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サイバーエージェント、「ウマ娘」擁するゲーム事業の営業利益が赤字転落

3Qで売上伸ばせず全体も大幅減益

【2023年3Q決算発表】

7月26日 発表

 サイバーエージェントは、2023年9月期 第3四半期決算を7月26日に発表した。

 発表資料によれば、メディア事業と広告事業は増収するも、ゲーム事業が想定を下回り大幅減益。売上高は1,717億円で、昨対比0.2%減。営業利益は14億円で昨対比86.2%減となった。

 ゲーム事業は「ウマ娘 プリティーダービー」などが収益の大きな柱となっていたが、周年イベントなどで伸びた第2四半期からの反動によって大きく減収。売上高は第2四半期の621億円から337億円と減り、昨対比でも27.0%減となった。さらに営業利益は-1億円と赤字転落。第2四半期の152億円から大きく数字を減らした。

 ゲーム事業は「ウマ娘」のクロスメディア展開を継続し、10年IPを目指すという。2024年にはNintendo Switch/プレイステーション 4/Steam「ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭」の発売が控えているほか、モバイル「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」、モバイル「呪術廻戦 ファントムパレード」が2023年内に提供予定となっている。

 さらに2023年以降も、大型新規タイトルを複数提供予定としている。