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「I LOVE 武蔵ちゃんのシブサワ・コウです！」コエテク、「Fate/Samurai Remnant」完成発表会を開催
願望機「盈月の器」のビジュアルが初公開
2023年9月27日 18:19
- 【「Fate/Samurai Remnant」完成発表会】
- 9月27日開催
- 会場：八芳園
コーエーテクモゲームスは、9月28日にPS5/PS4/Nintendo Switch版、9月29日にPC（Steam）版が発売予定の「Fate」シリーズの最新アクションRPG「Fate/Samurai Remnant（フェイトサムライレムナント）」の完成発表会を開催した。
本作は江戸時代の日本を舞台に、願いをかなえる願望機“盈月（えいげつ）の器”を巡る戦い、“盈月の儀”を主人公の剣士「宮本伊織」が、サーヴァント「セイバー」と共に戦い抜くアクションRPGゲーム。コーエーテクモゲームスの「無双」シリーズで知られるω-Forceと「Fate」シリーズを展開するノーツが共同開発し、アニプレックスが制作協力を行なっている。
発表会の会場は東京都港区白金台にある「八芳園（はっぽうえん）」。 江戸時代には旗本や大名の屋敷だった場所として有名で、今は結婚式などのイベントで広く利用されている日本庭園だ。会場ではコーエーテクモゲームス代表取締役社長の鯉沼久史氏、ゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウ氏、アニプレックス代表取締役執行役員社長の岩上敦宏氏が登場。イベント後半には本作プロデューサーの庄知彦氏、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品氏を招いてのトークショウやデモプレイが披露されるなど、非常に力の入った発表会となった。
鯉沼氏は「『Fate』シリーズで知られる有限会社ノーツと『無双』シリーズで知られるω-Force、そして『Fate』アニメシリーズを手がける株式会社アニプレックスの協力によって実現した本作は期待を大きく超える作品として完成したことを感じている」と語り、また「『Fate』シリーズのファンの皆様はもちろん、広くゲームファンに楽しんでもらえる作品になっておりますので、多くの方に遊んでいただけることを願っております」とコメントした。
シブサワ・コウ氏は「I LOVE 武蔵ちゃんのシブサワ・コウです！」と元気に登場し、会場に設置されていた「宮本武蔵」の等身大フィギュアと共に、自身が「FGO」の英霊剣豪七番勝負で「宮本武蔵」に惚れ込んだことがゲーム開発への始まりであることを語った。そして、ゲーム開発を受け入れてくれたTYPE-MOONと、そこに繋げるための架け橋となってくれたアニプレックス代表取締役執行役員社長の岩上敦宏氏に感謝の言葉を送った。
また、本作について「ω-Forceが得意とするスタイリッシュでかっこよくて爽快感溢れるアクションと、濃密で奥深いストーリーで描かれる『Fate』シリーズの世界観が融合した高いクオリティーの作品に仕上がった。世界中の『Fate』シリーズ、並びにゲームファンの皆様に『Fate/Samurai Remnant』を通して、今までにない面白さに溢れるゲーム体験を楽しんでいただきたい」とコメントした。
最後に岩上氏が登壇し、自身がアニメのプロデューサーとして長く関わってきたTYPE-MOON作品に「Fate/Samurai Remnant」が新たな作品として加わったこと、そしてそれをサポートできた喜びについて語った。また、本作が「Fate」シリーズを知らない方への最適な入り口にとなるタイトルになるのではと期待を寄せた。
3者の挨拶が終了後、総監修の奈須きのこ氏とデザイン監修の武内崇氏からのメッセージがMCに代読される形で発表された。
お待たせしました。江戸を舞台にした伝奇剣劇アクション、「Fate/Samurai Remnant」じき開幕でございます。マスターとサーヴァントによる因業渦巻くバトルロイヤル。既に見知った聖杯戦争のルール下でありながら、“友と前線で背中を合わせて戦う”初のFateを、心ゆくまでお楽しみください。それは時代の転換に取り残された、切望者たちのものがたり。
「Fate/Samurai Remnant」完成おめでとうございます。本作の制作・監修を通じて、Fateという作品の持つ魅力の幅、面白さの奥深さを改めて感じることが出来ました。人間の願いが結実した英雄譚であり、人間の業で積み重ねられた剣戟物語。本作に興味を持たれた方は、是非ともこの物語の行く末を見届けてください。
イベント後半では、本作プロデューサーの庄知彦氏とお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品氏が登場。庄氏がゲームの内容を解説する際、初めて“盈月の器”のビジュアルが公開された。
ゲーム解説後は、粗品氏によるデモプレイが披露された。デモプレイでは粗品氏がセイバーと共にランサー陣営の「地右衛門（ちえもん）」とそのサーヴァント「ランサー」との戦いに挑戦した。
あまりアクションゲームをプレイしないとコメントしていた粗品氏だが、プレイ中は敵の攻撃を華麗に回避したり、サーヴァントの宝具を発動してダメージを与えるなど、初めてのプレイとは思えない戦いを繰り広げていた。しかし、最後は回復アイテムである「おむすび」がなくなってしまい、惜しくも敗北してしまった。
プレイ後、粗品氏は「めっちゃおもろかったです。すいません、負けてしまいました」と謝るも、「敵強くないですか？」と勝てなかったことを悔しがるようにコメントした。
加えtえ、自身の「Fate」愛をひとしきり語った後、最後に「『Fate』シリーズていう作品がございます。1回ちょっと見てみて、1回遊んでみてください。僕もそうでしたけど、めちゃくちゃおもろくてハマったんでおすすめです。『Fate』初心者の方も、『Fate』ファンの方も是非プレイしてください」と発売を待つファンへメッセージを送り、発表会を締めくくった。
(C)TYPE-MOON/コーエーテクモゲームス All rights reserved. 制作協力 アニプレックス