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「ZENAIM KEYBOARD」8月8日より販売再開! キーキャップのガタつき抑制など“アップデートレポート”が公開

コイル鳴きの抑制やキーキャップの耐久性アップも

【ZENAIM KEYBOARD】

8月8日20時 販売再開予定

 東海理化のゲーミングブランド「ZENAIM」は、ゲーミングキーボード「ZENAIM KEYBOARD」のアップデートレポートを公開した。

 「ZENAIM KEYBOARD」は、自動車部品メーカー・東海理化による初のゲーミングデバイス。独自の磁気センサースイッチ・ZENAIM KEY SWITCHを採用し、1.9mmというショートストロークが特徴のゲーミングキーボードだが、スペースキーなどで使用されているスタビライザーに不具合が発生していた。今回、不具合発生箇所を修正した「ZENAIM KEYBOARD」のアップデートポイントが公開された。

 まずは一時販売停止の原因となったスタビライザー部分。スペースキーとエンターキー、左シフトキーにはスタビライザーが組付けられているが、アップデート版ではスライダーの形状を延長しキーキャップの外れを抑制したほか、ボディにガイドを設けることでガタつきを抑えている。さらに、スタビライザーへグリスを塗布することで“カチャカチャ”とした音も抑制している。

 またキーボードの照明をONにした場合、コイル鳴きのような音が発生する現象では、コンデンサを低振動タイプのものに変更し、照明制御用プログラムにアップデートを適用することで、音の大きさを約85%低減させている。さらに、キーキャップの塗装について従来品では爪などの硬度のあるものに対して耐性が低く、塗装がはがれる現象が発生していたが、アップデート版ではベースコートを2度塗りすることで剥がれ耐久力を約320%アップしている。

 加えて、脚が倒れやすいという意見が多数あったことからチルトスタンドの保持力をアップ。メインフレーム側の段差の高さを変更し、チルトスタンドが乗り越えるための保持力などをアップデートすることでチルトスタンドの保持力が約500%アップしている。

 「ZENAIM KEYBOARD」は既に交換対応を実施中で、5月販売分の購入者を対象に案内を送信している。また、これらのアップデートを適用した「ZENAIM KEYBOARD “アップデート版”」は8月8日20時より販売再開を予定。アクチュエーションポイントとリセットポイントが自動で追従する「MOTION HACK」などを実装するアップデートは、8月より9月にかけて配信予定となっている。