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「東京おもちゃショー2014」の各社注目製品を紹介
セガトイズ、エポック社、京商、その他
(2014/6/13 22:45)
セガトイズブース
【ハートエナジー プーチ】
セガトイズが2000年に発売し、全世界で1,200万台を販売したペットロボット「プーチ」が、この2014年に復活する。この「ハートエナジー プーチ」には、現代の技術が導入され、キュートな動きとコミュニケーションを実現している。またニンテンドー3DSによる無料アプリが配信され、それと連動させることで新たなコミュニケーションやゲームなどが楽しめるようになっている。ブースのステージではタレントの南 明奈さんによるイベントも行なわれ、3DSによるコミュニケーションやゲームを実演してみせている。7月31日発売、価格は5,980円(税別)。
【HOMESTAR Aqua Planetarium】
セガトイズが展開する家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズの新作は、風呂場などで手軽に星空を楽しめる「HOMESTAR Aqua Planetarium」だ。過去に発売された同様のコンセプトの製品から、投影方式がピンホール式となって、天井だけでなく四方の壁全体に星空を投影できるようになった。またタイマー機能や角度調整などの機能も内蔵され、より親しみやすい仕様となっている。10月発売予定、価格は3,200円(税別)で4色が展開される。
【ヒーローバンク関連商品】
セガのクロスメディアプロジェクト「ヒーローバンク」に関連するおもちゃは、セガトイズから発売となる。同作の変身アイテム「バンクフォンG」(7月発売予定、7,980円[税別])は、劇中に登場するヒーロー着を、内蔵カメラのAR機能で集めて楽しむゲームを内蔵。タッチパネルでスマートフォン的な操作が可能で、ニンテンドー3DS版やアーケード版との連動も可能だ。また新アイテム「バンクレジスター」は、付属の「ヒーロー着カード」のバーコードを読み取って、なりきり遊びやバトルゲームが楽しめる電卓風のおもちゃだ。こちらは12月発売で、価格は3,980円(税別)。
【ワイルドキング 最強バトルずかん】
電子玩具と動物や昆虫型のフィギュア、そしてカードを連動させて楽しむオリジナル企画「野生の王者 ワイルドキング」の主力商品がこの「ワイルドキング 最強バトルずかん」だ。恐竜・動物・甲虫といった男の子が好む生物を200種類収録した遊べる、ローエイジ向けのカメラ付き電子端末で、別売の「最強アタックフィギュア」などに付属するカードの暗号コードを入力することで、その生物が内蔵の図鑑に登場する。
また店頭に設置された「キラカードステーション」では、無料でゲームをプレイでき、勝てばその場でカードがもらえるという販促を行ない、玩具店に子供たちを集めることに意欲を見せている。「ワイルドキング 最強バトルずかん」は7月発売予定で、7,980円(税別)だ。
エポック社ブース
【マリオカート8 ループグランプリ】
先日発売されたばかりのWii Uタイトル「マリオカート8」が卓上で遊べるゲームとなったのがこの「マリオカート8 ループグランプリ」だ。ボールをカートに見立てて、ゴールまで導いていく、ちょっと懐かしい匂いもするアクションゲームだ。後に発売される「マリオカート8 Wループグランプリ」と連結することでさらにコースが延び、ゲームサウンドも再生されるようになる。前者は7月下旬発売予定で価格は3,500円(税別)、後者は同9月発売で価格は4,980円(税別)だ。
【どうぶつの森 バランスワールドゲーム】
ニンテンドー3DSタイトル「とびだせ どうぶつの森」のキャラクターやアイテム、情景などを立体化したフィギュアのセットがこの「どうぶつの森 バランスワールドゲーム」だ。商品名のとおり付属のフィギュアを揺れる地面に乗せていくバランスゲームが遊べる仕様だが、情景フィギュアとしても楽しそうだ。6月14日に「しずえセット」と「たぬきちセット」の2種が発売。価格は各1,980円(税別)。
その他
【カワダ:ナノブロックシリーズ】
古くから販売されているカワダの「ダイヤブロック」をサイズダウンし、やや高めの年齢層に向けた「ナノブロック」の新製品が、カワダのブースに展示されていた。ブロックの形をゲーム画面のドットに見立てたポケモンシリーズや、仮面ライダーなどのライセンシー製品もこの2014年から展開されていく。ポケモンは6月28日に、仮面ライダーは同10月の発売予定となっている。
【メガハウス:Fairisia】
メガハウスから発売されるこの「Fairisia(フェアリシア)」は、Android OSを搭載した本格的なティーンエイジ女子向けのスマートフォンだ。近年の製品でよく見られた“スマホ風玩具”ではなく、マルチタッチ可能な4インチIPS液晶を備え、NTTドコモの回線を使ったデータ通信やIP電話、カメラ撮影、メールなどが可能な本物のスマホなのだ。
30種類以上のアプリがプリインストールされ、Google Playからアプリを追加することももちろん可能だ。またティーンエイジ向けということで、保護者によるペアレンタルコントロール設定や、PCやスマホから端末の情報をキャッチする「遠隔ロック」などの、安心機能も内蔵されている。会場のデモ機では「クマ・トモ」がスムースに動く様子も確認できた。
発売は7月下旬、価格は22,990円(税別)で、使用には月額2,390円(税別)のデータ通信料が別途必要となる。
【メガハウス:放課後の怪談シリーズ あけてドッキリ!!トイレの花子さん】
学校にまつわる怪談をモチーフにしたアクションゲームシリーズの第2弾として7月下旬に2,500円(税別)で発売される「放課後の怪談シリーズ あけてドッキリ!!トイレの花子さん」。トイレの下にある指示に従ってドアを開け閉めすることで、運が悪いと突然花子さんが飛び出してくるという、多人数で遊んで楽しいパーティーゲームだ。同シリーズの次回作として、懐かしの人面犬を題材とした「人面犬から逃げろ!学校大脱出」ボードゲームも出展されていた。
【ホットトイズ:マスターピースシリーズ】
ハイクオリティな1/6サイズのフィギュアを数多くリリースしているホットトイズのブースには、「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」の雷電をはじめとする新アイテムが数多く展示されていた。顔や体つきだけでなく、劇中同様に再現された衣装や小物などにも注目してみたい。ゲームファンにも注目の雷電は、12月発売、価格は32,000円(税込)となっている。
【アイアップ:間取り図トランプ】
一部嘘のようで本当の実在する間取りの部屋をトランプにプリントした、変わり種のカードゲーム「間取り図トランプ」。関東「住みたい街ランキング2014」からチョイスした人気の街に実在するという部屋の間取り図と、部屋割りや賃貸料などのデータなどが、全53枚のカードに描かれている。トランプとしての使い方だけでなく、スマホの読み上げアプリによるカルタ的な遊び方もできるそうだ。2014年発売予定で、価格は1,290円(税込)。
【テンヨー:ホームレインボー】
手軽に虹を作り出せる「ホームレインボー」。春夏秋冬関係なく、晴れた日に特殊なノズルが装備された噴霧器から霧を発生させると、目の前に虹を作り出すことができるというもの。虹が出る場所を素早く見つけられるゲージや、虹が見えやすくなる黒いスクリーンなども付属している。虹ができる仕組みが書かれた「虹図鑑」も付属し、知育玩具的な趣もある。水遊びが楽しい7月発売予定で、価格は3,980円(税別)となっている。
【テンヨー:メタリックナノパズル プレミアムシリーズ】
薄い金属パーツを使ったテンヨーの立体モデル「メタリックナノパズル」に、「機動戦士ガンダム」の商品が「メタリックナノパズル プレミアム」としてラインナップされる。メタルシートから切り出したパーツをハサミとラジオペンチを使って組み上げると、約120mmの精密な金属製のガンダムやザクが完成する。プラモデルとはまた違った味のある造形だ。ともに7月発売予定で、価格は各2,500円(税別)。
【京商:モンスターハンター RCネコ式火竜車】
カプコンの「モンスターハンター4」とラジコンで有名な京商がコラボレーションして完成したのがこの「モンスターハンター RCネコ式火竜車」だ。オトモアイルーたちがくり出す合体技「ネコ式火竜車」をラジコンおもちゃとして楽しめるというもの。走行だけでなく、ボタンを押すことで弾を発射することも可能だ。立体造形としても完成度が高く、搭乗するオトモアイルーの後ろ姿にも注目。秋発売予定、価格は12,800円(税別)。同8月1日より予約が開始される。
【カプコン:モンスターハンター関連フィギュア】
カプコンのブースでは前述の「RCネコ式火竜車」のほか、主に「モンスターハンター」関連のフィギュアが展示されていた。8~9月に発売となる「カプコンフィギュアビルダー」の最新シリーズや、同シリーズのビッグスケールフィギュアの「クリエイターズモデル 黒触竜 ゴア・マガラ」(9月下旬発売、8,800円[税別])などが注目を集めていた。
【ピカチュウプロジェクト:ポケモンカー】
こちらはこの夏公開予定の「ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー」の告知のために、ピカチュウプロジェクトブースに展示された2台のポケモンカー。おなじみのピカチュウカーと、「ポケットモンスターXY」に搭乗するフォッコをモチーフとしたフォッコカーが新たにお目見えした。この東京おもちゃショーのほか、夏には3台のポケモンカーが全国で展示される予定だ。
【日産自動車:ウルトラマンギンガS特別仕様車】
日産自動車とバンダイのブースには、この7月から放送される「ウルトラマンギンガS」に登場する特別仕様車が展示されていた。これらは劇中に登場する特捜チーム「UPG」のクルーが乗る車両で、日産自動車ブースには同社の電気自動車「e-NV200」を劇中仕様に改造した「マラミュート」が、バンダイブースには「リーフ」を改造した「シュナウザー」がそれぞれ展示。実際に劇中でも同じ車両が活躍するとのことだ。
【ジェイアール東日本企画:Project E5】
JR東日本グループの広告などを手掛けるジェイアール東日本企画のブースで展示されていたコンセプトメカ「Project E5」。JR東日本のキャラクターとして、新幹線E5系はやぶさが変形するという、夢を具現化したメカを約2mのサイズで立体化している。ブースでは時折BGMやスモークの演出とともに、ターンテーブルが回転し後方のデザインも見られるようになっていた。玩具などでの発売を期待したいほどの高い造形の完成度で、多くの来場者が記念撮影をしていた。