「SDガンダム カプセルファイター オンライン」2月実装機体先行体験レポート
ラストシューティングを決めろ! パーフェクト・ジオングも登場
CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン」において、2月に実装予定の新機体に関する情報を公開した。さっそく今回も一足先に体験してきたので、その模様をお伝えしたい。
2月実装の謎の機体。今回はシルエットのみだ |
今回先行体験できた2月実装機体は、「ガンダム(マグネットコーティング)」、「パーフェクト・ジオング」、「ドレッドノートガンダム」の3機体。これら新機体に加え、1月19日に実装された「ティエレン(地上型)」をはじめ、「ティエレン(長距離キャノン装備型)」、「ティエレン(宇宙型)」、「ティエレン(宇宙指揮官型)」のティエレンシリーズを一気に4機体、そして「ストライクノワールガンダム」、「ブルデュエルガンダム」についても取材することができたのでまとめて紹介したい。
新機体で注目はやはり「ガンダム(マグネットコーティング)」だろう。Rキーを押すことで、この機体は頭と左腕を破壊された“ラストシューティング”の形になるのだ。「機動戦士ガンダム」ファンにたまらない機体だろう。「たかがメインカメラをやられただけだ!」と叫んで、敵にビームライフルを撃ち込みたい。
今回は実はもう1機体、まだ情報が公開できない機体を体験できた。海外では反則的な強さといわれるMSで、確かに武装が非常に強力で驚かされた。こちらも2月に実装予定だ。これが登場することで対戦シーンがどう変わるか注目である。今回はシルエットのみの公開だ。
■ ガンダム(マグネットコーティング)
・万能型(チョキ機体)
・Aランク
「ガンダム」は両手にバズーカを持った機体や、ビームジャベリンを持った機体など何種類も出ていて、この「ガンダム(マグネットコーティング)」は5種類目だ。“マグネットコーティング”とは物語後半、アムロのニュータイプとして向上した反応速度に対応しきれなくなったガンダムに施された強化改造で、センサーの性能や関節の反応速度が高められた。この設定を受けて機体のパラメーターはスピードが高めに設定されている。
この機体は武装的にはオーソドックスで、その分使い勝手が良い。武装は武器1が「ビーム・サーベル」、武器2が「ビーム・ライフル」、武器3が「ハイパー・バズーカ」。ビーム・ライフルは射程が長く、攻撃速度も速い。この機体のメインの武器といえるだろう。ハイパー・バズーカは爆風を活用するのがコツだ。この期待の最大の特徴は、Rキーで“ラストシューティング”の形態にできるところだ。Rキーを押すと頭と左腕が無くなってしまい、撃墜されるまで戻せなくなる。
この形態は、「機動戦士ガンダム」の最終回で、ジオングの攻撃で頭と左腕を破壊された姿が元ネタとなっている。原作ではアムロはシャアの待ち伏せを察知し、ガンダムを自動操縦で歩かせ、真上にビームライフルを撃たせる。待ちかまえていたシャアのジオングのビームにより、両者は相打ちになる。面白いのが、必殺技でこの名シーンを再現しているところだ。必殺技を発動させると、敵を蹴り上げてから、数歩前を歩き、上に向けてビーム・ライフルを撃つ。この必殺技のアニメーションは原作を知っている人ならば誰もがニヤリとさせられてしまうだろう。
もちろん「ガンダム(マグネットコーティング)」の変形は、必殺技のネタだけのものではない。ラストシューティングの形になると、スピードがアップし、ビーム・ライフルの攻撃力が上がるのだ。武器3が使えなくなるというデメリットはあるが、中盤での撃ち合いが有利になる。いつ変形させるかも重要な駆け引きとなるのだ。
ガンダム(マグネットコーティング)は基本的には通常のガンダムと変わらない。標準的な能力を持ったAランクのチョキ機体だ | ||
Rキーを押すことでラストシューティング形態に。ビーム・ライフルの性能がアップする |
■ パーフェクト・ジオング
・遠距離型(パー機体)
・ASランク
パーフェクト・ジオングは原作では「未完成」といわれていたジオングに足をつけたもの。この名前自体は元々は、コミックボンボンで連載されていた「プラモ狂四郎」からのものだという。足がつくことで地上での活動も可能になった。足つきのジオングは、様々なゲーム作品で登場するほか、プラモデルも発売されている。
「SDGO」ではノーマルのジオングも地上でも、宇宙でも活動できるため、足で歩くことで逆に機動力が低くなった印象を受ける。また、Rキーでの頭部だけで戦うという機能もなくなったため、ノーマルと比べるとちょっと弱くなったかな、という印象を受ける。それでも武器3の「腕部5連装メガ粒子砲」はファンネルと同じように相手にまとわりつく強力な武器であり、武器2の頭部メガ粒子砲と合わせて使うことで敵に大ダメージが与えられる。
機体が大きいというのは、的が大きくなるというデメリットもあるが、相対したときのプレッシャーは大きい。武器1の格闘も迫力がある。また、必殺技は遠距離から使えるタイプで、当てやすい。強力な機体であることは間違いない。
大きさが迫力を生むパーフェクト・ジオング。頭部メガ粒子砲は連射力もあり使いやすい | ||
オールレンジ攻撃ができる腕部5連装メガ粒子砲。射程が長く、使いやすい武器だ |
■ ドレッドノートガンダム
・万能型(チョキ機体)
・Aランク
「ドレッドノートガンダム」はガンダムエース連載の「機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY」に登場したMSで、「ガンダムジャスティス」、「フリーダムガンダム」など、“ニュートロンジャマーキャンセラー”を搭載した核動力を使ったMSのプロトタイプになる。ファンネルのようなオールレンジ攻撃を行なう「プリスティス」、盾に取り付けられたビームサーベルが特徴だ。
「ドレッドノートガンダム」はどちらかといえば遠距離で戦うタイプのチョキ機体といえる。プリスティスを相手にまとわりつかせて、ビームライフルでチクチク削る。ジオングやキュベレイと同じ感覚で戦えるMSである。必殺技もプリスティスを使ったもので、中距離で発動できる当てやすいものだ。
この機体の最大の特徴はスキル2の「ニュートロンジャマーキャンセラー」だ。このスキルは、HPが50%以下の時、ダッシュ/ブースターの消耗なしになる。この能力を使うことで、距離をとって逃げまくる戦い方がしやすくなる。しかし初期ステータスでは体力が少なめなので、HPが50%以下という状況を維持するのは少し難しそうだ。
ドレッドノートガンダムは、盾から伸びるビーム・サーベルがユニークだ。ビーム・ライフルは射程も長く使いやすい | ||
ファンネル的な使い方ができるプリスティス。ダッシュで逃げ回りながらチクチクダメージを当てていきたい。 |
■ 「ティエレン」シリーズ、「ストライクノワールガンダム」他、1月実装機体をまとめて紹介
無骨さが魅力の「ティエレン(地上型)」。今回、様々なバージョンが実装された |
さて、ここからは2月実装機体に加えて、1月19日に実装したばかりの新機体をまとめて紹介したい。「ティエレン」シリーズは12月の「フラッグ」シリーズと同じ、「機動戦士ガンダム00」に登場する3大国家群の量産型MSだ。「フラッグ」同様、様々なバージョンが一気に実装された。「ティエレン」は戦車のような重装甲の無骨なデザインが特徴だ。
今回実装された「ティエレン」は「ティエレン(地上型)」、「ティエレン(長距離キャノン装備型)」、「ティエレン(宇宙型)」、「ティエレン(宇宙指揮官型)」の4つだ。地上型は武器3が30mmマシンガン、武器2が200mm×25口径長滑腔砲のCランクのパー機体だが、遠~中距離でかなり使いやすい、クセの少ない機体だ。Cランクの非力さを感じさせない、安定したダメージを与えることができる機体だと感じた。宇宙型はチョキ機体だが、こちらも戦いやすい。
長距離キャノン装備型は頭を300mm×50口径長滑腔砲にして狙撃能力を持たせた機体だが、マシンガンがないため近寄られるとかなり苦しい。宇宙指揮官型は相手のスピードを落とすジェルランチャーを装備しているためこちらもクセが強くなっており、宇宙型より使いにくいが、スキルに味方全体の攻撃力をアップさせブースター時間をアップさせる「突撃指揮」を持っているため、クラン戦などで活躍できそうだ。
「ストライクノワールガンダム」と「ブルデュエルガンダム」は「機動戦士ガンダムSEED」の外伝作品、「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」に登場する機体で、それぞれストライクガンダム、デュエルガンダムを強化したものだ。
「ストライクノワールガンダム」はグー機体のARランク、両手に「フラガラッハ3ビームブレード」を持ち、接近戦に強い。さらに武器2の「ビームライフルショーティー」という連射力の高い銃で近~中距離で強い機体だ。海外では「Aランク6傑(6つの優れた機体)」と呼ばれたという。
「ブルデュエルガンダム」はAランクのパー機体。武器2の「リトラクタダブルビームガン」は連射力が高くまた、武器3の「スコルピオン機動レールガン」は爆風が広がるタイプで、パー機体ではあるが中距離に近いレンジで戦う機体だ。必殺技は大きな爆風を発生させ、触れると発動する。建物に隠れた敵も狙える使いやすい攻撃だ。
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(2011年 1月 28日)