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【E3 2014】「新生FFXIV」、パッチ2.3の実装日は7月8日

「フロントライン」や新「クリスタルタワー」を実機で紹介!

6月10日~6月12日開催(現地時間)

会場:Los Angeles Convention Center

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(以下、新生FFXIV)」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏と、コミュニティチームの室内俊夫氏
パッチの実装日は7月8日火曜の予定

 「E3」の最終日となる3日目、スクウェア・エニックスブースの放送席から「第15回FFXIVプロデューサーレターLIVE」が生放送された。今回のライブは「パッチ2.3コンテンツ特集Part2」として、前回に引き続き「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏と、コミュニティチームの室内俊夫氏がファンから寄せられた質問に答えつつ、パッチ2.3の新情報をまとめて紹介した。気になる実装日は7月8日火曜日の予定。前日の7月7日月曜には、おなじみの朗読会も開催される予定だ。

 寄せられた質問の中には、今回の「E3」で気になるゲームを訪ねるものもあった。吉田氏は「Left 4 Dead」の開発チームが作った「Evolve」(Take-Two)や「Fable Legends」(Lionhead)など、4人のプレーヤーが1人のゲームマスター的なプレーヤーと対戦する新しいシステムのゲームに注目していると語った。

 「次世代機のゲームが出てきて新しい体験ができるゲームが多くなってきている。新生FFXIVがというのではなく、日本のゲーム開発者としてこのままじゃまずいかなという危機感を感じました」と吉田氏。大企業だけではなくインディーズや小さなスタジオがどんどん挑戦している北米の環境との違いに、「見習っていかなくてはならないし、挑戦しないといけないと今年は特に強く感じました」(吉田氏)と、かなり真剣な表情で語っていた。

 「新生FFXIV」でも、本当はGMイベントなどを開きたいが、60以上のワールドに手作業でイベントを起こすのは大変だと言い、「そういったところをプレーヤー同士で遊べるようなシステム的の広げ方も方向性としてはアリだと思う」と、希望を口にしていた。

 また、以前から発表されているラスベガス、ロンドン、東京で開催予定のファンフェスについて、日程と会場が明らかになった。日本では12月20日、21日の両日、東京ビッグサイトで開催される。日本だけ開催が遅いのは、会場がなかなか取れなかったからだとか。前回の英語放送では、インゲームアイテム付きのチケット制になることも発表されている。近日公開予定のティザーサイトは要チェックだ。

ファンフェスのロゴ
各国の会場と日程が決定
仙台のイベントにはゲストとして河本信昭氏が登場予定
2.3までのファッションと家具を全網羅したカタログが発売
種族ごとの見た目と染色した時に染まる部位がわかる
家具の見た目を、飾った感じで一覧できる

「フロントライン」のルールや、「シルクスの塔」など2.3の詳細が判明

・「フロントライン」

不滅隊のアウトポスト内部
フィールド内には「大迷宮バハムート」っぽい場所もある
中立のアウトポストにあるフラグの周りに立つことで占領する
報酬としてもらえる軍馬

 初めてフィールドが実機で公開された。今回のマップは、第七霊災の激戦地カルテノー平原にある「アウトロー戦区」。グランドカンパニー(GC)ごとに拠点となるアウトポストがあり、そこがリスポーン地点にもなる。他の勢力が入れないよう高台になっており、ジャンプで飛び降りて戦場に参加する。

 マッチングは現在の所基本は24対24対24だが、その時に申請している人数に応じて自動的に16対16対16や8対8対8に調整されるので、人が少ない時間でも遊びやすく作られている。

 広大なマップの中には6つの中立アウトポストがあり、陣内のフラッグ周辺に一定時間いることでその陣を占領できる。陣を他の勢力と取り合うことで大きなポイントが入る。他にもプレーヤーを倒した時のポイントや、フィールド内にいるモンスターを倒して入るポイントなどの合算で勝敗が決する。

 報酬は、ウルヴズジェイルでも手に入る対人装備などのほか、軍馬やアラガントームストーン:戦記も入手できる。

―― これまでPvPをプレイしたことがなくても気軽にプレイできるでしょうか?

吉田氏: 「フロントライン」に関してはかなりカジュアルにしたつもりです。今までPvPに参加したことがない人もバリバリ参加してもらえればと思います。

―― 最大何人まで参加できますか?

吉田氏: 現在最終チェック中ですが、テストがちゃんとできているものに関しては、24対24対24の72人でのPvPになります。

―― 戦闘時間はどのくらいですか?

吉田氏: 30分です。

―― ロールごとの参加人数に制限はありますか?

吉田氏: ロールの縛りはありません。アウトポストではジョブチェンジもできますからマッチングが早いジョブで参加して、自分たちで話し合ったり、周りの状況を見て決めてもらってもいいです。

―― レベルなどの参加条件を教えてください。

吉田氏: レベルは50で、参加条件はこれだけです。今回新しく「アイテムレベルシンク」という仕組みがはいります。いま80か90かで調整中でそれ以上のものを持っていてもシンクされます。ウルヴズジェイルにあるモラルも見ません。PvP専用アクションは使えます。

・「チョコボ育成」

―― チョコボ育成はバディとは別のものですか?

吉田氏: 今回はバディを育成する機能になります。

―― ハウジングに飼育小屋を設置すると聞いていますが、ハウジングを持っていないと遊べませんか?

吉田氏: ハウジングがないとできません。ただし今後のアップデートで、3都市のチョコボポーターの辺りに一部機能を持たせて、ソロでもそこで一部の機能は使えるようにしようという話にしています。

―― どこでどのように遊ぶのですか?

吉田氏: 庭具として飼育小屋が増えます。設置するとそこにチョコボを預けることができるようになります。預けた状態でトレーニングしたり、エサをあげることができます。ログアウトする時に預けておけば、フリーカンパニー(FC)のメンバーが可愛がってくれたりもします。ログインしたらだしてという感じです。

―― 同時に何羽まで育成できますか?

吉田氏: 基本的にはバディなので今回は1羽だけです。段階的なアップデートを計画していて、某ゴールドなんとかでチョコボなんとかを実装する時に、もっと派手な育成ができるようにしようと。今入れてしまうとパラメーターがおかしくなるので。だからこの機能はアップデートされていきます。

―― ランク10になったバディでも育成で変化しますか?

吉田氏: 限界突破というものがあります。ランク10のチョコボを限界突破すると、ランク11以降に成長していくので、最終的にはすべてのチョコボアビリティが使えるようになります。そういえばチョコボのスキルリセットは2.3からあるアイテムを使うとできるようになります。こちらはハウジングと紐付けていないので、どなたでもできます。使ったポイントは戻ってきますのでご安心を。

―― 羽根の色を、実装されているすべてのカララントの色に変えることができるのでしょうか?

吉田氏:パッチ2.35で追加される機能でできるようになります。カララントをぶっかけると虐待になるので(笑)、羽根が生え替わるタイミングで色が変わるイメージです。色はほぼカララントと同じくらい変えられます。

・「個人ルーム」

―― ハウジングのサイズによって個人ルームの部屋数やサイズに差はありますか?

吉田氏: ありません。物理法則を無視してどのサイズの家も同じです。

―― 個人ルームの解放条件と価格を教えてください。

吉田氏: 解放条件はFCに所属していて、FCのハウスがある。プレーヤーがGCの少尉以上であることで、それを満たせば30万ギルで部屋が1つ増築できます。

―― 個人ルームの調度品設置可能数は?

吉田氏: まだ最終調整中でギリギリまで増やそうと頑張っています。FCのハウスとは別のカウントになるので、そちらがいっぱいでも関係なく置けます。

―― 個人ルームへの入室方法は?

吉田氏: パッチ2.3になると、ハウスの1階にドアが設置されて、そこから個人ルームにいくことができるようになります。まずはFCのハウスを通って個人の部屋にいきます。他のメンバーと顔を合わせないのが嫌だという話になりましたので。

―― FCのハウスに設置できる家具は個人ルームにも設置できますか?

吉田氏: ガルーダの椅子みたいなレアなものもカウントが別になっているので個人ルームにも置けます。ただ部屋なので、庭具は置けません。

―― 個人ルームに窓はありますか?

吉田氏: 1階に増築されているという設計なので、窓はあります。

―― 個人ルームの広さを教えてください。

吉田氏: Sサイズの部屋より壁1つぶん広いくらいです。1人で住むという意味ではものも結構置けるし、住み心地のいい部屋を作っていただけるのではないかと思います。

―― FCを脱退した場合、個人ルームはどうなりますか?

吉田氏: 2.3では個人ルームを消滅させないと脱退できない作りになっています。ただその後のアップデートで、自動的につぶすようなシステムも作っています。

―― 個人ルームでも生産はできますか?

吉田氏: できます。

―― シャウトは隣の部屋には聞こえないですよね?

吉田氏: 聞こえません。ぶつぶつ言っても大丈夫です。

・「シルクスの塔」

クリスタルタワーの新コンテンツ「シルクスの塔」内部

 クリスタルタワーの新コンテンツは「シルクスの塔」。24人で階段をどんどん上がっていくダンジョンで、全部で7つの敵が待ち構えているようだ。放送ではデバッグモードで無敵化したキャラクターを使って、ダンジョン内を探索した。塔は上がるにつれて、金ぴかの豪華な作りになっていき、さらに上がると劇場のような場所に出る。塔に行くためのクエストにはストーリーがあり、新キャラも登場するとのことだ。

―― 古代の民の迷宮のような気軽なコンテンツですか?

吉田氏: それを目指しています。超難易度の実装をやめて、気軽に遊べるようなかたちでリリースして本当に良かったなと思っているので、前回と同じようにワイワイとみんなで楽しめるようなコンテンツにしたいです。

―― 自分たちだけで24人のアライアンスを組んで遊べるようになりますか?

吉田氏: 2.3にどうしても間に合わなくて、なんとか2.35では実装できるのではないかと思います。2.3リリースから1カ月くらいお待ちいただくことになります。

―― 装備品のロットに週1回の制限はつくのですか?

吉田氏: そこは2.1を思い出していただければ。

―― 報酬のアイテムレベルを教えてください。

吉田氏: いまのところ100です。

―― 入るのに必要な平均アイテムレベルは?

吉田氏: 調整項目なので、ギリギリまでお待ちください。

―― 未鑑定トームストーンや、砂や油のドロップ率はどのくらいですか?

吉田氏: いきなり3つともは出ません。まずは未鑑定トームストーンからで、ドロップ率は30%くらいかな。今後のパッチで追加されていきます。今後皆さんの侵攻編のクリア状態や全体の平均アイテムレベルを見て調整しますのでギリギリまでお待ちください。

―― アクセサリーや武器も報酬で手に入りますか?

吉田氏: 今回は防具です。

―― 3チームが分岐したルートを辿るようなものはありますか?

吉田氏: 塔をみんなで駆け上がるというイメージなので、基本はみんなでのぼっていきます。

―― 将来的にクリスタルタワーを通常エリアとして解放する予定はありますか?

吉田氏: 今のところないです。

―― クリスタルタワー関連のストーリーで、ウネやドーが、闇の戦士は登場しますか?

吉田氏: 誰とはいわないですが、新キャラは出ます。

・「クエスト」

―― 今回の「事件屋ヒルディブランド」にギルガメッシュは登場しますか?

吉田氏: 前回で1度決着が付いたので、今回は出てきません。ただギルガメッシュは本来たくさん腕があっていっぱい武器を持っているのですが、前回は2本だったので今生やしてるところかもしれません。

―― 新しい事件屋鑑定クエストでもワイワイ楽しいバトルがありますか?

吉田氏: おかしなメンバーがいました。またワイワイできるようなものがあるみたいです。以前のライブで絵を出した気がします。

―― 事件屋関連クエストはカットシーンの面白さを重視するためにボイスの追加が難しいという話ですが、例えば実装された次のパッチでボイスの追加はありますか?

吉田氏: 後付けはみっともないのでやりたくないという話をしていたのですが、これだけキャラが増えてくると、後発のプレーヤーさんもいるのであるに越したことはないのかなと思っています。お約束はできないですが、いずれアリなのかもなと思っています。

―― ヒルディブランドの幼少時を描いたサブクエストやお母さんが登場するストーリーが追加される予定はありますか?

吉田氏: 一時期、お母さんが出るというプロットはあったのですが登場人物が多すぎて調整したので、設定はできています。お母さんはヒルディに家を継がせたかったのですが、ヒルディは家を飛び出して事件屋をやっているわけで、そこには何かがあったわけです。その辺りはおいおい、皆さんのこんなストーリーが見たいという声が反映されていくと思います。

―― ヒルディの父親、ゴッドベルトは今後も登場しますか?

吉田氏: 思いの外人気になりました。実は2.0の油を塗られる頃から、第七霊災で息子を亡くしたとかちゃんと仕込んであるのです。今後も色んな所に顔を出します。

―― 今後もギルガメッシュと同じくらいFFで知名度のあるキャラクターは登場しますか?

吉田氏: もちろんちゃんと「新生FFXIV」の世界感になじんだゲストは今後も作っていきたいです。

―― 事件屋以外の新しいサブクエストはありますか?

吉田氏: 今回新しいサブストーリーが入ります。ヒルディのように濃い主役がいるというものではないですが、レターモーグリから始まっていろいろな人に手紙を届けるというサブストーリーです。今までに出たNPCの意外な一面が垣間見られます。配達士というクラスも追加になるみたいですよ。

―― メインクエストでユウギリの素顔は出ますか?

吉田氏: まだ早いです。

・「その他」

「極ラムウ討滅戦」のステージも実機で公開された。また落ちそうな雰囲気のステージだ

―― インスタンスダンジョンの攻略開始時や全滅後のリスタートで、アビリティのクールダウンを残り時間に関係なくリセットされるようにして欲しいです。

吉田氏: わからなくはないですが、今すぐはちょっとできません。

―― 14回のレターライブで見せたようなアートをまとめた本を出す予定はありますか?

吉田氏: 結構企画が進んでいます。アートブック兼設定資料集みたいなものです。ものすごく膨大なので、ある程度なお値段になりますが。こういうものは好きなので、1册で終わらずやっていきたいです。

―― 結婚システムで結婚した後片方が性別を変更した場合はどうなるのですか?

吉田氏: エオルゼアにいる2人が愛を誓い合うというシステムなので、性別が変わったからといって愛が冷めることはありません。

―― フィジカルボーナスの振り直しの自由化、もしくは緩和の予定はありますか?

吉田氏: コストは下げようという話はしています。もっと気軽でもいいのではないかと。

―― エンドコンテンツはフルパーティでの参加のみですが、ライトパーティで参加できるコンテンツの予定はありますか?

吉田氏: 2.0シリーズではかなり計画して進めているので難しい。コミュニティによってリクエストが色々違うので、今は24人のアライアンスレイドから8人のパーティでいくバハムートを中心とした高難易度コンテンツがあり、4人だとなるべくカジュアルに遊べるインスタンスダンジョンがありというバランスで。一通り落ち着いたらまた順番に色んな事をやっていきたいです。

―― アイテムサルベージに採用されるシーソー方式の成長要素ですが、今後新たに追加される秘伝書などの他のクラフターの成長要素にも採用されるでしょうか?

吉田氏: 拡張パックでもうちょっとプロフェッショナルという考え方はありじゃないのかという話はしていますが、直近に秘伝書でどうにかという話は考えていないです。

―― アイテムレベル70よりも高いアクセサリーのレシピは追加されますか?

吉田氏: します。2.3のスタートはその辺りが注目になるのかなと。

―― GCやFCに新しいランクは実装されますか?

吉田氏: FCの次のアップデートで、FCで1つの目標を決めてこれをやっていこうというものを入れる予定なのですが、その実装と合わせようという話をしているので、まだ入らないです。

―― 2.3で新しい蛮族クエストは追加されますか?

吉田氏: 残っているのはイクサルですがパッチ2.35になっています。なぜかというと、今までのデイリークエストとは毛色が違うものになっています。イクサルと協力して何かを作るという遊びになっていて、専用アイテムもあって今までとはちょっと違います。そのシーンだけクラフトができるということを考えつつ、クラフトをやっていない人にとってはそれがきっかけになってくれるようなものを考えています。イクサルまで入ると全蛮族クエストが揃うのですが、全部クリアするとエクストラストーリーが発生するとのことなので。結構懐かしいなこれという結構凝ったものを作っているので、2.35までに気長にコツコツやっておいていただければいいかなと思います。

忍者の武器
忍者の対人装備
忍者にも蛮神武器が用意される
忍者のハイアラガン武器
ラムウからの素材で作る家具
クリスタルタワー関連の素材が必要そうな家具

(石井聡)