある。

 カードのアビリティを確認すれば、使いどころの難しいカードの活かし方が見えてくる。例えば、無属性のインターセプトカードに「絶妙な挑発」(CP0:あなたのユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それをオーバークロックする。この効果によってオーバークロックしたユニットはオーバークロック時の効果を発動できない)がある。

 このカード単体で考えると、オーバークロック時の効果が発動できないデメリットはわかるが、相手のBPが高くなってしまうので、なかなか使いにくい。だが、青属性の進化カード「冥王ハデス」(CP4:このユニットがフィールドに出た時、対戦相手の全てのレベル2以上のユニットを破壊する)やインターセプトカード「ムーンセイヴァー」(CP1:あなたのユニットがアタックした時、対戦相手のレベル2以上のユニットを1体選ぶ。それを破壊する)と組み合わせれば、BPに関わらず相手ユニットを倒せることがわかる。

カード毎にアビリティは異なるが、属性毎にある程度アビリティの方向性が決まっている。カードがどのようなアビリティを持っているか確認すれば、どのようにデッキを組み、戦えばいいのか見えてくるはずだ。公式サイトでは全カードリストが公開されているので、カードを持っていなくても全カードの性能が確認できる

 また、各属性のキーとなるカードとその対処法を把握しておくことも大事だ。例えば、黄属性のインターセプトカードには「ジャッジメント」(CP5:あなたのユニットがアタックしたとき、対戦相手の全てのユニットの行動権を消費する)がある。もし、相手ユニットが5体出ている状態でこのカードを発動されると、こちらが出しているユニットの数や性能に関わらず、ブロック不能となり、全ユニットに攻撃されるとライフが5失われることになってしまう。

 しかし、緑属性のインターセプトカード「逆転の大竜巻」(CP1:対戦相手のユニットがアタックした時、あなたの全てのユニットの行動権を回復する)があれば、CP1で「ジャッジメント」に対処できる。

 また、両者がこのことを理解している状況であれば、実際に「逆転の大竜巻」でなくとも、緑属性のカードをトリガーゾーンにセットしておけば、黄属性を使う相手を牽制できることになる。

 もちろん、対戦前に相手の手の内を知ることはできず、相手に合わせたデッキを用意することはできないが、必勝パターンを知っておけばトリガーカードを破壊、相手のユニットが増えすぎないように減らすなど、対処できる可能性も高まる。知っていることで手が出しづらくなる場面もあるかもしれないが、そこは読み合い。トレーディングカードゲームの面白いところと言えるだろう。

 各属性のキーカードや具体的なデッキは次回以降に紹介とさせていただく。

「ジャッジメント」
CP5:あなたのユニットがアタックしたとき、対戦相手の全てのユニットの行動権を消費する
「逆転の大竜巻」
CP1:対戦相手のユニットがアタックした時、あなたの全てのユニットの行動権を回復する

 いろいろ覚えることは多いが、チュートリアルやスターターデッキで対戦していれば、自然と習得できるだろう。低ランクではカードが揃っていてプレイングも上手いプレーヤーは少なく、カードの引き=運も絡むゲームなので、多少実力差があっても充分戦えるはずだ。そして、プレイを重ねたり、カードパックを購入したりして、カードが増えてきたらデッキを編成し直し、自分に合ったデッキを模索するといいだろう。

 素早いプレイイングによるJOKERゲージの増加など、素早い操作によるメリットはあるものの、これまでの同社のトレーディングカードゲームよりもアクション性は低く、思考に重きが置かれた本作。アクションが苦手な人でも遊べるし、今ならチュートリアルが無料でプレイでき、さらにカードが40枚+10枚ももらえるので、是非とも試してみてもらいたい。

(木原卓)