スクエニ、PS3「FINAL FANTASY XIII」
2人の敵キャラと召喚獣「オーディン」を公開


12月17日 発売予定

価格:9,240円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社スクウェア・エニックスは、12月17日発売予定のプレイステーション 3用RPG「FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジーXIII)」(FFXIII)において、ライトニングたちと敵対する聖府軍のメンバー「ヤーグ・ロッシュ中佐」と「ジル・ナバート中佐」の情報を公開した。また、召喚獣「オーディン」の情報も公開されたので、こちらも併せてお届けする。

 「FFXIII」は、天空に浮かぶ楽園「コクーン」と、禁忌の魔境として恐れられる下界「パルス」を舞台に、世界の敵としてファルスに選ばれてしまった女性“ライトニング”と、その仲間たちの死よりも過酷な宿命に立ち向かう姿を描いた作品。

 世界を滅ぼす存在としてファルスに選ばれし「ルシ」から、コクーンを守る聖府軍精鋭部隊“PSICOM”を統率する2人の管理官が登場する。1人はヤーグ・ロッシュ中佐。コクーンの平和と安定を守るために「ルシ」であるライトニングたちの前に立ちはだかる。強い正義感の持ち主でもあるロッシュは、聖府軍を統率する身でありながらも、聖府軍による無差別の「パージ政策」には疑問を抱いている。

【ヤーグ・ロッシュ中佐(Yaag Rosch)】
聖府軍のエリートであるロッシュは、コクーンの平和を誰よりも想い、行動信念としているしかし、「パージ政策」には内心では疑問も。彼もまた心の葛藤と戦っている1人のようだラフな衣装とは異なり鎧のようなものを着ているが……。額には大きな傷跡が確認できる
コクーンに住む市民の安全を守るため、ライトニングたちを容赦なく追い詰めるロッシュ。大勢のPSICOM兵を前に、ルシの存在がいかに危険かを説き、兵たちを一喝する

 もう1人の管理官、ジル・ナバート中佐は美しい顔立ちをした女性。しかしその美貌からは想像できないほど冷酷で残忍な性格のようだ。ルシの烙印を押された人間は人ではないという考えを持っており、コクーンの被害を最小限に抑えるためには、「パージ政策」の無差別なやり方も正当だと考えている。

【ジル・ナバート中佐(Jihl Nabaat)】
ナバートもロッシュと同様に聖府軍精鋭隊PSICOMに所属するエリートの1人間近で見ると温和そうに見えるが……。眼鏡が印象的で、美しい顔立ちをしている眼鏡を外し不適な笑みを浮かべるナバート。この笑みの裏には一体何があるのだろうか?
聖府軍に捕まってしまったサッズとヴァニラは、ナバートと対面する。2人を睨みつけるナバートの表情に笑顔はない。氷のような冷たい眼差しが彼女の性格を表わしている感じだ。もがくサッズには剣を振りかざし、容赦なく叩きつける


 召喚獣は、「ファイナルファンタジー」を語る上で外せない要素の1つ。本作では、キャラクターごとに異なる召喚獣(1体)が存在する。ライトニングの召喚獣は、シリーズでお馴染みの「オーディン」。バトル中にある条件を満たすことで、ドライビングモードと呼ばれるモードに移行するという。このモードでは、人型のオーディンが馬に変型し、ライトニングが騎乗して戦うことになる。

【召喚獣「オーディン」】
これまでのシリーズでは人馬一体型であったオーディンだが、本作では馬の姿はなく人型の召喚獣となった双剣を使った接近戦を得意とし、召喚時にはライトニングとの怒涛のコンビネーションで敵をなぎ倒していく騎乗時の攻撃は、PSICOM兵を圧倒するほどの威力があるようだ。代名詞である「斬鉄剣」の有無も気になるところ
ドライビングモード中は、オーディンの持つ双剣をライトニングが装備して戦うことができるようだ月明かりの下でドライビングモードへ突入。白馬へと姿を変え、月の光に照らされたオーディンは、美しい輝きを放つオーディンの持つ武器は、2本に分離させることが可能。二刀流となるライトニングに特殊攻撃はあるのだろうか?


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※画像は開発中のものです。

(2009年 9月 28日)

[Reported by 志賀康紀]