コーエーテクモゲームス、PS3「TRINITY Zill O'll Zero」

「闘技場」とボスモンスターを紹介


11月25日 発売予定

価格:8,190円


 株式会社コーエーテクモゲームスは、11月25日に発売するプレイステーション 3用アクションRPG「TRINITY Zill O'll Zero」の最新情報を公開した。価格は8,190円でCEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 「TRINITY Zill O'll Zero」は、絵画調の美しいグラフィックスをベースに、剣と魔法を駆使して戦うパーティアクションを題材としながらも、オメガフォースが制作を手がけることで爽快感あふれるアクションを体感できるRPGに仕上がっている。1999年にコーエーから発売されたプレイステーション用RPG「Zill O'll」の重厚な世界観とキャラクター、自由度の高いシナリオなどの特徴を受け継いでいる。

 今回明らかになったのは、「闘技場」とボスモンスター。

 「闘技場」は、プレーヤー側がお金を払い試合に登録することで出場可能となる。勝利すればその対価としてアイテムを得ることができるが、敗北すれば何も得ることはできない。試合ルールとしては、制限時間内に出現した全てのモンスターを倒せば勝利となる。逆に制限時間を過ぎるかプレーヤー側のキャラクターが全て戦闘不能になったり、ポーズメニューから試合放棄すると敗北となる。試合では一切キャンプメニューが使えなくなるため、装備は調えた上で参加することとなる。

 試合は様々なものが用意されており、特定の試合では、破壊すると倒れダメージを与えることができる柱が登場したり、地面から槍が飛び出したり、大量の木箱の影にモンスターが隠れてしまい、探しながら戦わなければならないこともある。闘技場では突発的にイベントが発生し、特定の状況下で試合をすることもある。

 闘技場ではランキングがつけられており、勝利すればもちろん上昇するが敗北しても下がることはない。難しい試合であればあるほど上昇率が高くなる。また一定数勝ち進むと「カップ戦」と呼ばれる特別な試合が行なわれる。


【闘技場】
リベルダムにある施設で、お金を払い試合に登録し、勝利すれば報酬としてアイテムを得ることができる。敗北すれば、何も得るものはない

 ゲーム中には様々なボスモンスターが登場する。その一部をここに紹介する。スクリーンショットを見ればわかるとおり巨大で、ド派手な演出で戦闘シーンが描かれている。かなり苦労させられることになりそうだ。


【ボスモンスター】
オルトロス:蛇のたてがみを持つ、巨大な双頭の犬。尾は竜、頭はライオンがベースとなっている。瞬発力のあるスピーディな攻撃と様々な効果・属性のあるブレスを吐いてくる。遠距離からはブレス、尻尾による攻撃を仕掛けてくる一方で、近づけば噛みついてくるドラゴン:各地に生息するが、一般人の目に触れることはなく冒険者でもなかなか出会うことはない。巨体を活かした体を張った攻撃と、強力な竜巻を起こして攻撃してくることもある。足下の敵を踏みつぶし、尻尾を使った強力な攻撃を繰り出す。竜巻の魔法による攻撃も強力。巨体故に攻撃後に一瞬の隙ができることがあるジャイアント:猿のような容姿をした凶暴な巨人。目に付く敵を片っ端から体を使った力任せのアクションでなぎ倒していく。人間のすることをまねる程度の知性は持ち合わせている。とにかく強力な攻撃が特徴で、特にボディプレスはひとたび当たれば体力の半分は奪われる。タイミング良くジャンプで衝撃波を避けながら、相手が起き上がってくるまでの間に弱点属性の“雷”と“月”を両方持つセレーネのスキルコンボをたたき込むのが良いだろう
ドラゴングリフ:鋭い尾と硬い鱗に守られている強力な魔物。他の生物と共に暮らすことはない。物理、魔法攻撃共に長けており、地上だけでなく空中からも戦闘を仕掛けてくる。遠くから一気に間を詰めて攻撃を仕掛けてくるので、注意が必要だが、その分隙も大きいため敵の進む軌道を知ることが大切。回避してセレーネの持つスキルを駆使して間合いを詰めて攻撃を仕掛ける。ただ、あまりに近寄ると風のオーラで吹き飛ばされる可能性もあるリッチ:かつて高位だった魔術師だが、不死を望むあまりに魔物に成り下がってしまった。人間の言葉さえも失っているが、魔法を自在に駆使して攻撃を仕掛けてくる。眷属をつき従えて現われ、その生死を自在に操ることがある。ワープを使いあちこちから攻撃を仕掛けてくる。また、炎、氷、雷といった攻撃は通用しない。ワープの法則性をつかみ、位置を把握した上で物理攻撃を与えていく。スケルトンを伴い現われ倒しても復活させることもあるので、長期戦になると不利

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(2010年 10月 8日)

[Reported by 船津稔]