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【JAEPO2023】経験がなくても昇龍拳が出せる! お助け機能も搭載するAC版「ストリートファイター6」をプレイ

モダンタイプが初心者をサポート

【 ジャパン アミューズメント エキスポ2023(JAEPO2023)】

開催日程:2月10日~11日

会場:幕張メッセ国際展示場 9・10ホール

 アーケードゲームの展示会「JAEPO2023」のタイトーブースにて「STREET FIGHTER 6 TYPE ARCADE(ストリートファイター6 タイプアーケード)」の試遊台が出展されている。

 本作は6月2日に発売を予定しているカプコンの対戦格闘「ストリートファイター6」のアーケード版。2023年に稼働開始を予定しており、アミューズメント施設ならではのアーケード筐体で本作をプレイできる。ゲーム内容は基本的に家庭用版と同様だが、備え付けのレバースティックや迫力のサウンドなど、アーケード版だからこその魅力が満載だ。なお、会場にて試遊できるのはテスト段階のもので、撮影禁止になっていた。製品版のバージョンとは異なる場合があるとのことなので留意してほしい。

会場ではルークのタペストリーが設置!

 今回の試遊版ではリュウ、ルーク、ジェイミー、春麗、ガイル、キンバリー、ジュリ、ケンという8つのキャラクターを選択できる。2月9日はブースに4つの試遊台が設置されており、隣りのプレーヤーとの対戦ができる内容となっていた。

 筆者は格ゲーをあまりプレイしないので、上手くプレイできるか心配だったが「STREET FIGHTER 6 TYPE ARCADE」には操作方法としてモダンタイプが搭載されている。本機能は「ストリートファイター6」での実装が予定されている新機能で、なんとこちらを利用するとレバー操作が簡略化される。8ボタンの中でL2などが振り分けられている右下のボタンは必殺技ボタンとなり、レバーの入力+必殺技ボタンのみで手軽に波動拳や昇龍拳を繰り出すことができる。さらに、左下のボタンを押しつつ、弱攻撃や強攻撃を相手にあてると自動的にコンボに繋げてくれるというアシスト機能も備えている。そのため、あまり格ゲーを遊ばないプレーヤーや、コンボがわからないという人にうってつけの機能だ。

 今回は隣に座った方との対戦ということでビクビクしながらプレイしたが、不慣れなレバー操作であっても、本機能のお陰で昇龍拳や波動拳スムーズに出すことができた。しかし、対人戦は甘くない。あと少しのところまで削りきることができたものの最後は読み切られ敗北を喫した。

こちらは家庭用「ストリートファイター6」の操作タイプの説明。今回試遊したバージョンでは操作方法がクラシックとモダンの2種が用意されていた

 また、今回プレイしたバージョンでは隣の人のキャラクター選択が完了するまでの間はトレーニングモードをプレイすることが可能。ここでは細かな設定をすることが可能で、対戦相手が見つかるまでの間に操作を練習できる。トレーニングモードは「ストリートファイターV タイプアーケード」の内容をベースにしつつ、より細かな調整が可能になっているようだ。

 なお、アーケード版では自前のコントローラーを持参してプレイすることも可能となっているのが確認できた。今回の試遊版では接続口が塞がれているものの、アミューズメント施設に展開される製品版ではしっかりと利用できるようになるとのこと。2023年に稼働開始を予定している本作の今後に注目したい。