「機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」王子でイベント開催
板倉隊長、森本少将イベント初登場!
2011年12月までテレビ東京にて1クール(3カ月)放映された株式会社バンダイナムコゲームスのAC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をテーマとしたTV番組「機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」のイベントが、1月8日の松戸に続き、1月15日、東京都北区・namcoサンスクエア王子店にて行なわれた。同店舗は本編の中でも「エースパイロットへの道」のロケで登場している。
前回の松戸に続き、「第07板倉小隊」のメンバーによるトークショウ、そして質問コーナー、さらにメンバーとのシャッフル対戦が行なわれた。朝早くから整理券をもらうための行列ができ、受付開始の午前10時の段階で200名以上が並び、同番組の人気の高さが伺えた。午前中には300名の受付が終了し、整理券をもらえなかった人たちのために、店舗入口でのモニター中継が行なわれるほどだった。今回も兵庫県、山形県など放送圏外の参加者も来場していたようだ。
開場前の様子。300名分の椅子が並べられ、整理券をもらえた人はほぼ座っての観覧ができた | 開場するとこのようにぎっしりと人、人、人……板倉小隊が全員登場するとあって、かなりの人気となったようだ |
さて、今回のイベントでは、冒頭からイベント初登場となる板倉俊之(インパルス)大将、そして森本秀樹(ニブンノゴ!)少将が登場。上村彩子大佐、カバパン中将とともにトークショウから活躍した。さらにスペシャルゲストとして「絆コーディネーター」の愛美さんがシャッフル対戦のステージに登場し、多くの声援と拍手を浴びていた。
■ 収録時のエピソード、プライベートでの「戦場の絆」……話題の尽きないトークショー
左からカバパン中将、上村大佐、森本少将、板倉大将と司会の鉄拳番長こと判藤氏 |
最初は、メンバー全員でのトークショウ。基本的な流れは前回の松戸と同様だったので、ここでは板倉大将、森本少将の話題を中心にお届けする。
● まずは13回の放送、お疲れ様でした。ここまでの感想をお聞かせください。
板倉 僕は「REV.1」初期にプレイしてからブランクがあったので、収録開始時に久々にプレイしたら、いろんなところが変わっていたので戸惑いましたけれども、今ではどっぷりまたハマっちゃいまして。大将フラグ(パイロットランキング1,000位以内)をゲットするところまでいっちゃいました。楽しいですねやっぱりね。ゲームは楽しいですよ。
森本 ちょっとした時間、空いたときに行って、すっとプレイして1~2時間がすぐ経つので……。
板倉 オンラインでプレイすると、例えば僕が4番機だったら、開幕「4番機、発見!」、「4番機、発見!」ってシンボルチャットで言われて、「了解!」、「よろしく」、「了解!」、「よろしく」って返している間に敵と遭遇している、という……すごく多いです(笑)。すばらしいですね。番組を見てくれているんだと。
● 番組の中で、始まった当初はどう思っていたんですか?
板倉 最初はカバパン君も上村さんのことも知らなかったんで……「上村さんは元AKBなのに何でやめたんだろう」とか、そういうことしか思ってなかった。カバは見た目ちょっと怖かったんですけれどもね、話してみたらいいやつで。4人でゲームセンターに行ったりなんかして、本当に仲良くなっていったらゲームのほうもうまくいきだした、という。
森本 俺? そうですね、最初のほう、上村さんがみんなに一斉送信でメールをしてくれてたんですけれども、番組が終わったらまったく……してくれなくて(笑)。
上村 「あけましておめでとう」メールをしたじゃないですか!(笑)。
板倉 来てないよ(笑)。
上村 待って待って(笑)、返信来たから! でも、カバさんだけ返信来なかったんですよね……。
カバパン ちょっと!
森本 じゃ、俺らは返信したんだ。
上村 まあ、あまりご記憶にないってことで……。
森本 そうか、なんか変な雰囲気になっちゃいましたね。カバは本当に冷たいやつですから、本当にメール返さないですから。
カバパン 何でそういうこと言うんですか(笑)。
上村 それは否定できないですね。
● カバパンさんは自分に都合のいいメールしか返さないということですね?
カバパン そうですね(笑)。
● 自分で言っちゃってますが(笑)。
森本 番組を通じて、近くに1番いい教官がいたんで、ただ漠然とゲームセンターに通っているよりは、成長は早かったんじゃないでしょうかね。
板倉 今のプレイ、「なぜあそこがいけなかったのか」、というところとかね。
● やっぱり、4人でプレイしていたら目立ちますよね?
森本 4人で行ってたらそうですね。でも、衣装はこれじゃないんで(笑)。普通にプレイできますよ。
● 上村さんはどうですか?
上村 最初はお互い個々にやっていた、という感じなんですけれども、どんどんプレイしている間に、お互いのフォローができるようになって絆が生まれてきたので、第1回目と第13回目では大分違うと思います。私も成長しましたよね?
森本 成長……したでしょう。やっぱり。
板倉 どんどんカップ数が。「ボールK」って(笑)。
上村 そっちじゃないでしょう(笑)!
森本 最後のほうは頼れるタンク乗りになりましたよ。しっかり拠点を落としてくれるので。グレキャ(グレートキャニオン。第9回)以降は。
上村 その話しちゃいますか(笑)!?
● カバパンさんはどうですか?
カバパン 最初は本当に勝てなくて、発狂しそうでした(笑)。みんな優しく教えてるんですけれど、そのうちだんだんイライラしてきて、言葉遣いも悪くなり……いやでも、それぐらい熱が入るほど楽しかったです。みんなで遊べたことが。
板倉 カバが精神的に1番大変だったと思います。何もわかっていない人に教えなきゃならない。僕が逆の立場だったらキレてますね。
カバパン でも、みんなで楽しくできましたよ。
森本 作戦を立てたりとかね。カバは僕らの実力を見て作戦を立ててくれたんで。
板倉 作戦を押し付けてこないんですよ。乗りたい機体に乗って、その機体でどうやって戦うか、というタイプだから。「このマップでこの機体はない」っていうことは絶対に言わなかったですね。
森本 みんな、乗りたいやつに乗るんですよ。
板倉 本当はそのほうが楽しいんです。「ガチ編成はこれだ」って決まっているけれども、逆に相手がガチ編成で来なかったときのほうがやりづらかったりすることもあるんですよ。楽しむためにやっているゲームなんで、いろんな機体があるのに、乗りたい機体の使用回数が0回っていうのももったいない。だから、4人とかで出撃しているときは乗ったほうがいいですよね。
● 出演者の皆さんには、1回目から「大丈夫です、勝てます」って言い続けてましたが、会議では「どうするんだ? これ13回目まで1度も勝てないんじゃないか?」って話になっていたんですが……。逆に出演者の方々はどうだったんですか?
板倉 正直、このゲームは本当にお金を使いましたからね(笑)。練習で。「仕事とチャラになってるんじゃね?」っていうぐらい遊んでしまって。僕はハマると歯止めが利かないタイプなんで、劇場の空き時間とかにも1人で行って遊んでしまうんで。調べたらトンでもないことになってます(笑)。
森本 本当に地獄から這い上がった感じなんで。最初は完敗しまくりで。でも、最初から相手が強すぎません?
● 僕達も、板倉小隊は最初、もっと強いものだと思ってました(笑)。
森本 でも、あの人たちに勝てたら全国トップクラスですよ?(笑) 途中から僕達、負け覚悟で「圧勝されない戦術」にしたんですから(一同笑)。
板倉 最初の収録のときなんて、僕は「ガンダム」が格闘機になってるって知らないで乗ってましたから(笑)。REV.1では近距離戦型でしたからね。
● カバパンさんはどうだったんですか?
カバパン 1番最初の試合の後に、「何で勝てないの?」みたいなことを言われて、「いやあ、ちょっと……」ってなっちゃって(笑)。でもそれから、みんな練習していったんで、実際に強くなって勝てるようになってホッとしてます。いろんなことを試せるようになってきたんで。
● 最初が0点だとすると、メンバーの皆さんのプレーヤーとしての点数は100点満点でどれぐらいになりましたか?
カバパン 板倉さんは、100点です。森本さんは……100点です。上村さんは……(上村:私をオチに使うの?)……でも、タンクうまくなったんで……30点ぐらいかな(笑)。
板倉 カバの点数はおごった回数ですね(笑)。
● 逆に、板倉さん達から見て、カバパン中将のお笑い的な点数はどれぐらいですか?
板倉 度胸がハンパないなと思いました。後半は、正直「こんな感じで俺らが行くから、本当にキレそうだったら言って」って打ち合わせしましたが、最初は何の打ち合わせもなく、僕らが勝手にコントを始めて、「俺らうめえ」みたいな感じのボケで始まったら、カバがちゃんと「下手なんだお前ら」って突っ込んでくれて、「こいつデキるな」って。ゲーム以外のコント部分でも助けられましたからね。
カバパン 台本があるんですが、その台本が淡々としているんですよ。その淡々とした台本で、収録が始まっちゃうんですよ。で、ずーっと録り続けていて……「みんなすごいなーこういうものなんだ……」って思いながら感動してました。アドリブ力は全然ついてませんが。
上村 カバさんは何をやっていても緊張しないですよね。
森本 こうして300人ものお客さんの前でも同じスタンスですもんね。いい意味でアホなんです。
● 番組に出てから、絆のようなものを感じる瞬間はありましたか?
板倉 番組に出演してくれたプレーヤーとゲームセンターで一緒に出撃したりとか、そういうことがあるのはいいですね。
森本 この番組をやるようになって、ゲームセンターの友達が増えちゃって、普通に遊んでいたら、あいさつされるようになって、そのうちP.O.D.の扉を開けられて「どーもー!」って……俺の家に勝手に入ってくるような感じになってきますよね(笑)。ちょっと待ってもらえたら出てきますんで(笑)。ゲームセンターに行くと、向こうから声をかけてくれるんですよね。で、「一緒にやりましょうよ」って言ってくれて、好きな機体に乗せてくれるんですよ。「森本さんは何でも好きなのに乗ってください。こっちが合わせますし、勝利をプレゼントします」って。だからすごく過保護に育てられてる気がします。
カバパン バースト(同店舗出撃)していると「俺、過保護だわー」ってずっと言ってますよ。
森本 だから、いきなりタンクとか、乗れなかったりするんですよ。好きなのに乗っているんで。これも絆ですね、ちょっと過保護な感じで。
● それはカバパンさんのせいでもあるんじゃないですか?
森本 全然そんなことないですよ。
カバパン みんなが楽しいものをやって、楽しく遊びたいだけです。それだけですね。みんなのお金だし。楽しいことが重要なんで。
森本 だから、「絶対勝てる」ってことはないもんね。
カバパン 超負けますね(笑)。楽しいけれども、めちゃくちゃ負けて逆に楽しくなくなるっていうパターンもありますね。
板倉 一緒にやってても、負けすぎて楽しくなくなっちゃって帰るっていう。「飯行こう」って(笑)。
森本 しょっちゅうですね。
● 今だから言える、お互いの文句みたいなものはありますか?
森本 たぶんですけれども、上村さんが1番あるんじゃないかと思います。
板倉 腹割って話してないからね……。
上村 そんなことないですよ! 文句ないですけど……、私もはじめ勝てなかったとき、本当にあせって「本当にいいんだろうか?」って……1、2回目あたりの収録が終わったとき、リアルに「危ないんじゃないか」って思って。カバさんに聞いても、たぶん気を使ってくれてたんでしょうけれど「まあ、なんとかなるって」みたいな軽い返事が返ってくるんです。
カバパン (笑)。
板倉 裏を返せば、手の施しようがないってことかも。「ここをこうしたら勝てる」っていうことでもないっていう……。
上村 そうだったのかも……でも、そのときは、「そんなんでいいのかな?」って思って。そこから3回、4回と負け続けて……「あせってるのは私だけかな」って思っていて。
森本 そのころのメール、めっちゃ長かったっす。「どうします?」メール。
板倉 収録の2週間前ぐらいに、「次のマップは○○ですね。あそこは、こういうところに気をつけなければならないと思います」って。
上村 板倉さんたちは、新しいマップだからご存じないかと思って……。だから、どういうマップだよ、という簡単なところから……。
森本 うれしいよね。情報はうれしいけど、温度差があるんだよね(笑)。同じ長文では返せない、という。だから「お、おう……」、「了解、ありがとう」みたいな返信になっちゃって。
上村 だから、10回あたりにカバさんと真夜中に電話していたんですけれども……。
カバパン 上村さんはめっちゃ真面目なんですよ。メールが長い!
上村 そのころ、今までこうだったよってデータを調べてメールで送って。
森本 あったあった! 「今まで収録した分のデータを調べたんですけれども、森本さんは射撃に乗ったほうが勝率がいいです」とか。そういうデータを調べて送ってきてた。
上村 調べてて驚愕したのが、アンチ(タンク)の成功率が0%だったという。だから、カバさんに「アンチは捨てない? 最悪空気にしかならない」って話をしてましたね。
● 逆に上村さんの真面目さがアピールされた格好ですね(笑)。
上村 「どうにかして勝たなきゃ!」って思ってたんです。それぐらい。
● カバパン中将をいつタンクから解放するか、という話もありましたよね。
板倉 1回目の収録からそういう話してましたよね。
カバパン 解放されて最初はスナイパー(狙撃型)でしたけどね(第3回)。鉱山都市で。あれいい作戦だったと思うんですけれども。
森本 面白い作戦で楽しかったね。
● 1番印象に残ったチームはどこですか?
森本 初勝利できたところ(第6回)は覚えてますね。結構な回数戦ってきて、1回だけ勝てたときは……。1勝だけして2連敗という。勝ったときは自然にガッツポーズって出るもんだなと思いました。
板倉 全員覚えてますからねー。ニューヤーク(R)で戦った対「イフリート・ナハト」戦とか(第8回)。
カバパン でも1番最初に格闘ループ(クイック・ドローを外してさらに再び連撃を入れ続けること)で撃墜されてたのは森本さんですけどね(笑)。
板倉 REV.1時代にSランキングを競い合っていたライバルにボコボコにされたのは悔しかったですね。
森本 変わった作戦はおもしろいですね。
● 板倉さんも森本さんも、タンクの撃破に苦労してましたね。
板倉 みんながうまくなってるんですよ。レベルが違う。昔は「陸(戦型)ジム」で1回格闘攻撃で噛み付けたら(攻撃がヒットできたら)格闘ループで撃破できた、と言っても過言ではない感じだったんですけれども、今は三角外し(クイック・ドローを外して上空から見ると三角形の形に移動して戻り、再び連撃を入れる)も返してきますし、なにしろ格闘の間合いに入らせない動きがうまい人が多い。昔は、「タンクがフリーでいたらエサだ」と思っていましたけれど、今ではビックガンでこかされたりして。
森本 建物で隠れるのがうまい。
板倉 建物の周囲をグルグル回って、斬られないようにしたり、引っ掛けたり(格闘間合いで建物などを利用して格闘追尾を振り切る)。引っ掛けなんて、昔は偶然の産物でしたから、狙ってやるなんてなかった。
● そういえば、最初の頃は、板倉さんも森本さんも、「どれがタンクなのかわからない」って言ってましたよね?
板倉 REV.1の頃の「ザクキャノン」は中距離型で、拠点攻撃能力なんてほとんどなかったですから。キャノン系機体(「ザクキャノン」、「ジム・キャノン」など片側1本の砲身を持つ2脚機体)は今で言うところの射撃型だったんで。あと、「マザク(ザク(I)後期型)」を見て、「ザクI・スナイパータイプ」だと思って……。「なんでスナイパーがこんなに前に出てきてるんだ?」ってよく見たら「遠」って書いてあるという。先ほども「ガンダム」が格闘型になってたって話をしましたが、いろいろ違いに戸惑いましたね。
森本 タックル追撃もなかったし……「シャザク(ザクII(S))」は最初めっちゃ怖かったです。コストも安いし。
ここからは来場者のアンケートで募集した質問コーナーとなった。
● 「戦場の絆」をプレイしていて良かったことはなんですか?
板倉 今考えれば、社会に出ると、昔からの友達か、職場の友達しかできないじゃないですか。社会人になってから、まったく知らない人と、ご飯に行ったりする友達になっちゃう、みたいなことはこのゲームをプレイしないとなかったんだろうなと思いますね。結構お金持ちがプレイしていたりするんで。「ちゃんと仕事してるな」っていう人が多いですね。話も気持ちいいし。
森本 「戦場の絆」を通じて知り合った方が、リアルに「ガンダム」が好きな世代で、程よく楽しむぐらいの社長さんなんですが、その方が、毎年クリスマスになると、僕の家にリアルにクリスマスケーキを持ってきてくれるんですよ。その人の本名を知らないんですけれども(笑)。パイロットネームだけ知ってます。
● 上村さんは板倉小隊の中で誰がタイプですか?
上村 それは……やっぱり隊長ですかね。板倉さん。
森本 なんで?
上村 板倉さんがやさしいんですよ。
カバパン この前は森本さんが優しいって言ってたじゃん(笑)。
上村 森本さんのお話をいろいろ聞いていると、よきパパだなと。
森本 なんだかリアルな話になってる(笑)。
● 4人で出撃するときに、1番大切なことはなんですか?
上村 結局、みんな楽しくやってますよね。
板倉 楽しく遊ぶこと。それとプレイ料金の安い店を探すのも大事ですね。
● 皆さんにとって「戦場の絆」って何ですか?
森本 息抜きですかね。意外と野良が好きなんですよ。1、2時間、パッと遊んで今日は終わり、という感じで。
板倉 REV.1の頃は趣味で遊んでいて……かといって今は仕事だけか、というとそんなことはなくて、ハマっちゃってますし……。僕はこの仕事ができて、本当に「毎日こんな日が続けばいいのに」、「毎日ゲームして仕事になってたらすごいな」って思いますね。
4人で知っている人だけで遊ぶのも楽しいし、1人で入って「よく当たるなこの人」っていう人もいるじゃないですか? この間もカバと2人で遊んでいるときに、マッチングが早くて、前回乗ったふざけた機体に決められちゃってて、2人で「すまない」、「全機」、「すまない」ってシンボルチャットしたんですけれども、マッチングした2人がすごくいい人たちで……。全然怒ってなくて。その試合勝ったから怒ってなかったのかな?
カバパン スタートから雰囲気よかったです。
板倉 こういった、対人ゲームならではの「人を介する」っていうところがいいですね。
上村 私も野良で出ますが、250カウントで仲良くなれると嬉しいですね。声優友達でちょくちょく遊んでいる人たちがいて、一緒に出たりしますけれども……知らない人たちとも仲良くなれるのが大きいですよね。絆を感じたりします。
カバパン 暇つぶしがてら遊んだときに、同タイミングで知ってる人と当たったりとか。1人で遊んでいても、友達を引く可能性があったり。それがすごく楽しいです。
板倉 連邦、ジオン両方遊んでいると、さっき味方だった人と敵(軍で)マッチ(ング)したりとか。敵だと戦闘終了後に目の前に来て踊られたりとか。おもしろいですね。
ほかにも、板倉隊長の年収や上村大佐の第9回のグレートキャニオン話(松戸のレポート参照)など、ぶっちゃけトークが続いた。
■ 板倉・森本チームVS.上村・カバパンチームとなったシャッフル大会
今回のシャッフル大会は、板倉・森本チームと、上村・カバパンチームで、残り2人のメンバーをくじ引きで選出し、さらに板倉小隊メンバーは恒例となった「カテゴリーくじ」を引き、引いたカテゴリーのみ搭乗するという形式で行なわれた。マップは前回同様、ニューヤーク。
今回はイベントで全敗記録を更新してきた上村大佐と、全勝記録を更新してきたカバパン中将がチームを組んだことで、板倉・森本チームとどんな戦いを見せるのかに注目が集まったが、板倉大将と森本少将の「狙撃型」や「射撃型」がどう機能するかも注目された。
ここで、「絆コーディネーター」の愛美さんが拍手とともにステージに登場。「スペシャルゲストなんて恐れ多いです。改めまして、絆コーディネーターの愛美です。みなさんどうぞよろしくお願いしまなみん」と番組ではおなじみのあいさつで、拍手喝采を浴びていた。
そして、対戦模様のレポートには松戸に続いてタンク乗りのスペシャリスト、「193!」氏が登場した。
1戦目からいきなり板倉大将が遠距離砲撃型、森本少将が射撃型(ジオン公国軍)、上村大佐が近距離戦型、カバパン中将が狙撃型(地球連邦軍)という、なかなか興味深い対戦に。番組出演者を引いた上村・カバパンチームが終始戦力ゲージをリードし、危なげない勝利となった。
2戦目は板倉大将が遠距離砲撃型、森本少将が射撃型(地球連邦軍)、上村大佐が近距離戦型、カバパン中将が狙撃型(ジオン公国軍)という対戦。拠点の落としあいから前回の松戸でも活躍した前衛パイロットが板倉、森本両名を撃破し、森本中将は3落ちという状況でジオン公国軍がリードを保って勝利。
3戦目は板倉大将がまたもや狙撃型、森本少将が近距離戦型(ジオン公国軍)、上村大佐が格闘型、カバパン中将が遠距離砲撃型(地球連邦軍)。板倉・森本チームはフルアンチの体制で臨んだが、板倉大将が常にマークされて先に落ちてしまい、撃墜されたのは上村大佐だけという上村・カバパンチームに完敗してしまうという状況に……。
4戦目は、板倉大将がついに格闘型、森本少将が遠距離砲撃型(ジオン公国軍)、上村大佐が射撃型、カバパン中将がまたもや狙撃型(地球連邦軍)に。しかし、板倉大将がスカウトしてきた少年兵の活躍で、拠点を攻撃していたカバパン中将の後ろから放たれたドムのジャイアント・バズAがヒットしダウンしたことで、最後の最後に拠点撃破が間に合わず、ついに板倉・森本チームが勝利を手に入れた。少年兵は若干9歳ながら、敵戦力の報告、撃破報告、自らの撤退などをちゃんとボイスチャットで報告しており、来場者一同感心しきり。会場の喝采を浴びていた。
第5戦目は板倉大将がまたもや遠距離砲撃型、森本少将が近距離戦型(ジオン公国軍)、上村大佐が格闘型、カバパン中将がこれまた狙撃型(地球連邦軍)を引いたが、上等兵、一等兵とチームを組んだ上村大佐とカバパン中将が混乱のうちにカテゴリをこっそりチェンジ。番組出演者を引いた板倉・森本チームに戦いを挑んだが、終始ジオン公国軍側が戦力ゲージをリードして勝利となった。
そして最終戦。ここだけは好きなカテゴリーの機体に乗ってOKということで、軍曹、上等兵とチームを組んだ板倉大将と森本少将が「ガンダム」(地球連邦軍)でフルアンチ、大佐2名とチームを組んだ上村大佐が「ゲルググ(G)」、カバパン中将が「B.D.2号機(NS)」(ジオン公国軍)で格、近、射、遠と拠点攻撃編成の戦いとなった。この戦いも容赦なく上村・カバパンチームが圧勝で勝利した。
■ namcoサンスクエア王子店の新大隊名は「王子ストライカー」!
最後に、板倉大将にこのnamcoサンスクエア王子店の大隊名を命名してもらうということになった。番組でも絆を感じたプレーヤーに称号をプレゼントしてきた板倉大将だったが、いろんな事情を考慮したため、決定には長い長い時間を要した。結果、同店舗の入るサンスクエア王子にあるボウリング場にちなんで「王子ストライカー」と命名。さっそく大隊名の変更が行なわれた。
これでイベントは全プログラムを終了。最後に、2月26日の深夜に放送されるという予定の特別番組にて、サプライズがあるという告知がされた。これからの板倉小隊にも注目していきたい。
板倉小隊のメンバー全員が03、04、05、06のP.O.D.にサインを入れた |
(2012年 1月 17日)