特別企画 DS「みんなとキミの ピラメキーノ!」【番外編】
「スタジオで ピラメく 恋も友情も!」番外編
番組の人気コーナーで、きっちり遊ぼう! 編


発売中(11月25日)

価格:5,040円

CEROレーティング:A(全年齢対象)


 子供がちゃんとした大人になる為の面白いハウツーを教え続けてくれる人気番組「ピラメキーノ」。それがとうとう、株式会社バンダイナムコゲームスとの協力により、ニンテンドーDS用のゲームになった! タイトルは「みんなとキミの ピラメキーノ!」。番組の魅力的な出演者・キャラクターやコーナーがたっぷり詰まった、新感覚のゲームになっている。

 プレーヤーは番組のマスコット、ピラメキパンダにスカウトされ、スタッフの一員になることに。スタジオ内を歩き回る人気キャラクターとの会話を楽しみながら、ミニゲームになった各コーナーで遊んで、番組の人気度、そして、自分の人気度が上がるように頑張らなければならない。バラエティーに富んだミニゲーム集としても遊べるし、キャラクターとの会話で好感度を上げて関係を深めるという、コミュニケーション恋愛ゲームならではの要素も強い。「あの人気キャラクターと恋人関係?」という、まさかの展開も待っている。

 今回、面白い企画が実現した。「ピラメキーノ」の人気上昇中の新人キャラクター、「Mr.キッチリー」が突然、弊誌の編集部を訪ね、ライター&アクターのジョン・カミナリさんに、是非“プリーズ! ゲームをプレイして感想を教えて下さーい!”と頼んできたのだ。というわけで、6回に分けて、本作の楽しみ方を紹介していくことになった。しかも、普通のレビュー記事ではつまらないので、Mr.キッチリー&ジョン・カミナリさんの対談という形で掲載される。秘話連発&ハプニング満載のその中身を要チェック!

【ジョン・カミナリ】【Mr.キッチリー】
年齢:35歳
国籍:イタリア
職業:ゲーム評論家&アクター
ピラメキーノのお気に入りコーナー:だるだるイングリッシュ
ピラメキーノのお気に入りキャラクター:ダルさん
将来の夢:ゲームキャラクターになること
年齢:35歳
国籍:???
職業:ダンサー&邪魔者
ピラメキーノのお気に入りコーナー:だるだるイングリッシュ
ピラメキーノのお気に入りキャラクター:ダルさん
将来の夢:地球人をキッチリーにすること(?)

【第1回】/【第2回】/【第3回】




■ 番組の人気コーナーで、きっちり遊ぼう!

Mr.キッチリー(以下省略、K):今日のランチ、なんてフワフワだったんだ!

ジョン・カミナリ(以下省略、J):今回はどうしたの、Mr.キッチリー?

K:OH NO! 編集部の近くのファミレスで、フワフワな和風パスタを食べてしまいましたー! スパゲッティに“NORI”がかかっていましたヨー!! アンビリバボー!!

J:……そこまで言わなくたっていいじゃない! 和洋折衷もいいことだろう。君のほうがよっぽどフワフワしていると思うよ。特にその髪型がね。

K:ホワット? 私のヘアスタイルの何が悪いのですか? この髪型は1970年代にすごく流行っていましたヨー!

J:そうね……でも現在は2010年だよ。カレンダーを毎日きっちりチェックしてる?

K:……。

J:とにかく、「みんなとキミの ピラメキーノ!」に集中しようよ。今回は番外編だよ。つまり、今まで言えなかったことを一気に話そうと思う。テーマは……まだ紹介していない「ピラメキーノ」の人気コーナー……面白いミニゲームになったかどうか、はっきりさせたいのだ!

K:OH!きっちり感想を聞かせて下さーい!

J:まずは……「3onストライカー」だ!


このゲームではプレーヤーは外野の3人の選手をコントロールする。ボールをうまくパスしながら、フィールドの真ん中に設置されたゴールの中にボールを入れなければならない。ゴールキーパーのレベルがだんだん上がっていくし、制限時間もあるので、油断は禁物!

パスすればするほど、エネルギーが溜まっていき、ゲージが満タンになると、必殺技が使えるようになる。バーが溜まったレベルに応じて、必殺技の内容が変わる。カッコいい動画も流れるから、さらに盛り上がるぞ!必殺技のレベルが進むほど、ゴールの成功率が上がるから、エネルギーを消費するタイミングがとても重要!

K:サッカーのようなミニゲームですネ。THAT’S面白い?

J:とても遊びやすいけど、レベル4の鬼カベ以外、難易度が本当に低かったよ。やはりこれはゲームだから、もう少し手強いライバルが登場してもおかしくないと思ったんだけど……。

K:なるほどネ。

J:次は、「なんてフワフワなんだJAPAN」のミニゲームの感想ね。

K:プリーズ! 私が登場しているから、1番気になりますヨー!

J:単刀直入に言うと、予想と違っていたのが残念だった。なぜかというと、もともと音楽と振り付けでできたコーナーだから、僕の中ではリズムゲームのようなミニゲームをイメージしていた。ところが、「ONARAはずかしくないよ」とダブってしまうから、別のジャンルになったと思う。

K:そこがキッチリーしてないってことですか?

J:Mr.キッチリーは「ドンジャラ」を知っているかい? ……麻雀の子供バージョンといったところかな?

K:ホワット? デンジャラス? 危険な遊び?

J:なわけないだろう! 子供の為の遊びだよ。まあ、カードゲームと思っても構わな……あれ? Mr.キッチリーは全然遊んでいないということ?

K:ルールがサッパーリだったもので……。

J:だろうね。ゲームの基本は同じ柄のパイを3つ揃えること。あと、フワフワキャラの特技を使って、相手に邪魔を送ったり、パワーアップしたりできる。ゲームとしてはしっかりしているけど、音楽の要素が活かされていないのが、もったいないなと思っただけ。


パイをもらったら、まずペアになっていないパイを捨てていく。目標は同じ柄のパイを3枚揃えること。サブキャラの特技を良いタイミングで使えば、逆転も狙えるぞ! ちなみに、ドンジャラした時のポイントは、パイの組み合わせによって変動する

K:フランクに言って、私もゲーム機の画面でも踊りまくりたかったヨー!

J:まあね。それより、最も面白かったのは、「ゴムダンス」だよ。番組でも絶大な人気を誇るゴムを使ったダンス。その面白さは完璧に再現されたと思ったよ。リズムゲーム好きにはたまらないかも……。

ゴムダンスは、画面の上部に流れる指示に従ってタッチスクリーンの足と足をペンで結ばなければならないという新感覚のリズムゲームだ。レベルが進むと、テンポが速くなると共に、足の位置も細かくなるので、テクニックも要求される

K:同感ヨー! 私にとってもお気に入り!OH……SORRY, DARU-SAN!

J:フリースタイルの部分も用意されているから、その部分でお笑い芸人に教わったスペシャルトリックを使えるチャンス。高得点も狙えるから、人気が一気に上げられる貴重な機会でもあるよ。「ゴムダンス」というゲームを作って欲しいぐらい、超面白かった!

K:VERY GOOD! それを聞いて、開発者達もエンジョイするでしょうネ!

J:じゃあ、次のコーナーに行こう。「うがい官房長官」。お笑い芸人がうがいしながら言う言葉を、プレーヤーが当てる人気コーナー。タッチスクリーンに表示された文字をなぞると、言葉ができあがっていく仕組みになっているよ。用意された問題数が多いし、毎回内容が異なるから、とてもやりがいのあるゲームだよ。しかし、気になったこともある。音質が微妙だから、声が本当に聞き取りにくい。つまり、声を当てにするよりは、画面に表示された文字とヒントに注目したほうが、正解の確率が上がると思うよ。


はんにゃさんとフルーツポンチさんが順番に登壇して、うがいしながら数々の言葉を発音していくミニゲーム。難易度が上がってくると、「ことわざ」や「早口言葉」も出現するから、プレーヤーの集中力と洞察力が試されるぞ!

K:ちなみに、Mr.キッチリーの名前も出るそうですヨー!IT’S A HONOUR FOR ME!

J:だから英文字禁止だったろうが!

K:申し訳ございませんでした!

J:あとね、「記憶への挑戦」という遊びもあったよね。サブキャラの絵が出る順番を暗記して、それをリピートするミニゲーム。


「記憶への挑戦」での操作はとても簡単。上画面で流れた順番を瞬時に暗記し、下画面の絵を正しい順番に押せば、次のターンに移る。暗記するべき絵の数は少しずつ増え、記憶するのが難しくなる。なお、得点は消費した時間によって決まるから、タッチペンの動かす速さも重要なファクターになる

K:私は記憶力を使うゲーム、大の苦手でーす! フランクに言って、2番目までしか覚えられませんでした……。

J:正直、僕もあまり自信がなかったけど、遊ぶほど記憶力が鍛えられるから、とても為になる遊びと思ったよ。次のレベルになかなか進めないというところには、ちょっとイライラを感じたけどね。他のレベルがあるのかなと、疑っちゃうぐらいだよ!

K:「漢字おバカ殺人事件」は?

J:はんにゃ川島さんの“漢字おバカ”をテーマにしたゲームね。


川島さんが書き残したメッセージの意味を当てるゲーム。間違った漢字から想像をふくらませて正解をさがせ!

K:YES! 死ぬ直前に川島さんが書き残したメッセージの意味を当てるゲームヨー! 漢字が完全に間違っているから、その意味を探るのは、まさにインポッシブル!

J:ちがうよ!それこそが醍醐味だから、不可能とか言わないでね。結局、3つの選択肢から選べるわけだから、正解率は33%だね。想像力を使えば、答えは出てくると思うよ。それより、このコーナーの出現率が問題だと思う。たまにしか出ないから、もっと頻繁に遊びたかったなという感じだったよ。僕、川島さんの大ファンだしね!

K:HEART OUT! つまり、心外でしたヨー!

J:だって、川島さんってカワイイだろう? 彼のお腹にいつも癒されているよ。ところで、彼、本当におバカなの? そばで働いている君が、知らないはずないだろう?

K:NO COMMENT! お笑い芸人のシークレットは絶対的! ご想像におまかせしまーす!

J:そうだったのか? では今回はここまで。次の機会にまた話を続けよう!

K:SEE YOU NEXT TIME!


(続く)


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(2010年 12月 6日)

[Reported by ジョン・カミナリ]