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「ニコニコ超会議2」バンダイナムコゲームス「ゴッドイーター2」ブースレポート

体験会を近日開催!PSP「ゴッドイーター バースト」のDLCが6月6日に配信!

4月27日~28日 開催

会場:幕張メッセ 1~8ホール、イベントホール

入場料:1日券 1,500円(前売)、2,000円(当日)

通し券 2,500円(前売)
優先入場券 1,500円(1日券)、2,500円(通し券)先行販売のみ

 4月27日、28日に幕張メッセにて開催された「ニコニコ超会議2」にて、バンダイナムコゲームスは「ゴッドイーター2」(GE2)フェンリル支部として、PS Vita/PSP「GE2」(2013年発売予定、価格未定)一色のブースを展開。プレイアブル出展はなかったものの、同作にまつわるグッズの展示やステージイベント実施した。

 ステージで行なわれたコーナーは、2日間共に「即興直筆イラスト プレゼントコーナー」、「GEステージ」、「参加型撮影会」の3部構成。「GEステージ」の一部と「参加型撮影会」を除いたステージの様子はニコニコ動画にて生配信された。なお、プレミアム会員であれば、4月27日分は5月4日まで、4月28日分は5月5日までタイムシフト視聴が可能となっている。

ブースには、巨大「捕食モード」バルーン、カノンやアリサの最新フィギュア、等身大キャラクターポップ、PS Vitaの実機で閲覧できる「ゴッドイーター2」の最新映像、コミックの原画、開発スタッフからの色紙などが展示されていた

希望のキャラクターのイラストをその場で描いてくれた
「即興直筆イラスト プレゼントコーナー」

 11時からは、会場オープン直後から先着順、かつ人数限定で、希望のNPCキャラクターのイラストをその場で描いてプレゼントしてくれる「即興直筆イラスト プレゼントコーナー」が実施された。朝5時から並ぶほど熱烈なファンがいたほど盛況で、希望のキャラクターを描いてもらったファンからは満面の笑みがこぼれていた。

 当初、4月27日はアートディレクター板倉耕一氏、4月28日はキャラクターデザイナー小林くるみ氏が担当予定であったが、4月28日は板倉氏も緊急参戦することになり、2人体制に。板倉氏は両日、予定の時間を超えてまでファンのためにイラストを描いていた。

 配信はイラストを描く手元が2時間延々映されるというなかなか斬新なものに。映像ではイラストがはっきりと見えなかったのは残念だったが、描かれる過程を最初から最後までノーカットで視聴できたのは貴重と言えるのではないだろうか。

「GEステージ」では数々の新情報が明らかに! 「GE2」の体験会が近日開催決定!
PSP「ゴッドイーター バースト」のDLCが6月6日に配信決定!

 配信を視聴した方はご存じであろうが、「GEステージ」は4月27日と4月28日で事前に公開されていたスケジュールとは少し違った構成になっていた。それぞれの日程毎に紹介していきたい。

 27日の主な出演者はバンダイナムコゲームス 富澤 祐介プロデューサー、村吉 広ディレクター、宣伝担当のコクーンモンデン氏、台場カノンのCVを担当している広橋 涼さん。

 プレーヤーから投稿された「ゴッドイーター バースト」の動画を見る「みんなで投稿動画を見てみよう」から始まり、続いて注目の「ゴッドイーター2 最新情報公開!?」コーナーに。

 新たなPVでは、攻撃するまでアラガミに見つかりにくくなるスナイパーのステルスフィールド、特殊な構えへと移行し、そこから連続して攻撃できるロングブレードのゼロスタンス、ショートブレードで急降下しながら攻撃するブラッドアーツ(攻撃アクションが必殺技へと進化するシステム)、近距離攻撃に特化したショットガン、OPを蓄積できるブラストの「オラクルリザーブ」といったアクションを披露。

 特に会場を沸かせていたのは、攻撃に青いエフェクトのつくロングブレードのゼロスタンスからの攻撃だ。エフェクトがある間は攻撃力や防御力などのステータスがアップし、ジャンプやダッシュで行動をキャンセルし続ける限り、ゼロスタンスを維持しての連続攻撃が可能という夢のあるブラッドアーツとなっている。ただし、ダメージを受けてしまうと解除されてしまうそうだ。

 どれもスピーディーで迫力のある映像だったが、残念なことにステージで公開されたPVを公式HPなどで公開する予定はないとのこと。今だとタイムシフト視聴を利用するしかないようだ。本誌では銃形態の詳細などを公開しているので、興味があればチェックしてもらえればと思う。

 また、発売中のPSP「ゴッドイーター バースト」のDLCが6月6日に配信されることも発表された。こちらは「GE2」に向けて、装備作りを新鮮な気持ちで楽しめる内容になるそうだ。なお、「ゴッドイーター バースト」の装備を全て「GE2」へ引き継ぎできるわけではない。引き継ぎに関しては公式サイト「引き継ぎ装備追加条件」をご覧いただきたい。全てではないが、多くの条件が公開されており、今後も更新されていく予定となっている。

 加えて、「GE2」の新ブラッドアーツなどが体験できるイベントが近日行なわれることも明らかに。詳細は後日公式HPなどで発表とのこと。

 台場カノンのGE≫RADIO特別編 公開生放送 in ニコ超では、イラスト紹介などに加え、新キャラクターであり、大食漢の「香月ナナ」の好物である「おでんパン」を実際に作って食べてみる場面も。おでんパンの第1案はハンバーガーのようにおでんを上と下からパンでサンドするようなものだったが、富澤プロデューサーから汁がこぼれるなどのダメ出しがあり、第2案ではパンに切り込みを入れ、そこにおでんを挟むようなものに。実際に食べた広橋さん曰く、それほど悪くはないそうだ。ゲーム中でどのように登場するのか楽しみなところだ。

 28日の「GEステージ」では、27日の出演者に加え、開発を担当するシフトのスタッフも参加。最初に27日のおさらいやブース紹介が簡単になされた後、広橋さんと「ゴッドイーター バースト」をプレイすることに。

 自前の白いPSPを用意してきた広橋さん、アクションディレクターの依田氏に加え、会場から選ばれた2名の計4名でプレイすることになったが、富澤プロデューサーに「敵は通信環境だったな」と言わせるほどの事態に。マッチングに時間がかかり、マッチングが成功し、ミッションを始めてみても通信エラーでまともに4人でプレイすることができなかった。ちなみに広橋さんはかなりプレイしているようで、通常のストーリーは全てクリアしており、チャレンジの途中で止まっているような状況(進行度76)。他の参加者はさすがの進行度100であった。

通信エラーでマルチプレイはうまくいかなかったものの、参加者には広橋さんの直筆イラスト入りサインがプレゼントされた。参加する価値は十分にあったと言えよう
28日にはキャラクターデザイナーの小林くるみ氏が参加してのイラストコーナーも行なわれた。富沢プロデューサーの似顔絵、ちびキャラ、カノン、神機、オリジナルアラガミなどの力作揃いで、小林氏は「キャラクターが愛されていることが伝わってきて素直に嬉しい。明日からもがんばれそう。」と喜びのコメントを披露。また、小林氏は現在次に公開予定のキャラクターを描いているとのこと。そのキャラクターはみんなが知っているそうで、誰なのか気になるところだ
アニメーションパートでのシエルやギルバードのラフ絵も公開された

 「GE2 超開発会議『ブラッドアーツの名前を決めようぜ』」では、バンダイナムコゲームス 冨澤プロデューサー、吉村ディレクター、依田アクションディレクター、板倉アートディレクターに加え、シフト 開発統括/シナリオ 保井 俊之氏、ゲームデザイナー/プロジェクト運営 山本 雄太氏、ゲームデザイナー 福上 哲也氏の計7名が登壇。配信の視聴者や来場者と一緒に4つのブラッドアーツの名前を決める会議が行なわれた。

 開発スタッフや配信へのコメントから抜粋されたアイディアの中から、チャージクラッシュを2段階までためることで通常よりも高威力になるバスターブレードのブラッドアーツには「オーバーチャージ」などが、4段目の攻撃モーションが変化し、少し遅れて爆発するチャージスピアのブラッドアーツには「残光のテスタメント」が、急降下しながら攻撃し、レベルが上がると3つの赤い隕石のようなオプションがつき、それぞれに攻撃判定があるというショートのブラッドアーツには「スパイラルメテオ」、「アクセルシューティング」が、ロングのゼロスタンスからの青いエフェクトが突くブラッドアーツには「ルミナスフロー」、「無尽の太刀・蒼」などが、隙は大きいが高威力の3段目がかち上げアッパーになるハンマーのブラッドアーツには「神顎砕」、「ライジングボルケーノ」が名称決定の参考として選ばれた。なお、今回の会議はあくまで名称決定の参考であり、上記の名称に確定したわけではない。

グボログボロの発生地はどこか?といったマニアックな問題が出題されたクイズ大会。ちなみにこの回答の選択肢は、「1:地中海沿岸」、「2:アフリカ大陸南西部沿岸」、「3:ユーラシア大陸南東部沿岸」、「4:不明」の4つ。答えがわかれば、かなりのファンと言えるだろう

(木原卓)