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ホンダがF1に帰ってくる! 「アストンマーティン」チームのPUサプライヤーとして2026年より参戦決定

【本田技研工業:フォーミュラ・ワン(F1)への再参戦】

5月24日 発表

 本田技研工業(Honda)は5月24日、国際自動車連盟(FIA)が主催するモータースポーツ「FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」へ2026年より再び参戦すると発表した。

 Hondaは、日本の自動車メーカーで初めてF1に参戦した企業。これまでに撤退と参戦を繰り返しており、直近では2019年から2021年にかけて「レッドブル・レーシング」などへパワーユニット(PU)を供給し、2021年にはマックス・フェルスタッペン選手のワールドチャンピオン獲得に貢献した。

 2026年からはパワーユニットにおいて新たなレギュレーションが適用され、100%カーボンニュートラル燃料の使用が義務付けられる。Hondaは2026年からパワーユニットサプライヤーとして参戦し、成長著しいF1チーム「アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ・ワン・チーム」にパワーユニットを供給する。

 今回、再びF1に参戦する理由として、前回の撤退はカーボンニュートラル実現を含めた会社の方針転換によるものだったが、2026年より100%カーボンニュートラル燃料の使用が決まり「Hondaのカーボンニュートラルの方向性に合致し、その実現に向けた将来技術の開発に大きな意義を持つため」としている。なお、レース参戦や運営については株式会社ホンダ・レーシング(HRC)が行なう。