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PS Vita/PSP「ゴッドイーター2」

大きく進化した「銃形態」の詳細を紹介

2013年 発売予定

価格:未定

 バンダイナムコゲームスは、2013年に発売を予定しているPlayStation Vita/PSP用ドラマティック討伐アクション「ゴッドイーター2」に登場する武器情報を公開した。

 「コッドイーター2」の神機は前作と同じく、接近武器形態、銃形態、捕喰形態の3つの形態に素早く変形し、状況に合わせた戦術を可能とする。今回紹介するのは、神機の「銃形態」について。本作では銃形態に、近距離射撃に特化した銃身「ショットガン」が追加され、銃身カテゴリは4種類になった。

【神機】
接近武器形態
銃形態
捕喰形態
装甲展開

■ 新銃身カテゴリー「ショットガン」
 近距離で最大火力を発揮する「散弾」バレットを発射することができ、近距離戦に特化した戦闘スタイルをさらに突き詰めることが可能になった。

■ 「基本バレット」の概念
 4種類の銃身それぞれに、デフォルトでセットされる「基本バレット」の概念が導入された。基本バレットは各銃身ごとに射程や威力、特殊効果が異なり、これによって銃形態での戦い方も選択する銃身によって大きく変化することになるだろう。なお、前作で好評だったバレットエディットは本作でも健在。詳細は不明だが、バレットエディットも基本的にこの「基本バレット」をベースに拡張していくようだ。

■ 特殊アクションの追加
 本作では接近武器パーツに多彩な特殊アクションが用意されているが、銃身パーツもそれぞれに特殊アクションが追加されている。特殊アクションは各銃身の戦闘スタイルを決定づけるものとなっており、銃身選択による戦い方の違いはアクション面にも現われるようになった。また、銃形態の特殊アクションは剣形態のコンボから派生して出すことができるという。

【銃形態について開発スタッフからのコメント】
 「GE2」では特殊アクションの追加によって5種類の近接武器の個性を強化していますが、銃形態についても、パーツカテゴリによって戦い方が大きく変わるような個性化を施しています。前作では3種の銃身パーツカテゴリ毎の個性は“射撃時の硬直”や“弾種の消費OP軽減率”などで表現していましたが、「GE2」では銃形態での戦い方とバリエーションの在り方に踏み込んで、“基本バレット”の導入や“銃身ごとの特殊アクション”の追加など、運用のベースとなる部分から個性化を図っています。

至近距離での大ダメージを狙える「ショットガン」

 新たに追加された「ショットガン」は、近距離火力に特化した銃身カテゴリー。短射程、高火力の基本バレット「散弾」と、高速で間合いを詰めて射撃する「ラッシュファイア」を武器に、アラガミの隙をついて重い一撃を叩き込む戦闘スタイルで戦うことができる。

【開発スタッフからのコメント】
 「GE2」の銃アクションバリエーションとして「近距離専門の銃」が欲しい、ということで新たに追加されました。移動射撃と突進動作のラッシュファイアを駆使し、アラガミに張り付きながら弾丸を叩き込む前衛向けの性能となっています。基本バレットの「散弾」もアラガミとの距離が近いほど威力が高くなるという特性を持っていますので、我こそは近距離戦のスペシャリスト!という方にオススメの銃身です。

【アクション】
射程は短いが威力は高い、ショットガンの基本バレット「散弾」。アラガミとの距離によって威力が変化するので、間合いの把握が重要になる。使用感覚は前作の「放射」に近いようだ
移動中にショットガンを撃っても足が止まることがない、特殊アクション「移動射撃」。アラガミの死角を維持しつつ、強烈な一撃を叩き込むことができる
前方に突進し、突進中にボタンを押すとその場から即座に射撃を行なう、特殊アクション「ラッシュファイア」。隙を見せたアラガミに瞬時に密着して散弾を叩き込むことができる

中距離からの連射に優れた「アサルト」

 連射能力に優れた銃身で、アラガミの足止めすることに特化した専用バレット「連射弾」を絶え間なく撃ち続けることが可能。単体での攻撃力は他の銃身パーツに及ばないが、足を止めずに連射できる「移動射撃」と後方へ大きく下がりながら射撃する「ドローバックショット」が魅力の銃身カテゴリー。安定した立ち回りでひたすらアラガミを撃ちまくりたいなら「アサルト」を選ぶといいだろう。

【開発スタッフからのコメント】
 アサルトといえば連射性能の高さ、ということで「GE2」では連射性能と小回りの利きやすさを重視したデザインになっています。ショットガンと同じく、移動しながら絶えず射撃ができるので、ボタンをばしばし押してバリバリ撃ちたい方にオススメです。また、基本バレットの「連射弾」はアラガミの怯みを誘発する特性を持っていますので、味方の支援重視で戦いたい方にもオススメです。

【アクション】
OPを消費しない連射性の高いアサルトの基本バレット「連射弾」。威力に期待はできないが、アラガミに撃ち続けることで怯みを誘発することができる
ショットガンと同じく移動しながら射撃を行なう、特殊アクション「移動射撃」。安全な位置をキープしながら、攻撃を仕掛けることができる
真後ろに大きく飛び退きながら攻撃を仕掛ける、特殊アクション「ドローバックショット」。○ボタンよりも回避動作が大きいのでなにかと重宝するだろう

超火力が魅力の「ブラスト」

 攻撃力の高い専用バレットを持ち、距離を問わずに大ダメージを狙うことができる火力重視の銃身カテゴリー。特殊アクション「オラクルリザーブ」は、他の銃身を遥かに上回る量のOP(オラクルポイント)を蓄積することができ、消費OP100以上の超火力バレットも運用可能。OPをコツコツと回収したら放出して、群がる敵を一気に仕留めることができる。

【開発スタッフからのコメント】
 前作から単発ダメージの大きい弾種と相性の良かったブラストですが、「GE2」では「1発の威力がスゴい」という特徴がより顕著になるよう設計されています。特殊アクションのオラクルリザーブでOPを大量に蓄積し、溜めたOPを超威力のバレットと共に一気に放出する、そんな“一撃必殺“、”一発爽快”スタイルが好きな方にオススメです。

【アクション】
中距離を直進し、着弾すると爆発するブラストの基本バレット「ロケット弾」。非常に高い攻撃力を誇り、挙動もシンプルで使いやすいがOPの消費が激しく連射には不向き
溜まっているOPを神機の予備領域へ移す、特殊アクション「オラクルリザーブ」。予備領域はOPを1,000まで蓄積できるので、OPさえ蓄積できれば消費OPの激しい強力なバレットも連射できる。当然ながら大量のOPを蓄積するには小まめなリザーブが必要になる

アラガミの弱点を狙い打つ「スナイパー」

 射程の長い基本バレット「狙撃弾」に加え、アラガミから完全に隠れることができる特殊アクションを使った狙撃を得意とする銃身カテゴリー。弱点を撃ち抜くことで他の銃身よりも絶大な効果を発揮するという特性を持っているため、手数よりも1発の射撃が重要になる。特殊アクションを駆使することで、安全な位置からじっくり冷静にアラガミを仕留めることができる。

【開発スタッフからのコメント】
 「スナイパー」というからには狙撃が気持ち良くなくては、ということで「GE2」のスナイパーは“狙って撃つ”ことを至上とする設計となっています。ステルスフィールドやスナイパーサイトを駆使することで、戦闘の最中でも “冷静に狙いを定める射撃”が可能です。最高の一撃のためにじっくりクレバーに戦いたい、そんな職人のようなスタイルの方にオススメです。

【アクション】
長い射程を持ち、一瞬で標的に着弾するスナイパーの基本バレット「狙撃弾」。特筆すべきはクリティカルヒット時のダメージ倍率が非常に高いという点
特殊アクション「スナイパーサイト」は、エイムモード時にLボタンの長押しで斜線方向を拡大表示できる。遠距離にいるアラガミの弱点を正確に狙い撃ちできる
アラガミの視覚、聴覚による探索を無効化するフィールドを身に纏う特殊アクション「ステルスフィールド」。フィールドは時間経過で解除されるほか、射撃や剣状態への変形を行なうことでも解除される

(志賀康紀)