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バンダイナムコ、「GOD EATER 2」最速体験&合同開発サミットを開催
体験版もPS Vita版は7月25日、PSP版は8月1日に配信決定!!
(2013/6/8 18:22)
バンダイナムコゲームスは、2013年発売予定の「GOD EATER 2」(ゴッドイーター2:GE2)を最速で体験できるイベント“「プレコミュ」presents! 「GOD EATER 2」最速体験&合同開発サミット”を6月8日、9日に開催。PlayStation Vita版の「GE2」を15分体験した後、アンケートを記入、バンダイナムコゲームス、シフトの開発スタッフ陣と直に意見交換する合同開発会議を実施。
さらに今回のイベントに合わせて、最新情報も公開された。インプレッションと共にお届けする。
新たなブラッドアーツやフィールドなどを公開!新情報を補完する動画も!
今回のイベントに合わせて、ブラッドアーツやフィールド、感応種とのバトルといった新情報が公開された。
・ブラッドアーツ
・フィールド
短い時間ながら全タイプの武装で4つのミッションが体験できる特別仕様のROMを披露!
より美しく、より迫力のあるバトルに!
イベント用の特別仕様ROMで試遊は行なわれた。今回の仕様では、ソーマ・コウタ・アリサに話しかけることで装備を選択できる。。ソーマは近接武器パーツ(5種)、コウタは銃パーツ(4種)、アリサは装甲パーツ(3種)という内訳だ。さらにカウンターにいるヒバリに話しかけると難易度別の4つのミッションが受注でき、ソーマ・コウタ・アリサの内、2人をミッションに同行させられる。
体験版はこれまでに公開されている全種類の装備、4つのミッションが体験できる豪華な仕様。15分のプレイ時間で何を試すか悩ましいところだ。
全種の武器が使え、公式HPなどで公開されているアクションは一通り体験できたのだが、基本的に前作にある武器やアクションについては前作の操作感のまま遊ぶことができたので、今回は、「GE2」からの新武器、新アクションを中心にレポートしていきたい。
○近接武器形態
ブーストハンマー、チャージスピアの2種類が追加され、従来の武器にも新アクションが追加。あらゆる攻撃アクションが使い込むことで進化していくブラッドアーツと注目すべき点が多い。
・ブーストハンマー
重武器の火力を持ちつつ、一時的に高速攻撃が可能になる新武器。□や△ボタンでの横振り、振り上げ、叩き付けは動きはやはり遅いが、ブースト起動(R+□ボタン)からブーストラッシュ(ブースト起動中 □ボタン)、ブーストドライブ(ブースト起動中 △ボタン)、さらにはブーストインパクト(ブーストラッシュ、ブーストドライブ動作中にR+□)が派生する。
ブーストラッシュは敵からの攻撃を受けて中断されなければ、□ボタンを連打することで短時間でかなりの連打を決めることができる。ブーストドライブは高速突進からの強打を放つ。出す方向をうまく調整しないと敵のいない場所に放ってしまうので、多少慣れが必要だと感じた。
ブーストインパクト(ブーストラッシュorドライブ後にR+□ボタン)はフィニッシュ技。攻撃を受けてブースト状態が解除されてしまってはもったいないので、さっさとインパクトまでつないだ方が良さそうだ。
・チャージスピア
突進性能の高さに、回避アクションが加わった扱いやすい新武器。地上での□や△ボタンでの突き、薙ぎ払いは、速度はそれなりながら攻撃範囲はやや広めか。ジャンプからの滑空突き(空中で△ボタン)は突進性能が高く、攻めのきっかけとして使いやすい。
チャージグライド(□ボタン長押し後 ボタンを離す)は、溜め完了後にスピアがチャージ形態になり、□を離すと繰り出される技。ため時間が短めなので使い勝手がいい。移動しながら溜めができる点もいい。技後に攻撃が続けられるので、こちらも攻めの起点になる。
バックフリップは後ろへ跳躍するアクション。距離をとれるだけでなく、跳躍中から空中攻撃が繰り出せる。
・ロングブレード
ゼロスタンス(R+□ボタン)は、地上の各種行動から派生可能。構え後に攻撃、それをキャンセルしてさらに各種行動に移行することもできる。ゼロスタンス中は微量ながらスタミナも回復する。攻撃、キャンセルを繰り返せば、攻撃を受けたりしない限り、連続して攻め続けられる強力な構えとなっている。構え中は微量にスタミナが回復する点でも使いやすい。前作にあるインパルスエッジ(ゼロスタンス中 R+□ボタン)もゼロスタンス中の技になっている。
・ショートブレード
ライジングエッジ(R+□ボタン)は振り上げ攻撃後、自らも空中へ飛び上がる技。そのまま空中からの攻撃につなげられる。敵が近い場合にはただジャンプするよりも攻撃しつつジャンプできるライジングエッジを使う方がいいだろう。
エリアルステップ(左スティック+○ボタン)は空中からステップする技。1回のジャンプでは、1回までしかできないようだが、これにより元々高かったショートブレードの機動力がさらに高まっている。回避、裏取りに使っていける。
・バスターブレード
パリングアッパー(R+□ボタン) 瞬時に装甲を展開し、続けて振り上げ攻撃。当て身的なものではなく、敵が攻撃していようが、いまいが振り上げ攻撃まで出る。装甲展開時は通常よりも1歩前に踏み出すため、距離をわずかに詰めての攻撃になる。
○銃形態
新たな銃形態としてショットガンが追加。近接武器形態と同様に従来の形態にも新アクションが追加されている。また、4種類の銃身それぞれに、デフォルトでセットされる「基本バレット」の概念を導入。基本バレットは各銃身ごとに射程や威力、特殊効果が異なる。
・ショットガン
新たに導入された近距離特化型の銃形態。威力は高いが、射程はかなり短い。基本バレットは散弾で、弾丸が放射状に飛び、距離によって威力が変化する。移動しながらの射撃も可能。
今回、散弾以外にもスラグ弾が確認できた。FPSをプレイした人には説明不要だと思うが、大き目の弾丸で、散弾とは違い、狙った方向に一直線に飛んでいく。また、散弾よりも多少射程も長いようだった。
ラッシュファイア(R+○ボタン)は、ステップと同程度の距離を突進した後に□or△ボタンで射撃へ移行する移動技。突進状態には攻撃判定はなかった。
・アサルト
基本バレットはOP(オラクルポイント)を消費しない連射弾。撃ちこみ続けると怯みを誘発させられる。連射弾は、威力はかなり低いが、アサルトは移動射撃も可能なので気軽に使っていける。
ドローバックショット(R+○ボタン)は後ろに飛びのくアクション。飛びのいている最中も射撃でき、通常のステップよりも長距離回避できる。移動射撃に加え、この緊急回避手段があるため、最も使いやすい銃形態と言えるのではないだろうか。
・ブラスト
基本バレットは着弾すると爆発するロケット弾。消費OPは高い(今回のROMでの消費OPは200)が威力は抜群。
新アクションはオラクルリザーブ(R+○ボタン)。OPを予備領域へ移す技で最大1000まで蓄積できる。銃形態のコンボからリザーブにつなぐことも可能だ。バレットエディットで消費OPのものすごく高い、特殊なバレットを作るのも、ブラストでは楽しそうだ。
・スナイパー
基本バレットは長射程、高弾速でクリティカル時ダメージ高い狙撃弾。エイムモード時にLボタンを長押しすれば拡大表示(スナイパーサイト)が可能。
ステルスフィールド(R+○ボタン)はアラガミの視覚、聴覚を無効化するフィールド。時間経過や射撃や剣形態への変更でも解除されてしまうが、遠距離から射撃できるスナイパーらしいアクションだ。隠れて近寄って近接攻撃という使い方もできる。ただ、今回のROMではステルスフィールドを使うとキャラクターのまわりにうっすらオーラのようなものが表示されるのだが、少しわかりづらかった。
他にも各武器でエフェクトが派手で高威力なブラッドアーツ(ショートブレードなら空中で△ボタン)、モーションは攻撃の重さを感じさせてくれるものに、無線による音声でのサポート、より細かく敵の位置を示してくれるマップなども確認できた。無線によるサポートは結構便利で、誰かがホールドトラップを決めた際に敵がホールド化しているといったことを知らせてくれる。また、オプションではPS Vitaならではの背面タッチカメラの旋回、リセット設定も確認できた。
体験版の配信が決定!
かなり短い時間だったため、隅々まで試すことはできなかったが、初めてのプレイアブルながらかなり豪華な仕様のROMがプレイできた本イベント。さらに17時から配信されたニコ生では、体験版の配信が告知され、さらに新情報を補完する動画も公開となった。
PS Vita版は7月25日、PSP版は8月1日に体験版が配信される。この体験版は、今回のイベントで試遊できたものとは違うものになる予定。今日のイベント同様、体験版をプレイしたユーザーの意見は、製品版へとフィードバックされる予定だ。また、PS Vita/PSP「GOD EATER 2」の体験版から、PS Vita/PSP「GOD EATER 2」の製品版への引き継ぎ情報などについては、今後発表される(引継ぎは可能)。
発売日はまだわからないが、発売までは装備引き継ぎができるPSP「ゴッドイーターバースト」を遊んで待っておこう。先日、「DLC1.6“NEW ORDER”」が無料配信され、このDLCでは新ミッションが楽しめるだけでなく、「GE2」より追加されるフライア支給神機パーツ「クロガネ」も先行入手できる。また、遊んだことがない人でもUMD版、ダウンロード版共に1,800円に価格改訂され、買い求めやすくなっている。
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