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EA、Mac版「シムシティ」を6月11日に発売決定

Win/Macのクロスプラットフォームプレイに対応! 1パッケージで両バージョンを入手可能

6月11日発売予定

価格:
6,800円(通常版)
7,800円(デジタルデラックス版)

 エレクトロニック・アーツは、都市開発シミュレーションゲーム「シムシティ」のMac版を6月11日に発売する。対応OSはMac OS X 10.7x(OS X Lion)以降で、価格はWindows版と同じ、通常版が6,800円、デジタルダウンロード版が7,800円。クロスプラットフォームプレイに対応しており、Windows版の購入者は、Originより無料でMac用のデジタルダウンロード版を入手できる。

「シムシティ」は、Mac向けとしては久々の大型タイトルとなる。ぜひ美しいグラフィックスで楽しみたいところだ

 Macからスタートし、23年が経過した人気シリーズ「シムシティ」の最新作に待望のMac版が登場する。Mac版「シムシティ」は、2012年8月のGamescomにて正式発表されたが、ネイティブ対応するため、Windows版からずらして発売することを明言していた。直近では春発売予定としていたが、春より少し遅れての発売となる。なお、Mac版は通常版、デジタルデラックス版共にダウンロード版のみで、パッケージ版は用意されていない。

 Mac版「シムシティ」は、クロスプラットフォームプレイに対応しているため、どのプラットフォームからでも、同じサーバーにアクセスして続きをプレイできることに加え、アカウントも共通で、Windows版もしくはMac版のいずれかを購入すれば、両方のバージョンでプレイできる。

 当然、実績やリーダーボード、そしてダウンロードコンテンツに至るまで共通で、好きなタイミング、好きなプラットフォームで、続きをプレイすることができる。Windows版ユーザーは、発売日当日の6月11日より、Originより無料でデジタルダウンロード版が入手できる見込み。

 また、Mac版「シムシティ」は、コードをいちからOpenGLで書き直したネイティブバージョンとなっており、移植版特有の重さはなく、Mac OS Xに最適化されたベストパフォーマンスで動作するとしている。

 気になる動作環境は、CPUがCore 2 Duo以上、ビデオがIntel HD 3000、もしくはNVIDIA GeForce 9400M、ATI Radeon HD 2600 Pro、メモリが2GB以上、ストレージ容量が12GB以上となっており、スペック的にはMac Book Airでも動作させることができるようだ。推奨環境は明らかにしていないが、フルHDクラスの高解像度、高水準のグラフィックスでプレイしたい場合は、Windows版に準じたスペックのMacが必要になると見て良いだろう。

【Mac版「シムシティ」のスクリーンショット】
Mac版でキャプチャーされたスクリーンショット。この2点だけでは違いや善し悪しはわからないが、Mac版でもWindows版同様のグラフィックスでゲームが楽しめることは間違いなさそうだ

【4月11日:価格情報を追記し、一部表記を改めました(編集部)】

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(中村聖司)