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バンダイナムコ、大阪・関西万博「ガンダムパビリオン(仮称)」出展に向けパビリオン推進委員会と連携締結

7月11日 発表

 バンダイナムコホールディングスは、2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会と「2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)」におけるパビリオン出展に向けた連携協定を締結した。

 バンダイナムコグループは、2025年に開催予定の大阪・関西万博において、同社の代表的なIPである「機動戦士ガンダム」を軸とし、「もうひとつの宇宙世紀」を舞台に、「機動戦士ガンダム」が示す未来の可能性などを構想とした「ガンダムパビリオン(仮称)」を出展する。

 これに向け、本日7月11日、バンダイナムコホールディングスと2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会は連携協定を締結。両者が連携することで、大阪・関西万博のさらなる機運醸成と、持続可能な開発目標に貢献していくとしている。

 また、今回の連携協定を通じて、大阪エリアを中心としたサステナブルな取り組みが展開される予定とのこと。第一弾として、大阪府内の小学校を対象にプラモデルの企画から設計・金型・生産までの工程や最新技術の紹介のほか、プラスチック廃材のリサイクルなど持続可能なものづくりのための取り組みについて学ぶことができる「ガンプラアカデミア」が展開される予定だという。

 バンダイナムコグループは「リアルな宇宙世紀の幕開けに向けて、フィクションのガンダム世界の宇宙世紀を教訓として、より良い世界を目指し、ガンダムを旗印に、ファン・外部パートナーとも手を組み、未来の子供たちのために、様々なアクションを行なっていく」としている。

「機動戦士ガンダム」に関連した社会的課題への取り組み例

ガンプラリサイクルプロジェクト

 ガンダムシリーズのプラモデル「ガンプラ」のランナー(プラモデルの枠の部分)を回収し、最先端技術であるケミカルリサイクルによって新たなプラモデル製品へと生まれ変わらせることを目指すプロジェクト

ガンダムオープンイノベーション

 「宇宙世紀」とその背景にある「社会課題」と「未来技術」この掛け合わせにより未来の夢と希望を現実化するプログラム

ガンダムエデュケーショナルプログラム

 GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの"動くガンダム"や"ガンプラ"を素材に、ものづくりの楽しさや地球環境等について考えるきっかけを与える教育プログラム