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「新生FFXIV」、「パッチ2.25」アップデートを実施

極リヴァ「水神の魔境」問題への対応や、PvPコンテンツの拡充やマテリア合成などが導入

4月24日実装

 スクウェア・エニックスは4月24日、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」において中規模アップデート「パッチ2.25」を実装し、「2.25パッチノート」を公開した。全ワールドは現在アップデートに伴うメンテナンス中で、予定では21時メンテナンス終了となっている。

 「パッチ2.25」は、パッチ2.2から2.3への繋ぎに当たる中規模のアップデート。パッチ2.2には間に合わなかったものや、パッチ2.3以前に盛り込めることが決まったものなど、様々なコンテンツや調整が盛り込まれている。

 パッチ2.25の公開に先立って掲載された「第56回FFXIVプロデューサーレター」では、パッチ2.25のメインコンテンツとして、コアな「新生FFXIV」ユーザーの間で注目されていた「ゾディアックウェポンストーリー」の続編の導入は、その対象となる「古の武器・アニムス」の完成本数が多くないことなどを理由に実装が見送られた。これらは5月に予定されている「パッチ2.28(仮)」で実装するとしている。

 それに変わって緊急措置として導入されたのが極リヴァイアサン討滅戦の「水神の魔境」関連の対応。極リヴァイアサンでは、撃破報酬として武器を獲得することができ、さらにレアドロップである「水神の魔境」を使うことで、入手した武器を強化することができるという仕組みになっている。

 問題として指摘されたのは、ナイトと白魔道士のみ、片手剣と片手幻具に加えて盾も用意されていたこと。「新生FFXIV」は、片手武器と盾はワンセットになっており、両方を揃えることで両手武器1つと同等のステータス補正を得られる仕組みになっている。この2ジョブに限って、武器強化に2つの水神の魔境が必要なのは不公平ではないかという意見がフォーラムに寄せられ、これを受けて吉田氏は、フォーラムでコメントを発表し、パッチ2.25での対応を約束していた。

 この結果、パッチ2.25では、吉田氏の公約通り、盾に関しては、強化後の盾がドロップするように調整された。すでに水神の魔境によって盾を強化していたユーザーに対しては水神の魔境を補填するとしている。

新たに追加されたPvP装備

 今回のパッチ2.25で大きなウェイトを占めているのは、PvPコンテンツ「ウルヴズジェイル」関連のアップデートだ。PvPランクの上限が40に引き上げられたほか、全ジョブに対してアイテムレベル100の新たな装備群が盛り込まれるなど、PvP好きには新たなやり込み要素を提供するものとなっている。

 クラフターにとって楽しみなのは、5つのマテリアを1つのマテリアに変換してくれる「マテリア合成」システム。これまで不要なマテリアは売るしかなかったが、新たな使い道が見つかったことになる。

 そのほかにも、ダークライト装備が染色可能になるなど、様々な調整が入っている。アップデートの詳細については直接「2.25パッチノート」を確認いただきたい。

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(中村聖司)