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ネクソン、「マビノギ英雄伝」で、新キャラクター「アリシャ」実装

「いろんなところが“でっかい”です!」 石黒千尋さん、アリシャを語る

「いろんなところが“でっかい”です!」 石黒千尋さん、アリシャを語る

「知的で、セクシーな女性」ということで意識をして演じたという石黒さん
アリシャを意識して、メガネも用意してきたとのこと

 今回、一緒にプレイに参加した声優の石黒千尋さんに話を聞いた。石黒さんは「アリシャ声優オーディション」でファンの投票でグランプリを受賞し役を射止めた。アリシャは「知的で、セクシーな女性」ということで意識をして演じてみたという。

 収録したセリフはかけ声や息づかいなど短いものが多く、技の名前を叫ぶような長いものはなかったとのこと。ただしクリスマスなどの季節のメッセージも収録しており、何らかの形で「アリシャとしてのメッセージ」を聞く機会があるとのことだ。クールで、低音が綺麗に響く、強い意志を感じさせる声の雰囲気を意識して演じた。石黒さんは今回のような格闘ゲーム風の収録は初めてで、叫び声などの時に低音をたもつのに苦労したという。樽を持ち上げる声など、細かいアクションでの声にも、自分なりのアリシャ像を投影している。

 石黒さんは「アリシャはすごくテクニカルで、技の繋がりや、マナ、スタミナの管理も考えなくてはいけません。ただ通常攻撃もバリエーションがあって派手なので初めての方にもオススメです。上級者ならばさらに楽しいキャラクターです」とコメントした。

 アリシャのセールスポイントは「でっかいこと」と石黒さんは語った。技の威力、エフェクトの派手さ、アクションどれもが大きく派手だ。そして……胸が大きく、とてもセクシーだ。「色々なモノが詰まっている、でっかいアリシャです(笑)」と石黒さんは冗談も交えて語った。

 石黒さんはこれまでも色々なネットゲームをしていて、「マビノギ」もやっていたとのこと。「マビノギ英雄伝」ではイベントで先行してアリシャをプレイし、ゲーム内イベントにも参加している。特にアクションの強い作品が好きなので「マビノギ英雄伝」も楽しくプレイしているという。ネットゲーマーの経験を活かし、アリシャの声も「皆さんのキャラクターでもあるので、癖がありすぎないように考えました」と石黒さんはコメントした。石黒さんは「マビノギ英雄伝」のアバター関連が大好きで、テストプレイでもとても楽しそうに着替えていた。今後は「ぜひ“花魁風”の服が欲しい」とのこと。

 「私は、皆さんと近い存在でありたいと思っています。声優だから特別扱いをして欲しいわけではなくて、同じプレーヤー同士としてゲームの世界では皆同じで、みんなとおしゃべりしたいし、レイドで戦いたいです」と石黒さんは語った。ニコニコの実況プレイの時にはプレーヤーが非常に礼儀正しく迎えてくれたのが印象的だった。オーディションで合格してゲーム内に入ったときは皆が歓迎してくれて、とてもうれしかったとのことだ。

 石黒さんはファンへのメッセージとして「私がアリシャを演じられたのは、投票して下さった皆さんのおかげです。皆さんのアリシャへの期待を裏切らないように演じました。私もこれから1プレーヤーとして楽しんでいきたいと思います。今後も『マビノギ英雄伝』を盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします」と語った。

【石黒千尋さん】

2015年はさらなるレイドコンテンツ、そして新ストーリーを実装

「マビノギ英雄伝」を担当するネクソンゲーム運用チームの望月雄介氏

 今回の体験会ではさらに「マビノギ英雄伝」を担当するネクソンゲーム運用チームの望月雄介氏により今後の展望が語られた。2015年の目玉となるのが新しいストーリークエスト「CHAPTER1」である。これまで「マビノギ英雄伝」では「Season」という単位を使っていたのだが、ここが変わるという。ストーリー、時代設定としてはこれまでを引き継ぐのだが、何かがあるのだろうか。

 この「CHAPTER1」は2015年夏を予定しており、その前に高難易度のボスと戦うレイドコンテンツ「ニヴルヘイム戦闘 ブラッドロード」、「ニヴルヘイム戦闘 ゼッカリオン(仮)」、さらにGM参加の「モンスター討伐イベント」なども予定しているとのことだ。

 「マビノギ英雄伝」の大きなセールスポイントとして「アバター」がある。ネクソンの他のタイトル以上に力を入れており、日本にいるアバター専用の制作チームがあり、モデリングまで行なっている。日本チーム制作のアバターは他国にも人気が高く、今後も精力的に制作を行なっていく。「マビノギ英雄伝」の今後のコンテンツとしても力を入れて制作していくとのことだ。

【今後の要素】
夏まで様々なコンテンツが実装されていく
すでに実装されているアバター。マントの動きなど、こだわりが随所にある。来年も多彩な新アバターが登場する

(勝田哲也)