Mr.キッチリー（以下省略、K）：みなさん、キッチリーです。よろしくおねがいします。先週持ってきたゲーム、「みんなとキミの　ピラメキーノ！」、キッチリ遊んでくれましたか？

ジョン・カミナリ（以下省略、J）：もちろんだとも。約束通り遊んだよ。番組をよく知っているから、予想以上によくできてるなーと思ったよ。

K：REALLY？I’M SO HAPPY!

J：あの、Mr.キッチリー、読者さん達は日本人なんで、英語の使用を慎んでくれる？ せめて、カタカナにしてくれよな？

K：はい、誠に申し訳ございませんデシタ。

J：ほら、ちゃんと敬語も使えるじゃないか？　そんな感じで、これからもよろしくね！“デシタ”の発音はアメリカ人っぽかったけど……

K：そうですか……。

J：とにかく、ゲームの序盤にできることについて意見交換しようじゃないか？

K：このゲームのキャラクター作成はすごいでしょう！ ワタシにそっくりのキャラクターがあっという間に作れましたヨー！

J：単なるキャラクター作成にそんなに熱くなるなよ。数々のパーツが用意されているから、自分そっくりの顔を作成できるけど、僕のキャラクターは作れなかったよ。何故なら、“ハゲ”が選択できないからだよ！

K：あら！ そんな大切なパートが選べないなんて、アンビリバボー！ でも、ハゲの子供はいないでしょう？ 一応、これ、子供向けのゲームですしネ……。

J：しかしだ。自分の息子が遊ぶのを見て、プレイしたくなっちゃった、ハゲのお父さんが存在したら、どうなる？ 自分の分身を作成できないだろう？

K：はい、この件に関しましては素直に謝りマース。続編にはキッチリ入れます！

J：まあ、怒っていないから、そんなに気にするなって。それより、ちょっと考えたんだけど、あんた、このゲームに殆んど登場していないじゃないか？

K：あの……ワタシはまだ新人なので……。

J：“あれ”が絡んでないの？ ほら、この間の、キャラクター人気度の投票結果。僕、テレビで見たよ。あんた、20位で、あまり人気がないから、こんな結果になったんじゃないの？

K：ユー！ き、きっついことを言いますネ。ら、来年の投票でもっと頑張るから、キッチリと19位になって見せますヨー！

J：それはともかく、ゲームの話をしようよ。キャラクターを作成すると、性格診断パートに移るよね。15の質問に答え、自分のキャラクターの性格が決まるわけだね。Mr.キッチリーも、素直に答えられた？

K：YEAH。もちろん。結果は……I FORGOT IT。忘れちゃったヨ。とにかく、ワタシのお気に入りキャラクターは……ダルさんデース。

J：ねえ、Mr.キッチリー。彼の人気に追い付けなくて、フラストレーションを感じているわけだね？

K：……。

J：正解。その沈黙が全てを物語っている！ ダルさんは本当に最高だよな。ちなみに、ダルさんのミニゲームも……。

K：いや、それは次回の楽しみデース。まだ感想を言わないデ！

J：わかった、わかった！ で、キャラクターを作成して、性格診断を終えると、スタジオ入りだね。スタッフの一員としてのバーチャルライフが始まる感じだね。一応僕も番組を見ているから、はんにゃ＆フルーツポンチを始めとした人気キャラクター達がばっちり再現されていると思ったよ。スケジュール表の出演キャラクターもチェックできるし、開発者達のこだわりというものを細かいところでもいっぱい感じたよ。

K：THANK YOU！ 開発者達にきっちりと伝えさせて頂きマース！

J：ところで、番組ホームページにアップされた動画を見たよ。Mr.キッチリーはあの“ちょっぴり有名人”に猛アタックしていたじゃないか？ ほら、牧田ADだよ。

K：何？ ワタシの純粋な気持ちに気付きマシタか？

J：当然だよ。だって、各コーナーで一切遊ばないで、牧田ADをナンパしまくっていたじゃないか？ まあ、本作の遊びのメインはコミュニケーションだからね。人気番組のキャラクター達と親しくなれるゲームは本当に珍しいと思うよ。

K：キャラクターはみんな好きですが、やはりメインターゲットは牧田ADですヨ。キッチリ、彼女のハートを射止めてみせますヨ！

J：ね、Mr.キッチリー。このゲームの会話パートは昔の恋愛シミュレーションゲームみたいだね。3つの選択肢から適切な答えを選んで相手の好感度アップを目指す。王道中の王道だね。しかも、ショップで服やアクセサリーを買って、好きな人にプレゼントを渡せるんだよね。ハートの数が増えて、知り合いから友達・ライバルへ、友達から恋人へと……いろんな関係が楽しめるわけだね。逆に女性プレーヤーは、あの人気お笑い芸人の恋人に……なんてこともありえるわけだね。

K：その通り。コミュニケーションを楽しみながら、番組の毎日を体験できるので、ファンにとってはとても貴重なチャンスになっていると思いますヨー！

J：Mr.キッチリー、今日は本当にありがとうございました。僕はきついことも言っちゃったみたいだけど、ごもんね。とにかく、次回、もっと正確な感想を言えるように、「みんなとキミの　ピラメキーノ！」を続けるね。では、また今度！

K：THE PLEASURE WAS MINE!

J：だから、英語を使うなって！

K：ご、ごめんナサーイ！