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「Fallout 4」、ドイツでは規制なしでの発売を発表

日本ではレーティング審査前につき「ノーコメント」

【Fallout 4】

今冬発売予定



価格:未定

 「Fallout 4」を開発しているBethesda Game Studiosは、米国と同じ11月10日に発売を予定しているドイツ語版「Fallout 4」について、レーティング機構による表現の規制は行なわないことを正式発表した。

 今回の発表はFacebook等を通じてコミュニティに向けて発信されたもので、Xbox One版のパッケージイメージを公開し、「ドイツ、オーストリア、スイスでは、2015年11月10日に、ノーカット版の『Fallout 4』を発売する」と公式アナウンスした。パッケージには、18歳以上が対象であることを示すアイコンと共に「100%UNCUT」の文字が掲げられている。

 ドイツは、世界的に見てもゲーム表現についてもっとも規制の厳しい国として知られる。日本と同様、人体の欠損や過度な出血、麻薬、ポルノは規制される傾向にあり、さらに宗教的な内容やナチスドイツに関連したものなどが規制対象とされる。

 ただ、ドイツは近年、ゲーム表現に関する規制が緩和される方向に動いており、今回の発表はそれを決定づけるものといえる。

 なお、気になる日本についてゼニマックスアジアに問い合わせたところ、日本では“今冬発売予定”と、発売時期が11月10日以降になる見込みで、CEROのレーティング審査が終了していないことから「ノーコメント」ということだった。

(中村聖司)