バンダイナムコ、「ローリングサンダー」を
7月21日にバーチャルコンソール アーケードで配信開始


7月21日 配信開始

価格:800Wiiポイント(800円相当)


「レイラ」を救出し、「ゲルドラ」を壊滅すべく、敵地に乗り込む主人公「アルバトロス」の活躍を描く。ハードボイルドテイストのFM音源によるBGMとPCMボイスが特徴

 株式会社バンダイナムコゲームスは、Wii用「バーチャルコンソール アーケード(VCA)」において、7月21日より「ローリングサンダー」の配信を開始する。価格は800Wiiポイント。

 本作は、1986年に「SYSTEM 86」基板でアーケード版がリリースされた横スクロールアクションゲーム。プレーヤーは世界刑事警察機構(WCPO)に所属する主人公「アルバトロス」を操作し、世界征服を企む秘密組織「ゲルドラ」に捕らえられた女性工作員「レイラ」を救出し、「ゲルドラ」の首領「マブー」を倒すことが目的。2人交互プレイに対応。

 1968年のニューヨークに、「マブー」と名乗る国籍も年齢も不明な男が現われた。彼は、人々の前でさまざまな奇跡を起こし、ついには世界の終わりを語り自らを救世主と名乗った。しかし、彼の正体は秘密組織「ゲルドラ」を率い世界征服をたくらんでいる男だった。ゲルドラの野望に気がついた世界刑事警察機構(WCPO)は、その秘密を探るべく女性工作員「レイラ」を派遣するが、彼女は「マブー」に捕まってしまった。彼女を救出しなくては、ゲルドラの計画は闇に葬られてしまう。事態を重く見たWCPOは、最強の工作員を派遣することを決定する。その男のコードネームは「アルバトロス」。そして、彼らのチーム名は、「ローリングサンダー」。レイラの救出とゲルドラの野望を阻止するため、彼は1人闇へと消えていった……。

 操作方法としては、1レバー(VCA版では十字ボタン)と2ボタン(攻撃ボタンとジャンプボタン)の組み合わせとなっており、拳銃やマシンガンで敵を倒しながらエリアを進み、タイムがゼロになる前にエリアの目的地までたどり着くとエリアクリアとなる。ライフゲージがなくなったり(敵に接触するとゲージは半減、攻撃を食らうとゲージがゼロになる)、タイムがゼロになるとミスになり、「アルバトロス」を1人失ってしまう。エリアの途中にある扉の前で、十字ボタンの上を押すと中に入る事が可能。「BULLET」と書かれている扉の中では拳銃の弾、「ARMS」と書かれている扉の中ではマシンガンの弾が入手可能。弾数がなくなると、弾速が遅くなってしまうので、補充を忘れないことが重要。

 本作はファミコンなどへ移植が行なわれたが、バーチャルコンソールでは、続編「ローリングサンダー2」のメガドライブへの移植版が600Wiiポイントで配信中。シリーズ元祖タイトルともども、遊んでみるのも悪くないだろう。



(C)1986 2009 NBGI

(2009年 7月 17日)

[Reported by 佐伯憲司]